磐田市見付の西光寺で開催された
いわた茶会に出席させていただきました。
今年で6回目ということですが、初めて知りました。
入り口でこのようなお湯のみが渡されます。
このお湯のみを持って、本堂の6つのブースを回ります。
磐田市の6軒のお茶農家さんのお茶を飲み比べできるだけでなく、
栽培のご苦労、こだわり、おいしさの秘密なども伺うことができます。
こちらは、かぶせをしないで茶の木を育てることを信条としている
農家さんのお茶です。
「つゆひかり」と「さえみどり」2種類の茶葉をブレンドしています。
お茶は、遮光栽培することで、緑色が鮮やかになり、
甘みも増すと言われていますが、
この農家さんは、あえて遮光せず、病害虫に強い木を育てています。
これは、在来茶の葉っぱと実です。
お茶は、品質を安定させるため、接木して栽培されますが、
在来茶は、この実から育てます。
品質がバラバラなところに、面白みがあります。
これが在来茶です。
昔のお茶の味がします。
これは、「さやまかおり」の発酵茶です。
発酵させると、ウーロン茶や紅茶のような色になると思っていましたが、
これは短時間の発酵で、色も黄緑色です。
でも、香りは緑茶とは異なり、花の香りがしました。
こちら(左側)は、幻のお茶「碾茶(てんちゃ)」です。
右の煎茶と比べてみてください。
碾茶を挽くと抹茶になりますが、
たいてい抹茶の状態で流通しているので、
碾茶としての姿を見ることは滅多にありません。
バリバリとして海苔のような風味があります。
碾茶を淹れたものは、まさに「だし」のうまみがありました。
お茶処 静岡に住んでいても知らないことだらけ。
もっともっとお茶のことを知りたくなりました。
そして、やはり急須で淹れるお茶は、最高!!
企画してくださった「いわた茶振興協議会」様、ありがとうございました。
来年も参加します!!