UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ぼけなす朝日スポーツ新聞、でも川柳欄は健在!

2018-09-29 00:56:56 | 日記
いつもながらお手数ですが、今日はまず写真をご覧くださいませ。9月26日付けの朝日新聞の第一面を撮ったものです。

写真でお分かりのように、トップ記事は相撲界のゴタゴタ、貴乃花親方が退職届けを出したというニュース、二番目が低俗ジャーナリズムの典型「新潮45」が休刊するというニュース、そして一面の左端に掲載されているのは、広島高裁が伊方原発運転の差し止めの仮処分をいったん認めたものの四国電力の異議申立てを認め、運転差し止めをの仮処分を取り消したというニュースです。

紙面の見出しを見たとたん、

何してんだよお、ぼけなす朝日は!スポーツ新聞じゃないだろう!日本を代表するクオリティペーパーのつもりならば、一面のトップ記事は当然、伊方原発の運転差し止め取り消しだろう、何考えているんだ・・・

と、いたく慨嘆してしましました。

ところが、同じ感想を抱かれた方がいらっしゃいました。翌27日付けの朝日の川柳欄には以下の一句が掲載されていたのです

「原発も相撲にゃ敗ける平和かな」 (愛媛県 藤田昭作)

選者の評に「類句多数」とありました

朝日の編集部さんはぼけなすであっても、賢明なる読者が存在しており、川柳欄の選者である西木空人さんはボケてはおらず、この句を見逃さなかったのです。川柳の掲載誌である朝日新聞のことなど忖度せずにこの句を優秀作品に選んだのです。

来年は新天皇即位、再来年はオリンピックと「国家的慶事」に日本中が浮かれ騒ぐ季節が続くことが予想されます。メディアの多くもこれらの「慶事」を盛り上げることに努めることになることでありませう。このため、朝日新聞に限らず、一般紙がスポーツ新聞と化したり、皇室ファン新聞あるいは皇室ゴシップ新聞と化したりする機会が増えかねないのではないかとGGIは深く憂慮しております。

この川柳による朝日批判を真摯に受け止め、現代社会におけるジャーナリズムの責務は何であるかを自覚し、何が報道に値するほんとうに大切なニュースであるかしっかり見極め、どうかメディア認知症シンドロームに陥ることのなきよう、朝日さん、健康に十二分に御留意くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

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庵の秋(その四):盗人萩・・・

2018-09-27 02:02:12 | 日記
一昨日の昼過ぎ、某知人わが庵の裏木戸からサザンガーデンに入ってきてました。生い茂るの草の中を縦断して玄関にたどりつきました

玄関で靴をぬいでから「ひやぁ~、いっぱいズボンにくっついてきた!」と言ってズボンの裾をパタパタと手で払っております

どうやら盗人萩(ヌスビトハギ)クンの実が活躍するシーズンになり、知人のズボンにくっついて来たようです。

すごいなあ、アッハッはと笑っていたのですが、夕方になって買い物の行き帰りに庭を通りましたら、GGIのズボンにも見事にヌスビトハギ君たちがくっついてきました。

今日の写真はGGIを慕ってくっついてきたヌスビトハギ君を撮ったものです。珍しいものではありませんが、彼らもリッパな秋の風物詩の一つでありますからよろしければクリックしてご覧くださいませ

ヌスビトハギの花は萩に似ていますが萩ではありません。でも、萩はマメ科ハギ属の植物、ヌスビトハギはマメ科ヌスビトハギ属の植物、ですから親戚みたいなものでありませう

ヌスビトハギという名前、その実の形が抜き足差し足忍び足の盗人の足跡の形に似ていることに由来しているそうです。実がくっつかないように注意してそろそろ歩く人の姿が盗人の用心深い歩きぶりに似ているのでこの名前がつけられという説もあります。また、盗人が気づかないうちにその種子が盗人に取り付くという性質に由来したとの説もあるとのこと・・・

が、いずれにしましても、この命名も、昨日の日記に書きましたサルスベリ君やネコジャラシ君の場合と同様に、なんだか少しいいかげんなような気がいたします

わが庵のヌスビトハギの実の発生源は9月21の日記の写真に写っている草々です(赤い花はハーブの一種、セージです)。

この写真を見ますと、わが庵のガーデンでただいま大バッコしておりますのは八重葎ではなく
ヌスビトハギであります。ですから、わが庵、八重葎庵ではなく盗人萩の庵というべきですが、「盗人萩茂れる宿の寂しきに・・・」ではあまりポエチックではありませぬ。また、なんだか盗人が住んでいるようないらぬ誤解を与えますので、やはり八重葎庵ということにしておきたいと思います・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

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庵の秋(その三):ネコジャラシ・・・

2018-09-25 01:58:18 | 日記
秋の風物詩といえば風に揺れるコスモスの花やススキの穂が定番のようですが、わが八重葎庵のガーデンにはそのようなシャレたものは存在しておりませぬ。

でも、やっぱり秋だなあと感じさせる草々は棲息しております

その一つがネコジャラシです。

今日の写真はわが庵のノーザンガーデン、枝もたわわすぎる柿や芙蓉の木の足もとで元気にバッコしているネコジャラシ君を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

秋の穏やかな日差しのなかで光り輝くネコジャラシ君たちの姿、なかなかステキです。

ネコジャラシの学名はエノコロクサ、この学名の由来は「犬っころ草」だそうです。犬のシッポに似ているからとのこと。

「ネコジャラシ」という名前はネコの目の前で振って見せると、ネコがじゃれつくからということに由来しているとされております。でもわが庵のガーデンに勝って気ままに出入りする近所の飼い猫や野良ねこ君がネコジャラシにじゃれついている姿は見たことがありませぬ。

飼い主がいなかったり、いても折り合いが悪かったりするネコ君たちにしてみれば、ふざけんじゃないよ、おれたちそんなものとじゃれるほど幼稚でもないし、ヒマじゃないんだ、そんなものにじゃれつくのは家の中でヌクヌク暮らして飼い主にゴマをすって可愛い子ぶっている野郎だけや、根拠のないヘンな名前なんかつけるなよ、というところであませう

お猿さんがすべったりすることはないのにサルスベリと言ったり、ネコ君がじゃれたりしないのにネコジャラシと言ったり、「何か命名の仕方がいいかげんだよなあ」とお猿さんやネコ君たちから名誉棄損で訴えらえても仕方がないのではないかと、GGIはいらぬ心配をしております。

お猿さんネコ君たちが訴訟を起こしたら、裁判官さんはどう判断するのでせうか

「猿や猫の気持ちはおおいに同情に値する、しかしながらこれらの呼称は社会通念上許される範囲のものである。また、訴えることによりいかなる原告らにもたらされるのかは定かでない。また、猿や猫に訴えに応えることが司法に課せられた義務であるとすることは疑問であり、原告不適格であると言わざるを得ない。よって君たちの訴えを棄却する」

などというあいまいな判決になるのではないでせうか・・・

えっ、なに? それなら控訴するっていうの!?

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

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不勉強:2008年には15人もいたなんて・・・

2018-09-23 01:46:49 | 日記
秋のお彼岸でありますので、「今日は人間の生き死についての話を」などとと申し上げたいのですが、そのようなムズカシイ話はGGIの手にあまりますので、人の死に方についての話、つまり死刑についての話です。

これまで何度も記していますが、GGIは死刑に反対です。ですから、死刑問題については、死刑に反対ではない人たちよりは少しは知っているつもりでおりました。

ところが先日、オウム真理教の教祖と幹部13人が去る7月二回に分けて一気に処刑されたことについての某記事を読んでいましたときに、ある一文を目にして、思わず、エッ!と驚いてしまいました。

この一文の内容は以下のようなものです

《短期間で13人という大量執行は、近年類を見ない。1年間で10人以上が執行されるのは、2008年以来である。10年ぶりである。さらに、同じ月に2回以上の処刑を行うのは、極めてまれなことだ。》

GGIが驚きましたのは「一年間で10人以上が執行されるのは、2008年以来である」というくだりです。

エッ!いまから十年前、2008年にはそんなにたくさんの死刑囚が執行されていたの?GGIの記憶は定かではありませぬので急いて調べてみました。そうしましたら、さらに驚くべきことがわかりました。

2008年の執行状況は以下のとおりでした。

鳩山邦夫法相により10人(2月1日:3人、4月10日:4人、6月:3人)
後任の保岡興治法相により3人(9月11日)
森英介氏法相により2人(10月28日)

福田内閣と麻生内閣のときの法相による執行です。

これらの数字から分りますように、2008年はまさに死刑執行ラッシュとも言うべき年であったのです。何とオウム関係者13人に対する死刑執行を上回る計15人もの死刑囚が処刑されていたのです。

鳩山邦夫法相は二か月に一度のペースで、前年の12月にも3人に対して執行していますので、彼は在任中に計13人に執行したことなります。また、このため2007年12月~2008年11月の一年間には、何と18人もが死刑を執行されていたことになるのです!。一方、上川・現法相はこれまでのところ、オウム関係者を含め16名に対して執行しています。

鳩山法相は就任当初から死刑執行に積極的な姿勢を見せ、法務大臣の精神的負担を減らすために自動的に執行を認めるようなシステムを考えるべきなどといった物議をかもす発言をしていました。

なお、鳩山法相の時から、死刑執行時に法務大臣が記者会見して、執行者の名前と罪状を発表するようになりました。それまでは、法務省は死刑を執行した事実だけしか公表していませんでした。これまでよりは一歩前進ではあるのですが、依然として死刑の執行は事前に本人、家族や弁護士に知らされることはありません。本人は、執行の日の朝、突然知らされます・・・

鳩山法相、メッタにヤタラに死刑を執行していたなあ、ということの記憶はありました。そうであるのに、GGIの記憶には2008年という年が強く記憶に残っていなかったのです。この不勉強、恥ずかしきかぎりです。

人権団体の調べは、現在世界には約200余の国がありますが、7月現在、過去1年間に実際に死刑を執行した23カ国、そのうち過去5年間毎年執行している国はわずか11カ国(約6%)に過ぎません。もう死刑を執行する国は完全な少数派になっているというのがまぎれもない国際社会の現実です。この11の国のうちの一つがわが日本なのです。

こういうしだいですから、いつであったか某知人に「GGIは死刑に反対しているけれど、このままいけば日本は最後の死刑廃止国になるんじゃない?」と言われてしまったことがあります。この知人の言葉を強く否定する自信はGGIには正直申してありません・・・

司法関係の最も重要な「コングレス」と称される国際会議、第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)が,2020年4月20日(月)から27日まで開催されます。このため日本弁護士連合会はこの機会を生かすべく、一昨年の人権大会において「2020年までに死刑の執行停止の実現を」とする決議を採択しています。しかしながら、先行きはかなり困難であるというべきでありませう。

一方、来年は新天皇即位という「国家的慶事」があるために死刑は執行されないであろう、また翌年の2020年はこれまた国が「国家的慶事」であるとしているオリンピックが開催され、また上記の司法関係の重要な国際会議も開催されるため、国際的非難を回避すべく、法務省は死刑執行を一時的に停止するのではないか、といったことも考えられるのですが、果たしてどのような展開になるのでせうか・・・

このような状況を考えますと、年内にもう一度、駆け込み死刑執行ということにもなりかねないとGGIは懸念しております。

けれども、希望がまったくないけではありません。8月2日付けで共同通信は以下のように伝えているからです。

《ローマ法王フランシスコは2日、ローマ・カトリック教会が今後、死刑制度に全面的に反対する方針を明らかにした。教会はこれまで、ごくまれに死刑が容認されるケースがあるとしていたが、一切認めない立場に変更した。ローマ法王庁(バチカン)が発表した。法王は極めて深刻な犯罪を行った者にも人間の尊厳はあるとして「死刑は人間の尊厳への攻撃だ」と指摘した。教会は世界から死刑制度が廃絶されるよう働きかけていくとも表明した。》

バチカンの発表は8月2日、前月の7月におけるオウム関係者の大量処刑のことは海外にも広く伝えられていましたから、ローマ法皇もこの日本での大量処刑のことを当然ご存知であったことでありませう。

法務省幹部は、法務大臣が代わるたびに、おそらく死刑問題について真剣に考えたことなど一度もない新大臣に死刑執行を迫ります。ほとんどの新法相はこの法務省幹部の求めに唯々諾々と従います。法務省の高級官僚のみなさん、もう何も分かっていない法務大臣の陰に隠れていつまでも時代遅れの死刑制度に固執することはやめるべきです。

日本は世界に冠たる八百万(やおろず)の神の国だからローマ法皇の存在なんて関係ないなどと見当違いのことはおっしゃらず、なぜローマ法皇がこのような公式発言を行うのかよくお考えになり、国連犯罪防止刑事司法会議が日本で開催されるのを機会に、死刑停廃止に向けて法的措置を講じることを真摯に検討されるよう、日本の一市民として強く希望します

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

今日の写真は昨日の秋空です。西武さんの屋上から撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になり、思いっきり深呼吸してみてください。

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庵の秋(その二):巻積雲かなあ・・・

2018-09-22 01:46:18 | 日記
よろしければ、今日はまず写真をご覧になってくださいませ。

わが庵のサザンガーデン、秋空を背景に、いま百日紅が咲いています。今年は暑すぎたせいでせうか、わがガーデンの百日紅、真夏にはあまり咲かず、九月に入ってから元気に咲き出しました。

どうでもいいことなのですが、百日紅はサルスベリとも記しますね。でも、この木の幹はつるつるしていて木登りが上手なお猿さんでも登ることができないというのは真っ赤なウソ、お猿さんは楽々と登るそうです。ですから、サルスベリという名称、お猿さんにしては不名誉な話です。

サルスベリの上にすばらしい秋空が広がっています。ふわふわした雲が空いっぱいに広がっています。

GGIは雲の様子をぼんやり眺めるが好きです。湖岸の大通り、広い歩道をぶらぶら歩きながら湖の上に広がる雲クンたちを毎日のように眺めています。

でも、いくら眺めていても、どうも雲の名前はよく分からないなあといつも悩んでしまいます。今日の写真の雲もそうでう。この雲、綿雲なのかな、ウロコ雲の類かなあと自信がありませんので、今日はネットさんの助けを借りましたら、「たった10種類だけの無限:雲の名前をおぼえよう」という親切なサイトが見つかりました。写真も添えられていました。

このサイトの説明によりますと、雲の形はたった10種類しかないそうです。それなら簡単に見分けられずはずだと思って見本の写真を比べてみますと、今日の写真の雲、どうやら綿雲でなく、巻積雲の一種、ウロコ雲やイワシ雲の類のように思われますが・・・やはり自信が持てませぬ。

雲クンに聞いてみるのが一番なのですが・・・

「お~い、雲クン、君たちの名前はなんていうの?」

「ボクたちの名前?ボクたちには分かんないなあ、名前なんかどうでもいいじゃないですか、ボクたちに聞かずに関係者のみなさんが勝手につけた名前ですから」

「でも、名前がわからないと何となく落ち着かないんだよなあ」

「じゃあ、勝手に名前をつけたらどう?ふわふわ雲とかダラダラ雲とか綿菓子雲とか・・・」

「そうかあ・・・わかった・・・じゃあ君たちは身元不詳雲だ!」

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

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