テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

ビクター ステレオ BR-661FMG オーディオラ (1963)

2018-12-28 14:46:32 | Weblog

今日お預かりしたのは日本ビクターのビクターステレオ BR-661FMG でラジオもレコードプレーヤも
機能しているもののノイズが混入し、また脚の一つが折れて仕舞っているとのお話だった。 この種
の装置の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

おじい様が使っていた物だそうで捨てるに捨てられず何とか直したいとのお話だった。

床材はホモゲンホルツで見事に穴が開いていた。 引越しの時にぶつけられたとのお話だったが予め
外しておけば問題は起こらなかったのだが、今更それを云っても仕方無い。

1月3日 分解に取り掛かった。

シャーシーは底板にネジ4本で固定されているだけだったが、防振ゴムが溶けて外すのに難航した。

シャーシーを外した上で動作させたいのだがスピーカーだけで無く、リバーブユニット、マルチプレクサ、
イコライザ等との配線が多く外すのは可成り困難。 ただこの状態では作業場所に運び込め無い。

1月7日 通電し状態を確認した。 右チャンネルに時々可也のレベルのノイズが混入していた。

先ずは穴の開いて仕舞った部分の補修に取り掛かった。

脚を固定する部分の補修は上手く終わった。 さてノイズの原因が不明だがコンデンサ類の交換には
想像より可也多くの時間を費やしそうだった。

1月9日 コンデンサ類の交換に取り掛かったが先ずはパターン面に積もったホコリを払った。

上は交換後の基板の部品面、下はパターン面。

サテ組み込んでみないとハッキリしないがノイズは軽減したか? 

1月10日 シャーシーをキャビネット内に組み込んだ。 どうなるかと緊張しながら電源を入れ暫く動作を
待った。 やがて音が出始めたが気になっていたノイズは全く感じられず、それどころか中々の重低音
で関心しきり。 

 


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