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テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

Braun, SK 5

2024-09-17 16:31:29 | オーディオ

今日目黒の U さんからお預かりしたのは Braun, SK 5 でカートリッジが欠落しており、動作は未確
認とのお話だった。 この種の物の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

電源電圧の設定を変更し動作確認に取り掛かった。 若干ハムが気になったが一応 AM は機能し
たが FM は全く機能しなかった。

9月18日 パイロット・ランプが点灯していなかったので交換した。

ターンテーブル部分の電源電圧設定を換えた。(多くの物は 110V固定)

回転数は良好だった。

ターンテーブルを外そうとしたが何故か外れない。 有ろうことかスプリングを全て曲げてあった。

カートリッジの組み込みに取り掛かった。  溶着された接点部分の取り外しに時間を要した。

若干針圧が軽い様だったが良好に演奏出来た。 トーンアームには細かい傷が可也見られた。

9月19日 電源投入と同時に発生するハムの問題に取り掛かった。

電源回路の電解コンデンサの容量抜けと考え電解コンデンサを追加した。

ところがハムの量は殆ど変わらず再度取り組んだ。  用途不明の抵抗 (1.5KΩ) が気になり外した
結果ハムは収まった。 以前何方かが加えた物だが一体何を考えたのか?  最後にアンテナコード
を添えておいた。 想像だが今回外した抵抗の片端は電源回路の 1.5KΩ (黒い巻き線抵抗) の片端
に繋がっており電源回路を出力トランスの2次側に繋いだのでは無いか? 結果+B電圧は上がる。

9月20日 念の為回路を追ってみたが加えられていた 1.5KΩ は 出力管 EL84 のプレート-スクリ
ーン・グリッド間に繋がれていた。 一体何を考えたのか?

 

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B&O, Beosound 9000

2024-09-15 10:02:21 | オーディオ

修理品で満杯状態の中以前からお話の有った Beosound 9000 を昨夜、立山町の S さんから送った
との連絡を頂いた。 発送前に一言言って頂けると少し後にして頂ける様お願い出来たのだが。
この種の物の修理のご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致
します。

 

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B&O, Beosound Century

2024-09-14 15:40:12 | オーディオ

今日の2台目は海老名市の I さんからお預かりした Beosound Century で CD を読み込まないとの
お話だった。  目下修理品が山をなしており近々診させて頂こう。  この種の機器の修理のご依頼は
こちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

9月19日 分解に取り掛かった。

9月20日 ツィーターの交換に取り掛かった。

9月27日 最終動作確認を行った。

動作良好。 カセット部分も確認したが一応動作した。

 

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B&O, Beosound 9000

2024-09-14 12:00:21 | オーディオ

今日の1台目は東久留米の F さんから以前お預かりし修理後問題無くお使い頂いていたが数日前
急に電源が入らなくなって仕舞ったとのお話だった。  この種の機器の修理のご依頼はこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

 

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Braun, Atelier 1-8, SK 4, audio 2 and PCS 5

2024-09-13 11:31:27 | オーディオ

今日お預かりした4台は展示中に問題が発生して仕舞った物で一部は可成り深刻そうな問題だった。
この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

1台目は Atelier 1-8 で上面カバーを固定する金具が無くなって仕舞ったとのお話だった。

裏蓋を開けた結果右側面に金具が落ちていた。  つい先日も別の方の物で同様の問題が在った。

金具を元の位置に戻し、念の為接着剤で固定用ピンの両端を固定した。

 

2台目は SK 4 でトーンアームの根本がぐらついているとのお話だった。

9月16日 状態を細かく診て見た。

トーンアームの支点となっている(緑色のプラスチックと右の金属部分を貫通している)金属バー
が無くなっていた。 仕方なく爪楊枝を加工して代用した。

トーンアームの機械的動作は良好となった。

以前動作を確認した際は特に問題は診られなかったが、今日は音声出力が殆ど無かった。

使われているクリスタル・カートリッジかスタイラスに問題が在りそうだった。

初めてのタイプで構造が分からなかったが駄目元で分解に取り掛かった。

スタイラスは本来の物では無い様で無理無理取り付けた様だった。(本来は2本使用となる)

圧電素子その物は可也良好に動作していた。

上の画像で3つの端子が見えているがグランドは中央の端子に繋がれていたがこれでは圧電素子の
起電力は出力されないのでは? 中央の端子と左の端子をジャンパーした。  更にスタイラスの取
り付け位置を調整した。

実際に動作させてみたが非常に良好に動作してくれガッツポーズとなった!

 

 

3台目は audio 2 でトーンアームの上げ下げが出来ないとのお話だった。

9月15日 先ずカートリッジをトーンアームに固定する部分にクラックが入っており固定不完全。

以前もこの機種だったかスタイラスが逆向きに反転していた。 駄目元で元に戻すしか無い。

しかしどの様にすると上の様にスタイラスが反転するのか?

一応元に戻したが今にも折れて仕舞いそうな感じだった。

しかしカートリッジ部分の上げ下げには特に問題が在るとは感じなかった。 その後上げ下げの
際カートリッジの横方向の位置が大きく変わることに気付いた。

実際に演奏してみたが音声出力は特に問題は無かった。 しかし暫くして片側からしか出力が出て
いないことに気付いた。 ラジオや Band 入力では両出力共出ていたので Phono の問題は確か。

カートリッジからの出力ラインを当たって行った。

カートリッジからの両出力は待機時グランドに落ちる様になっているのだが何かが可笑しい。
因みにグランドに落としているのは上の画像に見えているベークライト基板内のパターン。

カートリッジの片端の接合部が外れていた。

今日はここまでで時間切れとなったので続きは明日。 しかし回路に疑問が残る。

9月16日 昨日の続きに取り掛かった。 カートリッジの出力は Phono Amp.の入力端に間違い無
く繋がったが残念ながら片方の出力しか得られずガッカリして仕舞い、先ずは壊れ掛かっている
下のスタイラス (SHURE, B T2) を入手して頂いた後にしよう。 それとトーンアームが中程で演
奏が終了するのが大きな問題だった。

10月29日 大分間が空いて仕舞ったが先日お持ち頂いたスタイラス (PMRN-75) に交換した。

左右の音量に可成り差が在ったので Phono アンプ部分の電解コンデンサを交換した。

念の為 CR オシレータの信号を Phono の入力に加え出力を確認したが左右の差は無くなった。

一応レコードを再生してみたが大きな問題は無さそうだった。

可成り下を向いていたので修正を加え略水平にした。

盤の中央に近づくと早めに終了して仕舞ったのでトーンアームの回転方向の設定を少し調整した。

結果終了して欲しい箇所で終了する様になり、自動的に停止した。

 

 

4台目は PCS 5 でカートリッジ部分が剥がれて落ちており、カウンター・ウエイトが斜めになっ
て仕舞ったとのお話だった。

9月15日 カウンター・ウェイトが斜めになっている原因が気になり取り付け方を診て見た。

ネジが切られているシャフトが単にゴム製のチューブ状の物の中に押し込まれている感じだった。
仕方なくシャフトを少し持ち上げる位置に木製の細い棒を差し込んだ。 (余り変化無し)

次いで接着が剥がれて仕舞ったカートリッジをシェル内に固定する作業に取り掛かった。

カウンター・ウェイトの傾きは残念ながら殆ど変わらなかった。

剥がれて仕舞ったエポキシ樹脂を先ず剥がし、再度エポキシ樹脂で接着した。

樹脂の硬化を待ちカートリッジを装着した。 実際に演奏し好結果を得た。

 

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Braun, SK 55

2024-09-11 13:59:05 | オーディオ

今日の3台目は札幌市の S さんからお預かりした Braun, SK 55 で色々と問題を抱えている様だった。
この種の装置の修理、改造に付きましてはこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお問い
合わせ下さい。

最初カートリッジが無くなっているのかと想ったがエア・キャップにくるまれ中に落ちていた。

内部から何かが転がる音がしていた。 出力管 EL 84 が外れて落ちていた。

お話ではラジオは機能したとのことだったが、機能したのは LW(長波)だけで、MW(中波)
と FM は機能しなかったがスイッチを何度か押した結果 FM は微かに動作した。

ターンテーブルは伺った様全く回転しなかった。

可成り難航しそうだった。 ツマミを外したが選局ツマミの外側が剥がれて仕舞った。

先ずターンテーブルが回転しなかったのはモーターえの電源ラインが切れていた。

MW と FM の切り替えスイッチ部分に接点復活剤を掛けたり切り替えを可成りの回数行った結果
何とか動作する様になり、FM の日本バンドえの改造に取り掛かった。  当初 FM の感度、音量共
可也少なかったが調整後可成りの感度、音量となった。 今日はここで時間切れ。

9月12日 昨日の続きに取り掛かった。 FM のフロント・エンドは古い機種と同じ様な回路なの
だが周波数を下げると局発が停止して仕舞うので無理をせず下端を 81.3MHzとした。 更にバンド
切り替えスイッチの接触不良は完全には直らず可成り切り替え時工夫が必要だった。

カートリッジの部分に取り掛かった。

幸い非常に良好に動作してくれ回転も音量にも問題は診られなかった。

今も FM の連続運転を続けているが、バンド切り替えが完全では無いが一応終わりとさせて頂こう。

最後に ACプラグを日本仕様の物に換え、外部入力用ケーブルとアンテナ・コードを加えた。

 

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B&O, Beocenter 9000

2024-09-03 16:35:06 | オーディオ

今日お預かりしたのは久し振りの Beocenter 9000 で右の (CD) カバーが開かないとのお話だった。
この種の機器の修理のご依頼はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い
致します。

念の為左側 (カセット側) の動作を確認したが開閉に問題は無く、カセットも動作していた。

次いで右側を確認したがお話の様に開閉はせず、更に CD も読み込まなかった。

右側のカバーの開閉は良好となった。

さて CD ドライブはスイングアーム・タイプなので簡単には行かない。

9月14日 最終動作確認に取り掛かった。

 

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Braun Cockpit 250, Audio300, Atelier2, SK61, SK2/2, CSV250, Philips 113 22GF, AG2656 + Speaker?

2024-08-30 15:44:06 | オーディオ

今日は久し振りに雨の中多くの物をお預かりした。おまけに携帯が壊れて仕舞夕方Yモバイルを尋ね
ることになった。 この種の機器の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

1台目は Braun, Cockpit 250 で動作は未確認とのことだった。

9月1日 動作確認に取り掛かった。 先ずは電源電圧設定を 110V に変更した。

ボリュームが可成り硬かったが Phono (ターンテーブル)の動作は良好だった。

次にラジオに取り掛かった。 FM (海外バンド)は良好だったが、AM が機能しなかった。
下の画像に見られるアンテナ入力アダプタが必要。

内部を診てみたが AM の問題は非常に難しい様感じた。

AM 回路の出力が無く AM の検波段の出力を診て見たが何も出力されて無かった。

底面のカバーを閉めた状態で FM (海外バンド)は機能していたが何故かカバーを開けると殆ど
機能しなくなって仕舞いここまでとさせて頂いた。

9月9日 別のモデルで矢張り AM が機能しなかった物がバンド切り換えスイッチを何度か押した
結果動作し始めたことからこちらにも同様のことをしてみたが上に見える MW 用スイッチも間隙
が無く接点復活剤も吹き掛かられず、残念ながら好結果は得られなかった。

AC プラグを国内仕様の物に換え、FM アンテナ・コードと外部入力ケーブルを用意した。

底面カバーを固定するビスの 1本は殆どネジが切られて無かった。

 

 

2台目は Audio 300 一応問題は無いとのお話だった。

9月8日 動作確認に取り掛かった。 先ずは欠けていた AC プラグを加えた。

次いで電圧設定を 115V に換えた。

ダイアル面のランプが一部切れていた。 FM は良好だったが、当初 AM は機能しなかったが何度か
ボタンを押した結果 AM も何とか動作する様になった。多分永年 FM しか使わなかったと想われる。

ターンテーブルの底面が何処かにぶつかり擦っている様で回転が不安定だった。

奥の手を使わせて頂きこの問題は解決した。 

実際に演奏してみたが非常に良好だった。

FM の日本バンドえの改造に取り掛かった。 一度フロントエンドを表に出す必要が有る。

しかし一部のトリマーは調整時フロントエンド・ユニットを前面パネルから外す必要が有りそう。

9月9日 FM の日本バンドえの改造を始めたが局発回路が下の基板に在りこの部分の作業が困難
だったので無理をせず下端を 79MHz 程にした。

ダイアル面の左のランプとメーター部分のランプが断線していたので交換した。

最後に FM 用の簡易アンテナと外部入力ケーブルを用意した。

 

 

3台目は Atelier 2 電源が入らないとのお話だった。 (上蓋を固定する金具が無くなっている)

9月5日 動作確認に取り掛かったがお話の通り電源が入らなかった。

内部に中波用のバーアンテナが外れて落ちていた。

電源設定を変え電源ラインを追った。

モーターの回転をターンテーブルに伝えるゴム・プーリーも落ちていた。

カートリッジが欠落していた。

電源スイッチが怪しかったがここでは無かった。

分かって仕舞えばナーンダと云うことになるが AC プラグ内で片方の芯線が抜けていた。

電源が入り中波は良好に機能したが FM が全く機能しなかった。

FM の局発も動作しておらず発振段のプレート電圧を測定したみたが 70V 程しか無かった。

プレート負荷の抵抗値は本来10KΩなのだが実測値は約37KΩだった。本来の値に交換し動作し始
めた。 日本バンドえの改造に取り掛かり一応下端を78MHzとしたが上端は約86MHzとなった。

MW のバーアンテナを本来の位置に戻した。 今日は時間切れとなったので明日はターンテーブル
部分を診てみよう。

9月6日 ターンテーブルに取り掛かった。

ゴム・プーリーを外れない様使われている E リングが欠落していた。手許に3φ用しか無く手を加えた

ターンテブルは一応良好に回転して呉れた。

カートリッジの組み込みに取り掛かった。

カートリッジを無事組み込んだ。

先日来如何に製作するか悩んでいた上蓋を固定する上の金具が内部に落ちていた。

外部入力用の改造を加えた。

実際にレコード掛けてみたが若干針圧が軽すぎる様な感じだった。

固定の為の金具を装着してみた。 しかし内部に落ちていて助かった!

 

 

4台目は SK 61 ターンテーブルが回転しないとのお話だった。

9月7日 動作確認に取り掛かった。

カートリッジのスタイラス(針)が斜めになっていた。 若干修正を加えた。

スピーカー・コネクタの内部の配線が短絡しそうなので補正した。

ターンテーブルに取り掛かったが全く回転しなかった。

モーターのグリスが固まって仕舞った様でビクともしなかった。 仕方なく外し、シャフトをペ
ンチで挟み回転させ何とかスムーズに回転する様になった。

実際にレコードで回転を確かめてみたが若干回転が遅くまた周期的な振動が発生した。念の為進相
コンデンサを更に加えてみたが回転数は変わらなかった。 多分可成りの年月放置されていた様。

FM の感度が低く更に歪んでいたので調整に取り掛かった。 幸い感度は上がり、歪も無くなった。
日本バンドえの改造を加え下端を 78MHzとした。

この機種は音声回路が2系統用意されているが片方の出力が無かった。時間を要したが細かく調べた
結果出力管EL95が死んでいる様だったが同じ物を持っておらずピンアサインが同じ6AQ5で代用した。

9月12日 先日ターンテーブル部分の振動が気になり少し手を加えたが、矢張り振動が問題にな
るとのことで再度お持ち頂いた。しかしターンテーブルが縦に振動すると云うのは初めての経験
で何が原因か不明だが、考えられるのは回転を伝えているゴムプーリーの変形位なので類似機種
の物を移植してみよう。 上手くサイズが合うと良いのだが。

9月14日 先日実際にレコードを再生出来たのだが何故かカートリッジが盤面に届かない?

変形が考えられたゴム・プーリーに変形(永年一か所にドライブシャフトが当たっていると凹む
ことが有る)は見られなかった。 このプーリーの処とターンテーブルの軸受に注油してみた。

結果は大きく変わり振動は無くなり問題無くレコードを掛けられた。 狐に摘ままれた様!

回転数も先日より上がった様だった。

先ずはテストレコードで 1KHz を聴いてみた。 955Hz=-45Hzで約-4.5%

若干手を加えさせて頂いた結果は 985Hz=-15HzHz で-1.5%

上は 990Hz=-10Hz=-1%、下は 992Hz=-8Hz=-0.8%

実際に今井美樹さんのレコードをご依頼主と一緒に聴いてみたが違和感は無かった。

9月23日 45回転の回転数が大き過ぎるとのお話だったので先日加えた改造を元に戻した。

9月23日 トーンアームの交換をご依頼頂いた。 自分の物 (上の画像) はすんなりピンが抜けたが
ご依頼の物のそれは何とも抜けず残念ながら交換を諦めた。

 

5台目は SK 2/2 動作不明とのお話だった。

8月31日 動作確認に取り掛かった。

電源電圧の設定を 110V に変更した。 先ず電源が入らず、ヒューズを交換し、半田付けした。

音質調整のボリュームが壊れていた。

AM は機能したが FM は局発は機能していたが全体として機能しなかった。初めての経験となった。

9月4日 FM が何としても機能せず達人 M さんに診て貰った。 彼が奮闘して呉れバンド切り換
えスイッチに問題が在ることを見付けて呉れたので、日本バンドえの改造に取り掛かった。

当初 FM の音量が可也少なかったが調整後音量は増加し、下端を約 78MHzとした。 しかし欧州製
(1960年代) の真空管式 FM ラジオに多く使われている回路は可也微妙な動作で毎回泣かされる。

最後に切れていたパイロット・ランプを交換した。しかし熱源がバリコンの直下に在るのは拙い。

9月5日 組み込みに取り掛かった。 左下のボスが壊れていたので先ずここを修復した。 ケース
に組み込んだ結果 FM の低い周波数で若干発振が診られたので再度分解し再調整を加えた。

外部入力ケーブルとアンテナ・コードを作成した。

 

6台目は CSV 250   Phono 不動作

9月2日 動作試験に取り組んだ。

残念ながらゲインは非常に小さく、また時折パルス状のノイズが混入していた。

多分使われている電解コンデンサを全て交換する必要が有りそうと感じた。

9月9日 電解コンデンサ交換の為に基板を表に出す必要が有り格闘を続けた。 一応交換出来る
態勢に持ち込めたので何時もの部品屋さんに電解コンデンサ購入の為夕方出掛けた。

Phono 用プリアンプ部分の電解コンデンサの交換に取り掛かった。

次いでプリアンプ本体に取り掛かった。

最後に出力アンプ部分に取り掛かった。

交換を終え通電してみたが片方のチャンネルは何の出力も無く、もう片方はパルス状の大きな
ノイズが時折出るだけだった。 細かくは診ていないがパワー・トランジスタに問題が在りそ
うだが最早この時代のトランジスタの入手は簡単では無い。

 

7台目は型番不明のスピーカー

裏面に貼られていたラベルに型番が記されていたと想われるが剥されていた。 動作は問題無し。
Braun の 50年史がヤット我が家で見付かったので調べてみよう。 残念ながら見付からなかった。

 

8台目は Philips, 113 22GF

8月31日 動作確認に取り掛かった。入手した回路図からは AC 電源と電池で使えると考えていた。

実際は電池だけで、電源回路を繋いでいるバネ上の接合部分が腐食していた。

直流電源を直接繋ぎ動作させたが回転速度が少し異なっていた。

回転速度を調整し、一応音は出たが歪が気になった。

音声回路の気になった電解コンデンサを先ず交換してみた。

電解コンデンサ交換後も歪に変化は無く、スピーカーに問題が在ることが分かった。ただ可成り
薄いスピーカーで同様の物を持っておらず、見たことも無い。

一応組み込み最終動作確認を行ったがこの状態では完全とは云えない。

 

9台目は Philips, AG 2656

8月31日 動作確認に取り掛かった。

先ず電源電圧設定を110/127V に切り替えた。

インダクション・モーターのグリースが固着している様でモーターは全く回転しなかった。シャフ
トをペンチで掴み回してみたが時間が掛かりそうなのでドリルで回し回転はスムーズとなった。 

ただ機構系のアチコチに多くの問題が在る様で残念ながら好結果は得られなかった。

 

 

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B&O, Beosound Century

2024-08-28 13:35:37 | オーディオ

午前中病院で会計を済ませ駐車場の清算をしていた時に留守電が有ることに気付いた。  電話は
今週金曜に Beocenter? 9000とBeosound 9000 をお持ちになると聞いていた杉並区の H さん
でもうすぐそちらに着くとのお話だった。 未だ仕事場えの到着には1時間以上掛かることを伝え
たが前日にお知らせ頂ければ何も問題無かったのだが.... この種に物の修理のご依頼はこちらの
ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

若干ガラスドアの開閉の感度が低かった。

CD は全く読み込まなかった。

ウーハーの動作を診て見たが右が断線していた(左は良好)。

光学ピックアップの交換に取り掛かった。

CD の読み込みは良好となったが、カセットは殆ど機能しなかった(特に右方向に巻き上げず)。

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Braun, Atelier 1-81

2024-08-23 11:08:56 | オーディオ

今日の1台目はこの種の物を多くお預かりしている O さんからの Braun, Atelier 1-81 で動作確
認等のご依頼を頂いた。 この種の物の修理等のご依頼は HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

クリスタル・カートリッジは一応生きていた。 実際に使用してどうなるか?

9月17日 動作確認に取り掛かった。  最初電源が入らず確認したところヒューズが外されていた。
ヒューズを加えたが直ぐに飛んで仕舞った。 この原因を見付けるのに時間を要したが、分って仕
舞えば電源回路の電解コンデンサが短絡し それによってセレン整流器の一部が短絡して仕舞った
様だった。 一応動作し始めたので FM で連続運転を開始したが上の画像の左のブロック型電解コ
ンデンサから煙が出た。

またもや可成りの時間を要したがヤット原因が見付かり何と出力管のプレートに接続されていた
ペーパー・コンデンサ (1,500pF) が見事に短絡していた。

新たな整流回路を組み込み、入力電流を測定してみたが約 0.6A/100V だった。

サテこれで現行のクリスタル・カートリッジが使えるかどうか判断出来る。

9月18日 元々のクリスタル・カートリッジは一応使えそうだったので交換は見合わせた。 実
際にターンテーブルを使ってみようとしたがモーターが全く回らなかった。

モーターの導通に問題は無く電源電圧も加わっていたが何故?



駄目元でモーターを分解し注油もしてみたが(最初よりズット軽く回る様にはなったが)通電し
ても若干コアの温度は上がったが、全く回転はしなかった。 残念!

しかし接点や整流子の無いインダクション・モーターが何故回転しなくなるのか? グリス
が固着するなりして回転に可也のトルクを要するなら分かるがそうでは無いので解せない!

外部入力用の改造を加えた。

しかしこれまでにも同様にモーターが何としても回転しなかったことは有ったが誠に残念!

12月26日 4ヶ月が経過して仕舞ったが交換するモーターが届いた(最初全く回転しなかったと
伺った)。

12月27日 昨日お持ち頂いたモーターを交換すると考えたが、サテ全体を交換する方が早いか
迷う。 今回の物をそのまま使うとなるとトーンアームを交換しなければならない。

12月28日 モーター部分の移植に取り掛かった。

電圧設定のジャンパーを外した。

電圧設定ジャンパーは上手く移植出来た。

次いでカートリッジの交換に取り掛かった。 しかし使われているプラスチックのレコード針が
何とも頼りない。

セラミックのカートリッジに交換し、接着剤の硬化を待とう。

1月6日 最終動作確認を行った。 昨日買って来たバナナ・プラグを使いスピーカー・コードを2組
作った。 この機種はステレオ対応だがバランス調整は Phono 入力の場合のみで現在の物とは大き
く異なっている。

 

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B&O, Beolab Penta? + Beogram ??

2024-08-19 21:24:13 | オーディオ

B&O 製品の修理に関するお問い合わせを色々な方から頂くが、1週間前に電話を頂いた N さんの
お話では6角形をした柱状のスピーカーとのことだったので Beolab Penta と想われたが、もう1
方のターンテーブルはその構造がハッキリせず、型番の特定が出来なかった。 お問い合わせ頂く
際には先ずモデル番号をご確認頂いた上で症状をお伝え下さい。 さもなくば多くの時間を費やす
ことになりますのでどうぞ宜しくお願い致します。因みに N さんは翌日メールを送るとのことだ
ったが未だ届いていない。もう一方はインターネットは一切使って無いと伺った H さんで千代田
区と杉並区に自宅が在り、3台壊れている物が在り1台は可也前に400万円で購入したと云うオーデ
ィオ機器とのことで金額は定かで無いが Beosound 9000 かと想像したが、他の2台は単に CD と
カセット、ラジオが一体となっていると云うだけでモデルは特定出来無かった。  この種の機器の
修理のご依頼は HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。  

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B&O, Beolab 2

2024-08-18 16:06:12 | オーディオ

今日お預かりしたのは久し振りの Beolab 2 で音源側からの制御信号を受け付けて無い様で LED
が常に赤のままで電源が入らず音声出力が無いとのお話だった。この種のモデルの修理のご依頼
はこちらの ホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。 

伺った症状を確認した。

 

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Braun, Atelier 1-8(再)

2024-08-15 16:26:02 | オーディオ

以前こちらでレストアを担当した Atelier 1-8 だがターンテーブルの回転数が若干遅いとのお話で
再度お預かりした。 この種の物の修理のご依頼はこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/
にお願い致します。

8月17日 昨日ターンテーブルの側面をワイヤーブラシで若干荒らし、油分も取り除いた。

電源電圧 100V では 1KHz のテストレコードの再生結果は約 944Hz (-56Hz=-5.6%) 程度だった。

電源電圧を定格(120Vに近い)115Vに上げた結果 961.3Hz (-38.7Hz=-3.87%) となった。

次いで選局に問題のあった FM に取り掛かった。 内部を取り出し問題はハッキリしたが何とダイ
アル糸が見事に切れていた。 何とか工夫して繋ぎ好結果を得た。

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Braun, audio 2 (再)

2024-08-15 16:23:20 | オーディオ

以前こちらでレストアを担当した  audio 2 だが LP を載せると異音がするとのことで再度お預かり
した。 通常こちらでは何時も動作確認にシングル盤を使っておりそれでは異音は発生しなかった。
この種の物の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願い致します。

ターンテーブル部分を外そうとしたが+ネジ 4本が上の左の様な状態でそれらを外すのに難航した。
一時はドリルで頭部をもむかとも考えたが何とか苦心の末外した (ドイツの+ネジは信頼性が低い)

シェルの接合部分が若干壊れていた。 以前可也乱暴に扱われた様だった。

ターンテーブルを外し異音の原因を探した。

ターンテーブルの底が下の画像中央の金属部分に当たっている様だった。 (少し黒くなっている)

奥の手を使いターンテブルの位置を少し上げた。

8月16日 ターンテーブル部に使われている+ネジを交換し組み込んだ。 異音は消えた!

実際に動作させてみたが音声出力が無く確認したところレコード針が欠落していた。

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B&O, Beosound 9000

2024-08-11 16:45:52 | オーディオ

今日の2台目は港区の T さんからお預かりした Beosound 9000 でこの装置を1日で2台お預か
りしたのは初めてとなった。 この種の機器の修理に付きましてはこちらの ホームページ
https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合わせ下さい。

お話では CD は読み込み音も出るが30分程で止まって仕舞い。 再度電源を入れても繰り返すだけ
とのことだった。

8月20日 最終動作確認を行った。 

連続動作試験結果も良好だった。

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