LUXのA-3400(ハイブリッド)プリアンプの修理依頼を頂いたのですが、以前手掛けた同社A-3034と勘違いしていたことに今日、梱包を解きながら気付きました。 A-3034の数倍の部品数で、また使われているコンデンサ等の部品は新しい、またリークの少ないフィルム・コンデンサなのでサテどうするか迷うところです。 この種の物の修理に関しましてはこちらのホームページからお問い合わせ下さい。
●ご依頼主から伺った故障の詳細を元に動作しないと云うリードリレー、焼損した金属皮膜抵抗を調べてみました。 りードリレーのコイルが断線しており動作は確かにしないのですが、サテこのコイルを駆
動しているサイリスタを使った回路の制御部分が分からず、またミューティングを行っているリードリレ
ーの接点が回路のどこに入っているのかも分からず困りました。 次ぎに焼損した金皮100Ωですが片
端はB電源用ブリッジの出力端に接続されており過負荷に依って焼損したことが考えられるのですが
これまた電源回路がどうなっているのか分からず腹が立って来ました。 しかし組み立て説明書と銘打
った厚い説明書には丁寧過ぎる位に組み立て法が記されているのですが、有ろうことか全体の回路図
が無く、有るのは各ユニットの回路図のみ。 何とも不親切な説明書なのですが、何故こうも不親切な
説明書しか付けてないのか不思議です。 ユニット間の配線に付いては文章で記されている様ですが
回路図は無いのです。 LUXの物も数機種手掛けましたがそれらには全体の回路図も当然ながら付い
ておりましたが何とも不可解です(と云うよりフザケルナと言いたいところです) 5月16日
●何とか出力が出ない原因が分かり一安心致しました。 この種の機種はやりたくないですね。