テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, TC-2850SD (1973)

2016-02-09 12:02:39 | Weblog

昨日お預かりしたもののアップし忘れた SONY, TC-2850SD カセットデンスケ で速度が増減する
とのお話だった。 近々取り組ませて頂こう。  この種のカセット・レコーダの修理に付きまし
てはこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

2月10日  昨日通電してみたところテープ速度が倍程だった。 メインのベルトは可也伸びてい
たがどうもサーボ系に問題が在りそうだった。   何も資料が無く、この種の物の修理に長けて
いるJさんに可能性を聞いてみたが可也費用を要するのではないかと云うことでご依頼主に伺
ってみよう。

2月11日 回路を調べ始めた。 回路図が在れば早いのだがそれは叶わず時間を要する。

回転が速いのはサーボ系が機能してないのでは無いかと想像し、この種の物に長けているJさ
んに聞いてみたところ間違い無い様だった。 さてサーボと云うなら回転をフィードバックする部
分が在るハズと考えたが特にその為の物は無く、モーターと同じ筐体内に在りそうと想像した。

多分トランジスタ、3石(2SA734-2SC1364-2SC1474)を使った回路がそれと想われたが、この
回路でモーターの回転数の制御が如何にして可能となるのか目下不明。

2月12日 FGからの信号を診てみた、約800Hzだったがこれが本来の周波数では無いと想う。

モーター・ドライブの2SC1474のE-C間が怪しかった(完全に短絡している訳では無かった)ので手
許に在った2SD667に交換したところ速度は正常となった。 後でテスト・テープを使い確認しよう。

 

3KHzのテスト・テープを使い速度を調整し、右のメーターのランプを換え最終テストを行った。

戻って来た物を真空管アンプに繋ぎ聴いているが中々良い、とご連絡を頂いた。

 


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