”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

まこちゃんを見て思ったこと

2013-06-06 10:23:13 | 野菜

高β‐カロテントマト、

オレンジまこちゃんと出逢いました。

Img_7057

 

パッケージの裏には、

まこちゃんの特徴が記されていました。

Img_7059

 

では、オレンジまこちゃんと普通の赤いミニトマトと

栄養成分を比較してみましょう。

 

          まこちゃん          一般的なミニトマト

エネルギー   38kcal              29kcal

たんぱく質   1.0g                1.1g

脂質       0.1~0.6g            0.1g

糖質       7.0g               7.2g

食物繊維    1.4g               1.4g

ナトリウム    0mg              4mg

β‐カロテン    2300~6300μg         960μg

 

 

数値に幅があるのは、

青果物のため、季節によって変動があるからです。

ちゃんと表記されています。

Img_7058

 

 

さて、今朝の情報番組で

機能性農産物のことが取り上げられていました。

機能性農産物とは、このまこちゃんのように、

特定の成分を強化した農産物のこと。

 

 

おいしくて安全性の高い日本の農産物に

「特定の機能性成分を多く含む」という付加価値が加わり、

トクホのように「花粉症予防に!」とか

「血圧が高めの方に。」という表示ができるようになれば、

輸出拡大のチャンスなのでは?

という説明がされていました。

 

ただ、野菜というのは

同じ畑で作っても個体差が出ます。

まこちゃんのように、季節によって栄養価も異なります。

その場合、

「おなかの調子を整える。

 ただし、季節によって、効能には差が出ます。」

と表記されるのでしょうか?

 

新たな農産物が登場すれば、

食品表示も複雑になっていきそうな気がします。

 

コメント (2)
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