核兵器禁止条約が中米ホンジュラスが10/24に批准し、遂に条約発効の条件である50か国に達した。喜ばしいことである。昨日のニュースで49か国になった、後1か国だと言っていた。50番目が日本であればいいのだがと思っていたが期待は外れた。日本政府の核禁条約への態度は全くずれない。大したものだ。後々の歴史でこの日本政府の態度がどのように評価されるか。カギを握っているのは日米同盟である。良くも悪くも戦後の日本はこの同盟の恩恵に浴してきている。この同盟が有効に働く限り核兵器禁止条約への批准はない。他の核兵器保有国のどこも批准していない。三すくみどころか九すくみ状態だ。核保有国はアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、北朝鮮、インド、パキスタン、イスラエルである。日本は保有しないがアメリカの核の傘の下にいる。保有と同じ状態なのだ。
世界で唯一の被爆国がなぜ核兵器禁止条約を批准できないのか。原発稼働にも積極的であり続ける。原発事故の被曝国でありながら原発を捨てられない。同じ理屈が底流にありそうだ。
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