男性歌手を取り上げたので、女性歌手も取り上げよう。
ヘレン・メリルと云えば、コール・ポーターの作詞、作曲になる 「You‘d Be So Nice To Come Home To」である。
ややハスキーがかった独特の声で、夜、一人でグラスでも傾けながら聴くにはもってこいの歌手である。
レコードばかりで、生で聞いたことがなかったが、2004年8月、帝国ホテルで「インペリアル・ジャズ・コンプレックス」と題したジャズ・フェスティバルが開催され、それに彼女が参加するとの情報を得たので、チケットを購入した。
ジャズ・フェスティバルは、各地でいろいろ開催され、特に「ニュー・ポート・ジャズ・フェスティバル」が有名であるが、ゆっくり聴けそうにないので、出かけたことがない。
今回は、帝国ホテルの中で、暑さも気にすることなく、好きな演奏会場を選んで聴けるので、多少高い気もしたが、出かけた。
彼女は1929年生れだから、70歳を超していることになるが、あまり衰えを感じさせなかった。(少し甘いかな?)
このレコードのB面は、クリフォード・ブラウンと共演した全盛期のものが収められている。
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