だしソムリエの皆さんと、
焼津の山七というかつお節工場に伺い、
製造工程を見せていただきました。
●かつおをさばいていきます。
●煮熟して、一本一本骨取りをします。
●かつおのすり身を使って、煮熟時に欠けた部分を
修繕します。
●昔ながらの「手火山」式というやり方で
繰り返し焙乾します。
●培乾が終わると、やっと荒節ができあがり、
それにカビつけを行います。
【カビつけを行う部屋】
●カビつけしたものを天日で干します。
カビつけと天日干しは3回に渡って繰り返され
昔ながらのかつお節が完成します。
手間ひまを惜しまず、伝統製法を守って、
ひとつひとつ丁寧に作られるかつお節。
絶対に合成することはできないと言われている
複雑な香り成分は、こうやって作られていくのでしょう。
さあ、今度は私たち消費者が丁寧に使う番です。
山七さん、ありがとうございました。