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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

YAMAHA CR-600 Natural Sound Stereo Receiver

2012-11-28 12:56:10 | Weblog

今日お預かりしたのはヤマハの CR-600 で先日まで動作していたものの不安定だった為エタノー
ルで拭いたところリレーが動作しなくなって仕舞ったとのお話でした。この種のオーディオ機器
の修理に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

伺った症状からプロテクター回路だけの問題では無いかと想像していたが、ことはそう簡単では無かった。

アチコチに問題が在りそうだったが、先ずはLチャンネルの出力段が温まって来た。 出力トランジスタの
問題とすると困ったことになるがと想い始めた。

どこか電源回路に問題が有るのかも知れないと調べ始めたが下の画像に見られる黒のリードが気になった。

サテ何処から外れた物か不明だったが出力基板のLチャンネル回路のE端子に何も繋がって無いのが
可笑しいのでここに繋ぎ様子を診てみたが温度上昇は診られなくなった。

未だ機能しない。 電源回路から当ってみた。 2+1系統の12V電源の内、安定化して無い+12Rは約+13.6V
だったが、安定化回路を通した+12及び+12Mは共に0Vだった。  電源基板を当る必要が有るがこの基板の上
にはIF回路の基板が乗っているサブ・シャーシーが在りこれを外すのは可也の時間を要する。

 帰宅時間となって仕舞い続きは現在我が家で認めているが画像は明日にも仕事場でアップすることにしよう。
サテ、電源基板を当たるにはその上のサブ・シャーシーを外さねばならず、面倒なダイアル・メカニズムも一度
分解しなければならないかも知れず可也の作業量となって仕舞いそうだと考えていたが何とかパターン面から
当たるだけなら一部を外すだけで済みそうだった。

今回の機種は回路図とパターン図が手に入ったので非常に作業効率が良く、先の+12及び+12Mに電圧出力
が無い原因を回路図上でシミュレーションしておいた。

予想は的中し全て機能し始めてくれた。 FMは感度もS/Nも良好で一安心したが、AMの感度は低く、辛うじて
受信出来ると云う程度で、感じでは本来の感度より20dB位低そうだった。 IFのトランジスタでも死んでいるの
か原因は調べてないがここを本来の感度に持って行くのは可也難航しそうだった。

 

 


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