想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

STAP細胞の結末

2014-12-27 18:16:23 | 日記・エッセイ・コラム

今年最大の話題とも言える夢のSTAP細胞はES細胞の混入の可能性が高く、存在しないことで決着した。
それにしても、このドタバタ劇は腑に落ちない。
先ず、これだけの世界を驚かす論文が、理研内で何の疑問もなしに発表されたことである。
理研の上層部が何も知らないとは、どうしても考えにくい。
もちろん、一次的には、小保方の責任は重大である。
若い女性とはいえ、れっきとした博士であり、科学者の端くれである。
私は、記者会見で、「200回、作成に成功した。」との彼女の発言を聞いたとき、疑問を持った。
もし、「2回成功した。」といえば、ある偶然の条件化において成功することはありうるかもしれないと思ったであろう。
ノーベル賞を受賞した天野教授の青色LEDも偶然が大きく影響しているとのことだった。
マスコミの報道にも問題が多く、今後の教訓であろう。
しかし、何年か後に、「STAP細胞が発見された。」とのニュースが流れることを期待しよう。