想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

希望の党への希望は持てるか?

2017-10-02 13:07:31 | 政治

今回の選挙の対立軸は、強引な安倍政治への是否で、巨大与党に野党が集結してどう戦うかであるはずだったが、様相が少し変わってきた。
与党の過半数を前提に、野党がどれだけ勢力を拡大できるかがポイントと思っていたのだが、小池人気を背景に政権選択選挙と言われ始めた。
もし、政権交代を目指すのであれば、首班指名候補の小池の立候補は必然となるが、第1党になる見込みがなければ立候補しないだろう。
落選を恐れる民進党議員のドタバタぶりは不甲斐ない。
候補者人材不足の希望の党は、民進党、連合の資金と組織力を得ることで、与党に対抗できる相当な勢力になることが予想されたが、トランプに似た排除の論理が浮上し、これでは、第1党になるのは難しそうだ。
秘密保護法、安保法制等での民意を無視した強引な運営、森友・加計で見せた疑惑隠し、財政再建、消費税、原発、情報公開、地方分権、議員定数の削減と行革等、たくさんの課題があるが、すべてに同じ考えと言うのは無理があり、むしろ多様性をどこまで許容するかであろう。
ただ、このままリベラル勢力が衰退するのは寂しいし、国の将来のためにも良くない。