今日は阪神淡路大震災から16年目とのこと。月日の経つのがなんと早いことよ。もうすっかり忘れている。
最近のことは忘れているのに、ずっと昔のことを、意外によく覚えている。
ジャズ・ドラマーのスターと云えば、やはり、ジーン・クルーパーであろう。そして、誰もが思い起こすのは、カーネギー・ホールでのベニー・グッドマン楽団の「シング・シング・シング」での彼のドラミングであろう。あまりに派手すぎて、好き嫌いはあるが、やはり魅力のあるドラマーである。
彼の演奏を初めて聴いたのは、中学1年の放課後、音楽室で遊び半分にレコードを取り出し、聴いていると、たまたま、その中にジャズのレコードが1枚混じっていた。
一緒にいたT君の兄がジャズ・ファンで、ジーン・クルーパーの話をしたのを思い出す。
ベニー・グッドマンとの共演のレコードはたくさん発売されているが、彼を主体にじっくり聴こうと思っても、国内盤のレコードは意外に見当たらない。
やむなく、輸入版で見つけたのが、「THE ESSENTIAL GENE KRUPA」(V6-8571)と表記の2枚である。
ボーカルがアニタ・オディ、トランペット・ソロがロイ・エルドリッジという豪華メンバーである。
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