原発稼働回帰がヨーロッパで始まった。脱炭素すなわち地球温暖化を食い止める為にCO2を出さない原発に再び関心が戻ったのだ。数々の原発事過酷故、代表的なのは2011年の福島第一原発事故である。あれ以来ドイツをはじめ各国が脱原発にエネルギー源の舵を切った。ひとたび事故を起こした時の被害の甚大さ、運転コストが高い、使用後の核燃料の廃棄物処理の困難さ、放出される放射能は地球の広範囲に及び核廃棄物の寿命はものによっては何十万年後まで生きる。よって原発は使用すべきエネルギー源とはなりえないと各国は痛感したはずである。それが2011年から10年しかたたないのに再び原発に関心が戻るとは、情けない。
再生可能エネルギーにしか道はない。これの技術を極めてゆくべきで、再び原発の妖しく甘い誘惑に負けてはならない。
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