テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

東芝 ファンタジアステレオ FS-5500MC, Lausanne Deluxe

2018-01-22 11:18:09 | Weblog

 今日お預かりしたのは 東芝のファンタジアステレオ FS-5500MC でターンテーブルの出力が
小さいとのお話だった。 この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。  両サイドのスピーカーは修理の際
には不要なので中央部分だけをお送り頂ければとお伝えしたがどうも3つに分かれるタイプで
は無かった様だった。 (大変ご苦労様でした)

先ずはターンテーブルの動作を診てみたが回転は良好だったが音声出力は無かった。

説明書に依るとカートリッジはセラミックタイプとのことで劣化はしていないのでは無いかと考えたが
実際は全く機能していなかった。

1月23日 手元に在るステレオ・カートリッジで使えそうな物を探してみた(最後の2個)。

何とか上手く組み込めた。

先ずはラジオの動作を確認してみたが最初右チャンネルの出力が無かった(ハムのみ)。

ラジオ・シャーシ内の真空管の接触に問題が診られた。 何とか不完全ながら両チャンネルの出力
が出たのでレコードプレーヤの動作を診てみたが非常に良好で一安心した。

良好に動作していたが最後の曲の2/3程を過ぎた辺りで針が元のトラックに戻って仕舞った。

原因を探した結果上の画像に見られる部分が当って仕舞うことが問題だった。 オートチェンジャー
としては機能しないので、この部分を外して仕舞っても問題は無いハズだがご依頼主に確認しよう。

ゴーサインを頂いたので追加の作業に取り掛かるが、交換するペーパーコンデンサの数を可成
り少なく見積もって仕舞った。 覆水盆に戻らず  反省しきり!

1月24日 ペーパーコンデンサの交換に取り掛かった。

イヤハヤ想定した数量の倍以上で可也時間を費やして仕舞った。 次いでターンテーブルの改造
を行い好結果を得た。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする