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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Drake, R 7

2020-03-14 11:41:50 | 通信機

 今日お預かりしたのは Drake, R 7 でダイアル面のバックライトが点灯しないと云うお話だった。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

伺った症状を確認した。

単にバックライト(ランプ)の交換なのだが多くのパーツを外さねばならず。 概ね30本のビスや
ナットを外さなければならない。

ランプの定格が分からず先ずは無難な12V (#53, 14.4V/1.2W) 用の物を使った。

途中まで組み上げたが今日の午後は都内でラジオ関連の集まりが有る為時間切れとなった。

3月15日 昨日の続きに取り掛かり組み込みを終え動作を診てみたが周波数表示の7セグメント
表示の一部に問題が診られた。 上は本来 1242 か 1243。

 

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Drake, R-4C

2020-03-08 13:25:33 | 通信機

今日の3台目は久し振りの Drake, R-4C で近々診させて頂こう。 この種の受信機の修理、動作確
認等のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

3月9日 先ずは通電してみたが最初ハムが出るだけだった。 暫くしてホワイト・ノイズは出る様
にはなったがボリュームのガリが酷く、また全く受信はしていなかった。 ダイアルにも機構的な問
題が診られた。

3月10日 昨日の結果から修理はここまでとしようとご依頼主にもお話したが、何とも気になり朝一
で気になっていた N B (ノイズ・ブランカー)をバイパスした。

予想は的中し一部の周波数だが一応 AM モード以外では受信し出した。 ただダイアルを回しても
受信周波数が変わらないと云う大きな問題は有るが何とかなりそうな気がする。 サテどうするか?

第二 IF はテッキリ 455KHz かと想っていたが実際は 5.645MHz+/-50KHzだった。 ただAM 用フィル
ターの周波数、バンド幅は汚れていて読めない。 上の CW2, CW1 用フィルターの位置は逆では?

念の為 AM 用クリスタル・フィルター単体の周波数特性を確認しておいた。 簡単な SG を使った
ので周波数の微調整が出来無いが約 5.648 Mhzだった。

次いで INJ 端子で第一混合に加えられている局発信号を診てみた。

ここでは PTO がキチント動いており上、下で周波数が 89KHz動いている。

XTALS 切り替えは 4 の処なので裏面に在る水晶ソケットの 4 番の処に挿入した物の周波数が17.099
(17.100) MHz程なのだろう。(17.1-11.1MHz=6.0MHzが受信周波数帯の下端となる?)

パイロット・ランプが切れていたので交換した。

XTALS 5 の処で約10MHzを受信した。

裏面に在る1~15と割り振られた水晶の使い道がイマイチ不明。  (ご依頼主が調べて呉れ受信希望
周波数帯下端+11.1MHzの水晶を使えば良いと分かった、また周波数の可変範囲は-100~+500KHz)

見難いが AM 用フィルターのソケット部分でメスの端子が抜けていた、これでは AM は機能しない。

割れていたソケットを表に出した。 以前の様に HC-6U 用のソケットが在れば問題は無いのだが!

帰宅時間を遅らせソケット部分の接着を試みた。*単に固定するだけならエポキシ系の接着剤を使
い簡単に済ますことが出来るが、ピンが挿入出来無ければならずサテ如何に接着剤を回避するか?

改めてこの機種のサービス・マニュアルに目を通してみた。 PTO の周波数範囲は 4.955~5.455MHz
とのことなので受信範囲 -100~+500KHzと云うのは計算が合わないのだが?

3月11日 今日から2-3日は時間が取れなくなるので PTO と水晶発振回路の周波数を確認しておいた。
1'st Mix の真空管はテッキリ回路図通りの 6EJ7/EF184 と考えていたが実際は 6HS6 だった。

サービス・マニュアルには PTO の周波数は 4.955~5.455 MHzと謳われていたが実際は約 4.785~
5.595 MHz で想像より可成り広い範囲を聴ける(-0.142~+0.67 MHz)。*若干低周波成分が混入。

一方水晶発振回路の方は略水晶に刻印してある周波数通りだった。 

クラブメンバーの S さんが今週末のミーティングの際に HC-6U 用のソケットを持って来てくれるこ
とになった。

3月14日 今日のミーティングの折に葉山の S さんがソケットを持って来て呉れた。

3月16日 S さんから頂いたソケットの組み込みに取り掛かった。  実際の回路は若干異なっていた。

裏面パネルを外せばソケットの取り付けは簡単に終わるのだが、この裏面パネルを外す為には多く
の部品を外さなければならず、痛しかゆしと云うことになる。 ソケットの取り付け穴は上面から74
mm程の所に在り作業は全て上からやらねばならずビス1本固定するのも簡単では無い。

何とかクリスタル・フィルター用ソケットを取り付け AM の受信を確認した。

次いで 7.00 MHz用に局発の周波数を合わせ (12.645MHz) マーカー発振器を受信してみた。

7MHz ピッタリを受信出来たが感度が低い。

先ず RF 周りを調整してみたが殆どズレていなかった。 次いで真空管の gm を確認したがこちらも
問題になりそうな物は無かった(6HS6 のパラメータが無く 6BA6 の値を使った)。 

この後も殆どの IFT 等を調整してみたが離調している物は無かった。 サテ低感度の原因は一体何な
のか? 少し頭を冷やそう!

結果接続の凡ミスが見付かり良好に動作し出した。 実際は感度も悪くなかった。

周波数表示(ダイアル)を見てみる為に前面パネルを外した。

折角外したのでパネルを綺麗にしてみようと洗剤を数倍に希釈し、徐々に濃度を上げながら汚れが落
ちないかトライしてみたが結局変化は無かった(油汚れやタバコのやにでは無かった)。

改めて通電したところ一瞬ブーンと云う音がして電源が入らなくなって仕舞った。 調べたところ
ヒューズが飛んでおり、高圧整流用のダイオードの片方が絶縁不良を起こしていた。

片方だけでも何とかなるが念の為両方を 1N4007 に交換した。 今日はここで時間切れとなった。

3月17日 高圧整流用のダイオードを交換し幾つかのバンドで実際に聴いてみた。 ただこのと
ころのアンテナは窓枠の所に斜めに2.5m程のビニール線を張っただけなので多くの局は聴けな
いが局発の周波数が 17.457MHz (=11.812MHz) でフェーディングは無かったので NHK か? 
言語はスペイン語だった。 この後 KHz 台の表示を合わせたが、ここまでで伺っていたご予算
を2万円程超えて仕舞った。

7.00 MHz に表示を合わせたところ。

ラジオ日経の 6.055MHz に持って行ったところ。

取説を読めば記されているのだろうが CAL モードにするとミュートが掛かった様な状態になって仕
舞うので裏面の MUTE 端子をグランドに落としたところ良好に機能していた。 これまでの結果を
総合すると N B (ノイズ・ブランカー) も機能するかも知れない。* PTOのランプも点灯には短絡要。

 

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ICOM, IC-R7000

2020-03-04 12:41:55 | 通信機

今日お預かりしたのは久し振りの ICOM, IC-R7000 で周波数表示が出ないとのお話だった。 この種の
受信機の修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電し伺った症状を確認した。

予めディスプレイ・ユニットで当たるべきポイントの見当を付けておいた。

使われている蛍光表示管のフィラメントが切れていると最早打つ手は無いので先ず確認した。

幸いフィラメントに問題は無かったので作業を進めた。

幸い表示は出る様になった。

ディスプレイ・ユニットを収めるのに難航したが何とか組み込んだ。

地元の NHK FM 横浜 (81.9MHz) 受信時。

上はこちらの略上空を通過する伊豆7島と調布間を結んでいる新中央航空のカンパニー。
下は手元の超小型トランシーバーを聴いたところ。

 

 

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Collins, 51S-1

2020-02-28 13:25:01 | 通信機

今日の2台目は Collins, 51S-1 で中波で混変調がみられるとのお話だった。 経験の無い症状だが先
ずは診させて頂こう。 この種の受信機の修理のご依頼はHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。

こちらで最も電界強度の高い JOLF ニッポン放送 (1,242KHz) を受信してみた(下は S メーターとアン
テナを若干調整した後)。

周波数は可成り合っていたが伺った混変調は全く診られなかった。

感度、周波数確認に1MHzのマーカー発振器を使ったが、この出力が加わると先のJOLF (1,242KHz)
が 757KHz近辺でも入感し、JORF (1,422KHz) が 約576KHz でも入感した。 ただ飽くまでこの 1MHz
が近くで発振している場合に限って診られた現象。 (原因不明)

 

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Hallicrafters, SX-100

2020-02-22 10:52:53 | 通信機

今日の2台目は初めてとなる Hallicrafters, SX-100 で特に大きな問題は無い様伺ったと想う。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/にお
願い致します。

上は TBS, 954KHz 受信時。 ただ他の AFRS, 810 KHz 或いは JOLF 1,242KHz 等は受信出来なかった。

これまで多くの受信機を手掛けたが中波域で特定の周波数しか受信出来ず、またその状態が一様
では無く極狭い範囲しか動作しないと云う症状は初めてとなった。 相当難航しそう!
それともう1点不思議だったのはバンド幅が異常に広かった。   本来このモデルの第2 IFは50.5KHz
と低く、バンド幅は広くても5KHzなのだが実際の感じでは優に数10KHzの幅が有る様だった。

 

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Collins, 51S-1

2020-02-21 11:29:36 | 通信機

 今日お預かりしたのは Collons, 51S-1 で通電後数KHz周波数がドリフトして仕舞うとのお話だった。
この種の受信機の修理のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

非常に綺麗な状態だった。

先ずは通電して中波を受信した。 上は AFRS, 810KHz、下は TBS, 954KHz受信時。

真空管全数の gm をチェックした。 結果 V4a (6EA8) のみがMini.Value ギリギリだった。

周波数が若干 (6KHz程) ズレていたので補正した。 上は補正前、下が補正後。

全バンドの動作を診てみたが問題は診られなかった。(最初14,15MHzバンドの接触に問題が在った)

 

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YAESU, FRG-7700

2020-01-29 09:45:27 | 通信機

昨日帰宅間際に届いたヤエス FRG-7700 の動作確認に取り掛かった。 この種の受信機の修理の
ご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

こちらで何時も動作確認に使っているニッポン放送(1,242KHz)と TBS(954KHz) の様子を診てみた。
ニッポン放送はこちらで最も電界強度の高い局なので感度が低い様感じた。

次いで短波全域を診てみたが特に感度が低いと云うことは無かった。

バンド幅(MODE)に依って中心周波数は数KHzずれていた。

念の為中波のBPFをジャンパーしてみたが変化は診られなかった。

 

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Kenwood, R-2000

2020-01-21 13:57:28 | 通信機

 今日お預かりしたのは確か2度目となる R-2000 で周波数がチューニングツマミを回しても下が
るだけで上がらないとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらのホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

早速通電してみたが伺った様、メモリーに記録されている周波数は受信出来た。

何とかだましだまし周波数を下げ何時も受信感度の確認に使っている局を聴いてみた。

こちらで最も電界強度の高いニッポン放送 (1,242KHz)を聴いてみた。 上は3m程のビニール
線をアンテナにした場合、下は何時も中波用に使っているループアンテナでの結果。

下は同じループアンテナ使用での TBS (954KHz) の結果。 感度が低すぎる。

1月22日 ゴーサインを頂いたので先ずは高周波増幅の確認に取り掛かった。

高周波増幅を担っている Q1, Q2 の動作は良好だった。

昨日と同じループアンテでのSメーターの指示値が昨日 (3) より上がり (7) を示していた。

上はラジオ日経の第一 6.055 MHz を受信したところで感度は悪く無かった。

同じループアンテナだがこれまで片端を 500Ω 入力に繋いでいたが、もう片端をグランドに落として
みた。 ノイズが大きく減少し S メーターの指示値も 9+ となった。

1月23日 今日はデジタル回路にも明るい M さんにお手伝い頂きロータリーエンコーダ部分を診て
みた。 結果スレッショルド・レベルを調整し良好に機能する様になった。 多分LEDの発光量が減
ったのでは無いかと想われた。

 

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ICOM, IC-R7000

2019-12-19 10:50:56 | 通信機

今日お預かりしたのは確か3度目となる ICOM, IC-R7000 で電源は入るが全く受信しないとのお話
だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

一応受信はする様にはなったが感度が不足している様だった。

 

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Collins, 51S-1

2019-12-18 12:24:42 | 通信機

今日お預かりしたのは久し振りの Collins, 51S-1 でアチコチに問題が在るとのお話だった。  この
種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

ご依頼主のご家族が発送してくれた様で電源コード (9Pinコネクタ付) が添えられて無かった。

電源投入時のメーターの振り切れを防ぐ回路を加えたとのことだったがこの部分か?

メーターにVfの低いダイオードをパラにしている様だった、これなら理屈は分かる。

多くの電解コンデンサとセラミック・コンデンサが交換されていた。

電源が入れられないので先ずは真空管のチェックに取り掛かった。 結果6EA8、5本の gm が可
成りMIn. Value を下回っていた。

最後にもう1本の 12AX7 を診ようとしたがチューブ・チェッカーが可笑しくなった。 その後 9Pin
MT管用のアダプタ(ソケット・セーバー)を外し測定した。

12月19日 ソケット・セーバーを診てみた。

9本のピンの内の2本の4分割の内の一つが折れていた。 時々真空管等を買っている米国の店に
6EA8、5本と共にソケット・セーバーも注文するかと金額を見てみたが昨日は11%引きだったの
が今日は通常価格に戻っており注文の考えは急に萎んで仕舞った。

ならばとストックを見てみたところ未使用の 6EA8 が4本、6U8A が2本見付かった。

電源を繋ぎ先ずAC100Vでの入力電流を診てみたが約0.67Aだった。 *117Vでご使用か要確認

メーター部分のランプが非常に暗く切れているのかと診てみたが切れてはいなかった。

ランプに加わっている電圧を見てみたがAC100V入力では約AC2Vしかなかった。

真空管も V5, 13, 17 が殆ど点灯していなかった。 音声出力も全く無かった。

入力電圧をAC110Vまで上がるとメーター部分も少し点灯した様だった。

ヒーター回路を先ず診てみる必要が有る。

ヒーター回路は 25.2V を4つのブロックに分けていた。 V5 (6BA6) のヒーターは殆ど点灯していな
かったが前後に動かした結果点灯した。また低周波出力もこの V5 を動かした結果出る様になった。 
この部分の真空管ソケットの補正で直れば良いのだが、ヒョットするとソケットを交換することに
なるかも知れない。

こちらで最も電界強度の高い JOLF(ニッポン放送 1,242KHz) 受信時。 一応聴けたが低感度で
Sメーターは全く振れず、JOKR(TBS 954KHz) もそう電界強度は低く無いのだが略受信不可能だ
った。 道のりは可成り遠そうだった!

周波数のズレは1KHz程度だった。 下は CAL. の 1.200MHz ズレは300Hz程度。

先ずは 6EA8、5本を交換してみたが変化は診られ無かった。 ただV5の処は何とかそのままでも
使えそうだった。

 

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AOR, AR3030

2019-10-04 13:57:54 | 通信機

今日の一つ目は AOR, AR3030 で外部電源用のコネクタを交換して欲しいと云うご依頼だった。この
種の受信機の修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

10月5日 DCジャックの交換に取り掛かった。

内蔵の電池と外部の電源との切り替え回路が必要だったのでDCプラグ内で極性を反転した。

通電の確認を行い終わりとした。

 

 

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Drake, R8A

2019-09-27 11:36:54 | 通信機

 2台目は以前一度手掛けたことが有る Drake, R8A だが数年前のことで殆ど何も覚えていない。
今回の物はバックライトが点灯しないとのお話だった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちら
の ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

お話の取りバックライトは点灯していなかったが反射光で何とか文字は読めた。

分解に取り掛かったが回路図は手に入ったもののパターン図が無く回路を追うのは簡単では無い。

後から追加された様な部分も有った。

LEDに電圧を供給している部分の電圧は約15.5Vと可成り高い値だった(本来の値が不明だが高過ぎ
る様想える)。 サービス・マニュアルの何処かに各テストポイントの電圧が記されているのか?

上は954 KHz (957.3KHz、3.3KHz程オフセットが掛かっている)受信時。 最初の9に問題有り。

6年前にも同じ機種でバックライトが点灯しないと云う物を手掛けたことが有ったのでそのブログを読
み返してみたが(実際にはバックライトの問題は無かった)LED用の電圧は4.1Vと記されていた。
緑のLEDを2個シリースに使っているがせいぜいその位の電圧なので16V近いのは可笑しい。 以前
は非常に明るかったとのお話だったが可成り無理が有ったのだろうか?  文字が正常に表示される
のなら少し無理をしても先に進むのだが。

 

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TRIO, 9R-59DS + Honest Electron Inc.,FC-6A

2019-09-21 15:11:20 | 通信機

今日お預かりしたのはトリオの 9R-59DS と FC-6A と云う周波数カウンターで受信周波数を直読出来る
と取説には記されているが動作させてみても受信周波数+455KHzとなるだけとのお話だった。 この種
の物の修理、動作確認等のご依頼はこちらの ホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致し
ます。

添えられていた取説には確かに受信周波数を直読出来ると記されていたが回路は単なる周波数カウンタ
ーで IF 分の455KHzをオフセットする回路は何処にも見られず、また取説には-455KHz入力が在ることに
なっていたが実際にはその様な入力端は何処にも無かった。

9月25日 お願いしたこの機種の取説が届かず、今日は夕方都内での集まりに出掛けて仕舞い、明日は
友人の告別式で仕事場に来れるのは夕方近くとなって仕舞うので多分同様と想像した 9R-59D の取説
に従って調整を進めた。

外部に局発出力を出す為のバッファーが組み込まれていたが友人 U さんのHPにも同様の物が在った。

 

先ずは動作確認の為にMWで動作させてみたがメイン・チューニングとバンド・スプレッドが一緒に回っ
て仕舞っていた。 二つのツマミが機構的に合体していたのでバンド・スプレッドを少し前に出した。

可成りバンド・セレクタに接触不良が診られた。

9R-59D の取説に従い調整に取り掛かった。 先ずは13MHzで局発を合わせ、次いで ANT.,RF等を
調整した。

次に 26MHz で局発を修正し、 ANT.,RF を調整したがバンド・セレクタの接触が何とも悪い。

最後に Sメーターを合わせたが設定用のボリュームに可成りのガリが診られた。

 

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AOR, AR-3000

2019-09-11 10:55:15 | 通信機

今日お預かりしたのは初めてとなる AOR, AR-3000 で電源が入らないとのお話でした。 この種の受
信機の修理のご依頼はこちらのホームページ http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

今回の機種の電源が入らないと云う症状では圧倒的にメモリーバックアップ用電池の放電に起因して
いることが殆どと考えていたがリチウム電池は放電していなかった。

電源が入らないのでは何も出来ず強制的に電源を入れてみた。 5端子のレギュレータの出力は0Vから
9.17V程となった。

もう一つの3端子レギュレータの出力も0Vから約5Vとなった。

LEDは一部が点灯したがそれ以上何も機能しなかった。

マイクロ・プロセッサを使った装置ではこれ以上は自分には荷が重過ぎる。 

9月12日 このブログを見たクラブメンバーのSさんから電池交換後リセットは行ったかとのメールを貰っ
た。 改めてこの機種の取説に目を通したがリセットスイッチの場所が分からずSさんに問い合わせハッ
キリした。 上はリセット後の表示だが残念ながら暫くするとこの表示は消え下の様になった。

周波数表示等は消えて仕舞い、音声出力によってLCDには意味不明の表示が為されたが一応受信は良
好に為された。 先ず東京FMが入感したが、直接入力でTBSのワイドFM 90.5MHzも良好に受信出来た。 
更にAir Band も124.4MHz で入感していた。 ただ問題は一度電源を切ると元の状態(電源が入らない状
態)に戻って仕舞うのでここをどうするか?

 

 

 

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Drake, SSR-1

2019-08-24 13:26:43 | 通信機

2台目はこれまでにも何度か手掛けた Drake, SSR-1 で受信周波数とダイアル面の間で300KHzのズレ
が有り、10MHzは9.7MHzで受信してしまう。 Modeスイッチを何度か回すとこの問題は直るが再度電源
を投入すると元に戻って仕舞う。 他に15MHzの受信感度が12-30MHzより5-12MHzの方が高感度との
ことだった。 この種の受信機の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ に願い致
します。

8月26日 動作の確認に取り掛かった。

右側のランプに12V用の物が使われていたので6V用に交換した。(輝度が上がった)

9MHzの信号を加えてみた。 伺った様、周波数が不安定だった。

次いで10MHzでも確認したが MODEスイッチに接触不良が診られたので接点を洗浄した。

結果周波数が飛ぶ問題は改善された様だったが明日再度電源を入れてみよう。 3MHz以下が殆ど機能
していなかった。 道のりは可成り遠そうだった! 
帰路通勤の電車内で回路を追ってみたが HF OSC の周波数範囲が狭くなっている様なので明日確認し
てみよう。

8月27日 昨日仕事場を後にする前に10MHzにセットした。 今朝仕事場に来て先ず通電し動作を
確認したが10MHzを良好に受信した。 (上の画像)

昨日3MHz以下が受信出来なかった原因の一つに HF Osc が低い方までカバーしていない可能性が有
るので確かめたみた。 本来ここは45.5~75.5MHzを発振する必要が有るが下端は約45MHzだった。
ただ発振はしていたが途中発振回路のバリコンが短絡している様な雰囲気(ノイズ発生)が有った。

 

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