先日、Facebookで青い実がたわわに実っている写真を見ました。
大きなぶどうかと思うくらい、密集して生っていました。
そこには、「幻のケルシー」と書かれていました。
すぐに調べて、緑色のすももであることがわかりました。
そして、昨日。
いつも行くイオン袋井店でケルシーを発見!!
「幻の果物なら買わなきゃ!!」と思い、即、購入。
おいしい!
ヘルシー!
ケルシー!
・・・というコピーが何とも言えません。(^-^;
とても大きな緑色のすもも。
1個120gほどありましたが、大きなものだと200gにもなるそうです。
カットすると、ケルシーの特徴が現れます。
種の周りに空洞があるんですよ。
このケルシーは、もともと日本で古くから作られていた
「甲州大巴旦杏(こうしゅうだいはたんきょう)」という品種です。
これを、明治時代の初めにアメリカ人ジョン・ケルシーが
カリフォルニアに持ち帰り、アメリカに広めました。
そして、大正時代にアメリカから日本に逆輸入されるようになったという
帰国子女のような果物なのです。
ケルシーについて書かれたものを読むと
「酸味はあまり感じられず、甘みが強い。」と書かれています。
でも、私が購入したものは酸っぱかった・・・です。
熟しても果皮は緑色のままなので、収穫の見極めが難しいのでしょうか?
ケルシーの産地は、国内では唯一山梨県だけだそうです。
そう言えば、昔、実家が山梨のお友達から
緑色のすももを送っていただいたことがあり、
「色が緑色だから、他県の人はあまり食べたがらないけど
こんなおいしいのにもったいないなぁ。」
と書かれた手紙が入っていました。
今思えば、あれはケルシーだったのかなぁ・・・。(^-^)