今日お預かりしたのは当初中国製の真空管ラジオと伺った通信型受信機 HF 222-1 で
1978年製の物だった。 お話では全く音声出力が無くなって仕舞ったとのことだった。
この種の受信機の修理に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ から
お問い合わせ下さい。
多分音声のOPTが断線したか、+Bが来ていないのでは無いかと想像した。
電源部は別ユニットで接続の為のケーブルやスペアーの真空管、パイロット・ラ
ンプに加え取り扱い説明書(回路図を含む)、試験成績書等が添えられていた。
当然ながら中国語表記の為若干手間取ったが特に問題無く動作しラジオ日経
や7MHzバンドのアマチュア無線(SSB)も一応聞けたが完全では無かった。
無理無理言えば上の低周波ゲインつまみがこの辺りより下では音声出力が無くなる。
若干気になったのが電源電圧の設定で180Vとなっていた(自分では240Vで動作を確認
した)この電圧の昇圧トランスは見たことが無いが、100Vを入力していたのか?
*ご依頼主に2通メールを送ったが何故かエラーメッセージと共に戻って仕舞った。
その後電話でお話しした結果、こちらの想像は当っており100V電源でお使いになってい
たとのことだった。 しかし一時期動作していたと伺ったが俄かには信じ難いことだ。