直売所に行くと、個性的なズッキーニを目にします。
おなじみの緑色のものに加えて、黄色のもの、
それから、形もUFO型やひまわり型など
見ているだけで楽しい!
しかし、スーパーに並ぶのは一般的な緑色のものだけ。
ユニークな形のものは無理だとしても、
せめて色違いの黄色のズッキーニも置いてほしい・・・
こんな声をよく聞きます。
では、なぜ黄色のズッキーニはスーパーに並ばないのでしょう。
森町でズッキーニを専門に作っていらっしゃる高松FARMの
高松美奈さんにお話を伺いました。
●黄色のズッキーニは栽培に手間がかかります。
・緑色のものと同時に育てても、黄色の方が生育が遅い。
・黄色のズッキーニは皮が軟らかいので、
風が吹くと、葉先が触れて皮を傷つけてしまう。
・均一に黄色の色を出すのが難しい。(緑色が混ざってしまう)
●黄色のズッキーニは緑色のものに比べると
種が大きめなので、消費者の好みが分かれます。
黄色のズッキーニは、全く市場に出回らないわけではありません。
でも、栽培に手間がかかるので、その分価格に反映されます。
また、皮が軟らかいという特徴ゆえに、
流通に乗りにくくなっているのかもしれません。
ちょうど、直売所に出荷にいらしていた高松さん。
突然の私の質問に対し、丁寧にお答えいただき、
本当にありがとうございました。