テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

BRAUN、 RC2 (SK2/2) 2台

2010-11-11 18:39:55 | Weblog

BRAUN の RC2 (SK2/2) は 1950年代の AM/FM、2バンド 5球スーパーでラインナップは ECC85-
EF89-EF89-EABC80-EL84。 一部リムロック管用のシールドケースと想われる物が使われていた
が実際は EABC80 (9ピンmt管)だった。   この種のラジオの修理、改造に付きましてはこちら
の ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

その大きさから当初トランスレス型と想像したがトランスを使ったモデルでズッシリと重か
った。

通常中波、短波の周波数変換に使用される ECH81 等 3極 7極管が見当らず不思議だったが FM
のフロントエンドに使われている ECC85 が中波の周波数変換も担っている珍しい構成だった。

中波では問題は無かったが FM では周波数の低い方で発振が止って仕舞い ECC85 の gmが少
なからず低下している様だった (半世紀を過ぎており無理も無いが)。 (電源電圧を定格通り
にすれば話しは少し変わるが)

今日は FM の下端を 80MHzまで下げたが明日以降 76MHzまで下げるべく頑張ってみよう。

11月11日 カバレッジの下端は上手く76MHzまで下がり 2台目に取り掛かった。次いで iPod
等の入力端子を裏蓋に設け様と考えたがこの裏蓋 (合成樹脂製) の機械的強度が当初想像した
ものより低く、少しの力で割れる可能性が高いことから方針を変え、別に入力ユニットを外
付けする方式にした。 それと裏面にはフォノ入力が有り好都合だった。

2台目はダイアルポインターが欠落していたので真鍮棒を加工し取り付けたが違和感は無い。

コメント (1)
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