今シーズンの初戦となるブリスベン国際で、準々決勝で早くも敗れた。
錦織は、今シーズンのランキング８位でスタートし、この大会では第２シードであるから、決勝まで進みたいところである。
しかし、昨シーズン後半の試合を見ていると、ランキング１０位台には伸び盛りの選手もおり、安心できない状況にある。
準々決勝では、ランキング１８位のトミックとの対戦となったが、完敗であった。
昨年のブログで、ランキングの上位を維持するには、サービス・エースを取れる弾丸サーブを持っていないので、ファースト・サーブのコントロールと確率を上げることが必須と書いた。
この試合の、第１ゲームの勝負を決める第９ゲームで明らかなように、トミックはサービス・エースで苦境を脱している。
３－６，６－１，３－６のスコアに見るように、１ゲーム、ブレークされたら、セットは取れない。
フェデラーとあれだけのテニスが出来たのだから、もっとやれるはずである。
次戦以降に期待しよう。