長野県の伝統野菜、鈴ヶ沢なすを送っていただきました。
長さ30cm、重さはなんと470gもありました。
上の写真だけでは、どれほど大きいのかわかりにくいと思いますので、
比較の対象として卵を並べて撮った写真がありますので、
ご覧ください。
緑色がかかった薄い紫色。
そして、へたの色も緑ががっているのが特徴とのこと。
下伊那郡阿南町和合鈴ヶ沢の集落で、昭和30年代には栽培されていたと言います。
九州系のなすという記述も見つけましたが、
来歴は不明と書かれたものが多いです。
どんなふうに食べられているかというと、
山仕事のおかずの焼きなす、油炒め、油焼き、
長い冬期間の保存食としての粕漬けなどが紹介されていました。
この中で、豪快なのが焼きなす。
山仕事の折に、このなすを持って行き、
焚火に放り込んで焼いて食べていたのだそうです。
私は、フライにしていただきました。
カットしている時のスパッ、スパッという音が心地よいです。
肉質が緻密で、アクも少ないのがわかります。
出来上がったフライです。
鈴ヶ沢なすの食感の特徴は、「もちもち」と書かれています。
もちもちしたなすなんて食べたことがなかったので、
わくわくしながらいただいたのですが、
「もちもち」とはちょっと違っていました。
ふんわりとろりとした食感。
また、肉質が軟らかいのですぐに火が通り、
油をあまり吸わずにフライにすることができました。
だから、揚げ物とは言っても、胃もたれすることもありませんでした。
おいしくいただきました。 (*^-^*)
残りの鈴ヶ沢なすを調理してみて、「もちもち」感が出たら、
またご報告させていただきますね。 (^o^)丿