UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

明日は晴れるといいなあ、あるいは言葉の正しい使い方について・・・

2016-09-24 01:20:17 | 日記

今週はずっと雨や曇りの日が続いていましたが、昨日夕方になってようやく晴れてきました

夕空にはバラ色の雲が浮かんでおりました。GGI、明日は晴れるといいなあと思いながら市内某所のスクランブル交差点は斜めに横切っておりましたら、向こうから知人がやってきました

「やあGGIさん、久しぶり、髪、切ったの?」

そうであります。一週間前に某美容院で頭のなかを風が吹くメントール入りのスースー・シャンプーで洗ってもらってから長髪気味になっていた髪をバッサリとカットしてもらったのです」

そのことを話しましたら。

GGIさん、なかなかサッパリしていいでよ」

「何、サッパリした?それなら今まではむさくるしかったと言うのか!」

と言いたかったのでありますが、温厚なるシティボーイのGGI、グッと言葉をのみこみ、ニッコリ笑みを浮かべて「ありがとう」とか言ってしまいました。

ああ、まったく近ごろは言葉の正しい使い方を知らぬ失礼なヤカラが多いなあと慨嘆しつつ家路をたどり、わが庵に帰りつくまえに近くのスーパーに立ち寄りました。

買い物すませてコーヒーでも飲もうと自動販売機のほうへと向かいましたら近所の元気オバサンに遭遇いたしました。昨年の自治会長さんです。GGIは副会長でありました。会長のほうが副会長さんよりもエライのが世の常でありますから、数十歳若いくせいに、このオバサン、GGIに対しては態度がデカいのです

GGIさん、生きてはったの?髪、どうしはったの、カットしはった?」

「そうや、カクカクシカジカでスースーシャンプーしてもらってからカット、スースー・シャンプー、おすすめですよ」

「そうなの?それは結構、GGIさん、髪短くなってそのほうが若々しいですよ」

「何、その方が若々しいって?それなら、いままでは年寄臭かったということか!」と言いたかったのでありますが、温厚なるGGI、ふたたび意に反してニッコリ笑みなんか浮かべてしまったのであります。

まことに近頃は正しい言葉の使い方を知らぬヤカラが多すぎるのです。ほんとうにほめる気があるのであれば、交差点で出会った知人も、このオバサンも、十分なる気配りをして

GGIさん、髪をカットなさって一段と爽やかですね、そして一段と若々しいですね」とでも言うべきなのであります。

今日の写真は昨日目撃したバラ色の雲です。今日はは晴れたらいいな、とお思いの方はクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物パワーは風まかせ・・・

2016-09-22 00:50:30 | 日記

植物パワーのすごさはわが庵の草々の成長ぶりで十分に承知していたつもりですが、今日はあらためて植物パワーの偉大さを再認識させられた写真を紹介いたします。

まず、お手数ですが今日の写真をクリックしてご覧くださいませ。わが庵、サザンガーデンの写真であります

写真の左上から右下へと一直線に何かが横切っていますね。何か細い針金か紐か糸のように見えますが、これは何でありあせう?。

細い針金でも糸でもありませぬ。実は、これは植物のツルであります。このツル、どうやら隣家から境のフェンスを乗り越えてやってきたようです。左上の方からやってきて右下の小さな夏みかんの木へと一直線に進み、さらに先を目指しているようであります。

でも、このツル君、どうやって写真中央の1メートル以上はある空間を突っ切って夏みかんの木にたどりついたのでありませうか?

数日前に見かけたとき、ツル君は何もつかまるものがなく、緩やかなカーブを描いているツルの先端は画面中央あたりの空間でフラフラと風に吹かれてさすらっておりました。

そのときは、おいツル君よ、そんな空中をフラフラさまよって、この先どうするつもりやと思ったのですが、昨日気がつきましたら写真でお見せしましたような状態を呈しておりました。

ツル君、めでたく初志を貫徹したのでしょうか、見事に夏みかんの枝にからみついて、さらに一直線出先へと急ぐかの様相を呈しておりました

この月曜日、台風がやってきたときに、吹きまくる強風に乗って、これは絶好のチャンス、それ行けとばかりに夏ミカンの枝に飛びつくのに成功したのでありませうか?

まことに見事な植物パワーにGGIはいたく感激、感嘆、脱帽であります

わざわざ流れに棹をささなくても、自然の力に身をまかせて志を遂げる(志があってのことでありますが)ということもあるのだなあ、ツル君、ほんとうにえらいなあとGGIは心から感心いたしました。

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆく川の流れは絶えずして棹なんかないので流されて・・・

2016-09-21 01:22:19 | 日記

昨日、台風が来ました、大雨が降りました。

庵の近くを流れている小さな川、急激に水かさが増して、怖いくらいの勢いで流れていました

今日の写真はこの近くの川の激しい流れを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

急に水かさがました濁流をじっと眺めておりますと、何か吸い込まれそうになります。ふらふらっと目まいがして川に落ちてしまったら助からないかもしれないなあと感じるほどであります。

この激しい流れを目の前にして、この流れに棹をさすなんて容易じゃないよなあ、意志薄弱なGGIには無理なこであることよなあなどと思ってしまいました。

「流れに棹さす」という言葉、本来は世の中の時流などある傾向に乗って勢いを増す行為をすることと言った意味であるとされていますが、しばしば、そうではなく、ある傾向に逆らって、勢いを失わせる行為をすることといった意味に使われます。

平成18年に文化庁が行った「国語に関する世論調査」によれば、本来の意味だと思っている人は、半分以下であったそうです。ですから、歌は世につれ、言葉も世につれてでありますから、いずれ誤用の方が正しい使い方ということになるかもしれませぬ

でも、実際に激しい流れを目にしていますと、これではとても棹なんかさせない、それにGGIは棹などと言う結構なものを持っていないので、流れに乗って勢いを増すことはできない、そうかと言って流れに逆らうこともできない、まあできることと言えば、流れに流されてと申しますか、成行きにまかせに流されていずれ溺れ死ぬしかないなあ、と思わざるを得ませんでした。

みなさんはいかがでありませうか?えっ、流れに棹なんかささないで、いっそのこと流れをとめてしまえばいいんだとおっしゃるのですか?あなたはとても勇気のある方かもしれませんが、ただの〇〇かもしれませぬ。

グッドナイト・グッドラック!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ああ、ゼンソク日記、ああ敬老の日・・・

2016-09-20 01:42:18 | 日記

先週の土曜日、9月17日、原発から出る放射性廃棄物の「地層処分セミナー」なるものに参加し、国のお役人にいろいろ質問したことを日記に記しました。

この日の午後も十時を過ぎた頃、半分居眠りしながら、今日は何となくつかれたなあ、高齢者向きの日ではなかったなあなどと思っておりしたら知人から電話がありました。

GGIさん、明日、日曜日の午後、龍谷大の深草校舎でカクカクシカジカがあるけれど行かない?」

カクカクシカジカというのは「取り調べの可視化と裁判員裁判:映像は真実を映し出せるか?」というシンポジウムのことであります。主催は京都弁護士会、冤罪救援センター、龍谷大学矯正・保護総合センター刑事司法未来プロジェクト、パネラーは「それでもボクはやっていない」という冤罪をテーマにした映画を作ったことがる映画監督、冤罪の研究を専門とする法学の先生や、心理学の研究者たちとのこと

根がナマケモノのGGI、役人を相手にしてちょっと疲れているのに、また明日もかあ、などと思わないわけでもなかったのでありますが、わざわざ知人が誘ってくれたことでもありますし、それにあいかわず冤罪事件が跡を絶たないご時世でもありますので、出かけることにいたしました

日曜日は雨でした。それでも200人近くの参加者でありました。ちょっとゼンソクの発作がでるかもしれないなあなとイヤな予感がしましたので、救急薬をポケットに入れて出かけました。

内容をお伝えしようとすると長くなるのですが、ごくごく簡単に圧縮して申しますと、冤罪を生み出す大きな原因のひとつは密室での長時間の取り調べで強引に自白させようとする捜査手法であるため、取調の現場をカメラや録音機で記録に残す「取り調べの可視化」が法的に制度化されたものの、大きな問題点が存在していることをテーマとしたものでした。

すなわち、裁判員裁判などにこの制度が導入されつつあるものの、いざこの制度を開始してみると、被疑者が罪を犯したかのようにできるだけ印象付ける映像を捜査陣・検察が作ろうとするような動きがあり、そのような映像が裁判で証拠として使われた場合、裁判官や裁判員が映像からうける印象で判断を誤る危険性があるのではないか、可視化の目的に反した、可視化の制度における本来の目的が逆用されるようでは本末転倒になりかねないのではないというのが、シンポジウムのテーマでした。

心理学者に言わせますと、映像が「真実」を映し出しているわけではないし、それに人間は見たいものしか見ない生き物であるとのことでありました。

シンポジウムの途中で少し喘息の発作がでかかったのでちょっと薬を使用、シンポジウムが終わったのは午後5時を過ぎておりました。雨が本降りになっていました。知人といっしょに最寄りのJRの駅まで戻ってきましたら雨はとても激しくなっていました。土砂降りです、雷が鳴り風が吹き、横殴りに降っております。

弱ったなあと思っておりました、知人がもうしました

「私はこれから京阪電車に乗りついで帰るつもりだけれど、君はここから歩いて帰ったら傘なんか役に立たないからびしょ濡れになるぞ、それよりここでしばらく雨宿りしていかない?」

「雨宿りかあ・・・」

「いや、ただ雨が小降りになるのを待っているのはつまらないから、ほらすぐ近くにある王将さんまで駆けていって、ビールなんかどう?」

「ああ、そういうことですか!それはまことに結構でござるなあ」

かようなしだいで、このお店で餃子その他を食しながら生中をのみました。知人が生中をのみ終わったときGGIは申しました

「この店、ワインもありますよ、チリのアルパカというワイン、結構美味ですよ、グラスワインなら一杯180円」

ワイン好きの知人はすぐに反応しました

「グラスワイン、一杯180円とは安い、それでは赤、白、ロゼと順番にいくことにしませう!」

これがいけなかったのでありました。体調がもう一つの時はアルコール類はゼンソクの発作を誘発しやすいのです。このことを忘れて、GGIもワインの杯を重ねてしまいました。

途中で喉がゼーゼー、発作が始まりかけたのであわてて救急薬で乗り切ったのでありました。そこへ別の某知人が偶然このお店に姿を現しましので「やあやあ、これは奇遇」などと、さらに盛り上がってしまいました。

午後9時ごろ、ようやく雨は小降り、席をたちました。知人たちと別れてフラリフラリとやっとこさの思いで庵に帰還しました。

帰りつきましたモーレツな眠気でしばしおねんね、小一時間して目が覚めましたら激しいゼンソクの発作が始まっておりました、あのアルコール類がいけなかったのであります

咳で出る、タンが出る、鼻水が出る、喉はゼーゼー、薬はあまり効きませぬ、ゼンソクの発作は寝た姿勢でいますと出やすいのです、そのため横になることもできず、椅子に座ったまま真夜中までときおり薬を使いながらウツラウツラ、その間に何回も手洗いにいったり、事態は最悪、夜も明けることになってからやや沈静化、ようやくベッドで少し体を横たえることができました

昨夜はほとんど眠れなかったなあ、今日はよくなるといいけどなあと思っておりましたら、午前9時ごろ、外に人の気配、のろのろとベッドから這い出して玄関へ。自治会の方が敬老祝いを持って来てくれたのでありました。最近は敬老の日は毎年コロコロ変わりますので、すっかり忘れていたのですが、昨日は敬老の日であったのです。まことにありがたきことです。

午後、わが賢妹が電話してきましたので、昨夜はゼンソクの発作で眠れなかったと申しましたら、「あのなあ、兄やん、喘息、気圧が低いとき出やすいのや」

「子どものゼンソクの場合はテキメン、気圧が低いと出る、そやから兄やんも昨夜ぜん息がきつかったのは気圧のせいやと思うとき、その方が気が楽やろ」などという無責任な返事でありました。そういえば台風が近づいています、気圧が影響するってほうとうでありませうか?

かようなしだいで、GGI、昨日はスーパーを定期訪問する意外は、敬老の日と療養日をかねて一日蟄居しておりました。何もやる気がでず、午後ボンヤリ、どうでもいいプロ野球の試合を大相撲を眺めておりました、夕食前にビールをちょっぴり口にしましたら、ゼンソクの発作が再発する気配、あわててビールの摂取を中止・・・・まだ、安心はできませぬ。

午後10時過ぎ、教育テレビ《100分de読書》で石牟礼道子の「苦界浄土」を放映していましたので、思わずみてしまいました。

敬老の日、無事生きながらえているだけでもありがたいと言うべきであり、自治会の方以外は誰もGGIを敬ってくれませんでしたが、まあ敬老の日というものはそのようなものでありませう・・・

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GGIさん、さっき何わめいていはったの?

2016-09-18 01:35:41 | 日記

昨日、GGI疲れてしまいました、久方ぶりに国のお役人を相手にわめいてしまったからです

昨日の午後、市内某所で「2106年度 地層処分セミナー」(主催:「原子力発電環境整備機構」と言う意味不明の名の、原発から出た放射性廃棄物の処分に関するお役所です。略称はNUMO)というものがあり,GGIも参加いたしました。

「地層処分」というのは国が行おうとしている《原発から出た危険な放射能をいっぱい含んでいる廃棄物を国内のどこかの地下に深くに埋めてしまって、十万年ほどそのままほってほけば何とかなるだろう》計画のことであります。

この計画について国民のみさんに対話を通じてご理解いただくためのセミナーということでありました

NUMOさんからお役人が8人、それに全体的な説明の講師役を務め議論をリードするために放射性廃棄物の処分を専門とするどこかの研究所の人物1人とどこかの大学の先生が1

参加者は50人弱(定員50人)、写真撮影や録音などは厳禁、報道陣は参加者の個人が識別できるような映像を撮ることはダメ、なとというヘンにのものものしきセミナーでありました。

ビデオ上映と講師役による90分ほどの説明の後、よっつのテーブルにわかれて質疑を行うということでありました。それぞれのテーブルに参加者約10人、質疑にこたえるためにお役人が二人、それにときおり講師役の先生が加わります。時間は約90

 質疑にこたえる役のお役人が、「まず、みんさんよろしければお名前を・・・」なととアホなことを申しますので、GGI曰く

「名前なんかどうでもいいだろう。それより時間がもったいない、さっさと質問させろ」

このような場でどうでもいい話をしたりして、市民にとって貴重な時間(原発問題などについて国の役人と直接議論することができる機会は滅多にありませんので、貴重な機会なのです)をムダづかいするのはお役人の常套手段でありますので、上記の如くGGIは宣告したのであります。

参加者のなかにもピンボケなことを発言したりして時間を無駄にする人がおりますので、この貴重な機会を生かすべく、他の参加者には悪いのですが、GGIは次から次に質問を浴びせました、たとえば以下の如くです

「あのねえ、あなたたちは原発から出た使用済燃料を再処理工場で再処理してまだ使えるウランとプルトニウムを回収した残りかすの廃棄物を地層処分すると言っているけれど、そもそもあの再処理工場、うまく動くのか?六ヶ所村に建設中の再処理工場、着工からすでに23年、当初の工事費7000億円を大きく上回る21000億円以上をも費やしているのに未だに稼動してない、稼動開始時期を22回も延期しているのや、だからあの高速増殖炉「もんじゅ」みたいに結局は使えないと言うことになりかねないぞ、そうなったら君たちの使用済燃料を再処理して出た核廃棄物を訴聞する計画はまったくおじゃんになるぞ、どうするのや?」

「それになあ、世界的には使用済燃料は再処理なんかしないでそのまま最終処分しようというのが主流や、再処理したものを処分するという計画は事実上日本が世界で初めてということや、そんな未知の方法、ほんとにうまいこと行くのか?」

「あのなあ、欧州大陸や米大陸には5億年以上安定してる「安定陸塊」とわれる地層が広く存在していて、そう言う場所であれば安心して埋めることができるかもしれない、だけどなあ、日本は大部分が火成岩などであり、欧州や米国のような安定した古い地層は存在していないのや、このことをどう考えているのや?アメリカの専門家も、日本には地層処分に適した地質の地層は存在していないのではないか、とまで言っているぞ」

「それになあ、アメリカ、ネバダ州の誰も住んでいない砂漠の中にあるユッカマウンテンというところに1兆円以上投じて最終処分場建設したけれど、安全性に問題があるとしてオバマ大統領はこの処分場を放棄することを1994に決定しているのや、かなり綿密な計画であっても、このようなことが起きる、そのことを君たちはどう考えているのや」

などなどいろいろな質問をしたのですが、いっこうにまともな答は返ってきませぬ。大学の先生とやらにも尋ねたのですが、モグモグするのみです

それでGGI、久しぶりにわめいたのです、切れたのです

「君らなあ、国民との対話を大切にしたいなどと、この説明書に書いてあるけれど、GGIサマは君らとの対話なんか信じていないのや、これまで過去に2回、この市内で君らは地層処分についての馴れ合いの演会やシンポジウウやっているけどこちらの質問にロクに答えないやないか!」

しかし90分が過ぎて時間切れ、やれやれ、ほんまにたまらんなあ、いつもことやけどお役人相手の議論は、などと一息ついておりましたら、隣のテーブルにいた知り合いの元気オバサンが申しました

GGIさんの声、こちらにまで聞こえていた、いったい何をわめいてはったの?」

「うるせえ!年取ると切れやすくなるんや」

今日の写真はこのセミナーで配布されたパンフレットを撮ったものです。クリックしてご覧になるほどのものではないかもしれませんが、ご覧になってくださいませ

グッドナイト・グッドラック!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする