想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

アメリカの威信低下が促進?

2013-10-05 12:12:18 | 社会・経済

 

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アメリカがシリアへの軍事介入を示唆する中、ロシアのプーチン大統領の主導で戦闘が回避されたのはとても良かった。

 

今回の件で、すぐに思い出されるのは、イラクへの軍事攻撃である。

 

結局、大量破壊兵器など出てこず、一部の人間の利害の為であったことが明らかになった。

 

このことは、世界中の者が記憶しており、今回のアメリカの軍事攻撃に賛同が得られなかったのは当然であろう。

 

中東地区でのアメリカの影響力の低下が顕著になっているが、アメリカ議会の茶番劇は、軍事だけでなく、経済分野においても、支配力の低下をもたらすだろう。

 

今回のアメリカ議会を見ていると、以前の、日本の労働組合と経営者の攻防を思い出す。

 

日本では、「足して二で割る」という方式があるが、こぶしを上げたメンツをどう立てるかに腐心し、形だけのストライキに突入するということがあった。

 

長引けば、世界経済への影響は避けられず、アメリカへの信頼は低下し、その影響力を低下させるために、ドルに代わる新しい通貨が模索されることにつながるだろう。

 

アメリカは多民族国家であり、宗教も多岐にわたり、それぞれの利益代表が議員に選出されているので難しい点はあるが、民主主義の欠点が表面化しているようだ。

 

議員のレベルも低下しているのであろうが、早期の妥結を期待したい。