Wurlitzer のジュークボックス用アンプだが添えて頂いた回路図にアンプ部分が無く後からメール
で送って頂いた。 この種の物の修理のご依頼は HP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致し
ます。
電源を繋ぐと交流成分の大きなノイズが発生するとのお話だった。
電源の電圧を徐々に上げた行ったが 80V までは問題無くアンプとして機能していたがそこを過ぎた
辺りからノイズが混入し出した。 確かに交流成分を含んだ可成りのレベルのノイズだった。
電源の平滑用とデカップリング用電解コンデンサ(ケミコン)の容量抜けの可能性が高かったの
で電源の回路を追ったが本来はプラスコモンの特殊なブロック型ケミコンが使われていたが通常
のマイナスコモンのケミコンが使われていた。 先頃までこの回路で使われていたのが不思議。
メインの 3,000μF/50V の所に 4,700μF/55V、他の極性が逆の所に正しい極性の同じ値の物を付け
てみたが残念ながら変化は無かった。 電圧が一定値を超え終段に可成り電流が流れ始めると症状が
出る様だった。 下の回路図の電源関連の全ての電解コンデンサを換えてみたが変化は無かった。
3月22日