今日お預かりしたのはスタンダードのマイクロニック・ルビー SR-G433、7石マイクロ・ラジオ
で10年程前までは動作していたとのお話だった。この種のラジオの修理に付きましてはこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。
この機種に多い比較的修理の簡単な問題かと想像していたが、実際はそれだけでは無く、ドライバー段の
トランス(T1)の一次側が断線していた。 こうなると同一、或は類似機種から取り外しか無いがどうするか?
4月13日 マイクロ・ラジオの修理に当たっては大げさに云えば先ず心を落ち着かせ る必要が有る。 先ず
は断線していたドライバー段のトランスを何とか生き返せないものかと取り組んでみた。 幸い一次側の断線
は直り思わずガッツ・ポーズを決めたのだが組み込んだところ二次側が今度は断線して仕舞いぬか喜びに
終わって仕舞った。 見えている巻線は多分0.05φ程度の極細ポリウレタン線。
仕方なく別のマイクロニック・ルビーからこのドライバー用トランスを外した。
仮に外で組み上げてみたが好結果が得られたので実際にケースに組み込んだ。 画像は本来のサイズ
のアルカリ電池で、時々米国から購入している。 今日も一挙に寿命は1月程縮まった気がする!