UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ちりめんじゃこを食い物にする中乾ちりめん闇カルテル疑惑・・

2015-10-31 00:10:08 | 日記

GGIの大の好物はチリメンジャコです、ほどよい乾き具合と塩味のちりめんを炊き立てのご飯にふりかけてひと口、これは至福の時であります

 今日の写真はスーパーで売っている50グラム298円の中乾ちりめんを撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 なんの変哲もないチリメンじゃないか、それがどうしたんだとおっしゃる方が少なくなかろうとGGIは察するのでありますが、実はこの「何の変哲もない」というところに問題が潜んでいるのです

この中乾チリメン、どこのスーパーでも同じ値段なのです、マックスバリュさんでも平和堂さんでも、フレスコさんでも同じであります、マックスバリュさんと平和堂さんは多くの場合、この値段のものしか売っておりませぬ、フレスコさんは他の種類の値段の異なる中乾チリメンも売っておりますが、主力製品は298円のものです

もう何年も前から、ひょっとしたら10年以上も前から、どこのスーパーでも、中乾チリメンの製造元が異なっていても、同じ値段なのです、298円なのです

もっとも、消費税が5%であったときは税込で298円だったのですが、さらに3%増税された後は以前の5%分を外税にして8%まるまる外税としておりますので、増税のどさくさに紛れての実質的値上げを行っております

みなさん、これはおかしいとお思いになりませんか、何年たっても、製造元が異なっていても、売っているスーパーが異なっていても同じ値段・・・

これはどうやら業者がちりめんに関して密かに価格協定を行っていることによるものではないか、というのが慧眼GGIが発見した疑惑であります、すなわち「中乾チリメン闇カルテル」なるものが存在しているのではないかと疑われるのです

みなさん、独占禁止法というものが、そして公正取引委員会なるものが世の中に存在しているのをご存知ですね、業者が結託して荒稼ぎして庶民をくるしめるのを防ぐための法律であり、行政組織であります

独占禁止法では商品の販売に際して関係業者が価格を協定することを禁じています、価格を高めに協定して不当な利益を業者が庶民から吸い上げるのを禁止しているのです。独占禁止法に基づき公正取引委員会や特別立法により許可されたもの以外は価格協定(カルテル)を結ぶことは許されておりませぬ、つまり販売に際して、業者は談合してはいけないということであります

そして、この中乾燥チリメン、GGIの長年にわたる市場調査の結果、闇カルテルが結成されている疑惑が濃厚であることが明らかになったのです

談合や闇カルテルが疑われる場合は、公正取引委員会が調査を行い、独禁法に違反する事実が認められた場合は課徴金や罰金が科せられることになっております

そこで庶民のささやかな幸せを願うGGI、某日、公正取引委員会に電話してみました

「あの~、公正取引委員会さんですか、ちょっとお話しが・・・」

「どのような御用件ですか」

「闇カルテル疑惑についてですが・・・」

「何のカルテルですか?」

「チリメンジャコのカルテルなんですが・・・」

「えっ、何の話ですか、チリメンジャコ!冗談はよしてください、こちらはもっと大きな談合や闇カルテル疑惑で忙しいのですから」

「冗談なんかではありません、私は何年にもわたり市場調査を独力でおこない、カクカクシカジカ、カクカクシカジカ、その結果、これは闇カルテルではないかと・・・」

「お話しはわかりました、さきほどは冗談などと失礼なことを申し上げてしまいましたが、実はかつて私どもも、チリメンジャコについて、闇カルテルではないかと検討したことがあるのですが、まあこれは・・・」

「検討の結果どうなったのですか?」

「それがですねぇ・・・委員長をはじめ、公正取引委員会のみなさんにチリメンジャコの件について話し合っていただきましたところですねぇ・・・」

「話し合ったところ、どうだったんですか?」

「それがですねえ・・・まことに申し上げにくいことなのですが・・・」

「何が申し上げにくいのですか?」

「それがですねえ・・・あのですねえ・・・委員の皆さん、だれもが、あんなちっちゃなちっちゃな魚のことなんかとやかく言うことはないのではないか、などとおっしゃって・・・」

「そんなバカなあ・・・小さい小さい魚のことなんかどうでもいいというのか!」

「まあ、ことがマグロやカツオなどになりますと話は違うのですが・・・」

「おい、小さかったら話も小さい、だからどうでもいいと言うのか!」

「いや決してそういう訳ではないのですが、何しろあまりにも小さいものですから・・・どうかお許」は生きのびることでありませう、闇カルテルの食い物にされているチリメンジャコさん、GGIの努力が足りませんでした、ごめんなさい・・・

《ごめんよとチリメンジャコにつぶやきて 数十匹を一箸に食う》

GGIが大好きな短歌です、ずいぶん以前、朝日歌壇に載っておりました。詠み人はいるのですが忘れてしまいました

 グッドナイト・フッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メディアスクラムという横暴な怪物・・・

2015-10-30 01:48:03 | 日記

「メディアスクラム」というのはもともと、議会や重要な会合などが開催された際に、会場の外で直ちに開かれることが多い即席の記者会見の意味であるとされていますが、日本では、放送局、新聞、週刊誌など全国に情報を配信することが可能なメディアの報道関係者が取材対象の人物や対象地域に大挙して押しかけ、執拗につきまとい、必要以上の報道合戦を繰り広げることという意味で用いられています(以上はウィキペディアなどからの引用)。

 メディアスクラムという集団的な過熱取材はしばしば取材対象とされた人物に対して人権侵害とも言えるプレッシャーをもたらし、報道被害の原因となり、問題視されていますが、日本のマスコミ諸氏は自分たちがもたらす報道被害にはあまり関心がないようであります

 むかし、パリで留学生の日本人がオランダ人の女性を殺して食べてしまったという事件がありました。そのとき日本から大挙してマスコミ諸氏がパリに押しかけたので、あちらではこの日本のマスコミの異常な騒ぎぶりそのものがニュースになったりするということがありました、このときカフェにたむろする日本人の記者たちが何を注文しようかと迷っているのを見て、ボーイが冷やかして次のように言ったそうであります

「日本のムッシューのみなさん、何にいたしますか?フレッシュ(flesh)なんかもありますぜ、いかがです!」

フレッシュというのは人肉のことであります、まことにブラックなユーモアであり、GGIはいたく感心いたしました

 ついでながら申し上げておきますと、この事件の犯人であるサガワ君と言う青年、あちらの裁判では精神に異常あり、犯罪への責任能力がないとして、一時刑務所に収監されていたもの、最終的には釈放されて帰国しています・・・日本であればおそらく裁判所はこのような判断を下す勇気ないでありませう、そんなことをすれば、マスコミも市民も大騒ぎしてバッシングの大合唱ということになるのは間違いないからであります、というのがGGIの見解です

 話が脱線いたしましたが、今日の写真はメディアスクラムの典型とも言うべき光景の映像を「死刑弁護人」という映画のパンフレットから借用したものです、よろしければクリックしてご覧になり、とくとご覧くださいませ

 何十人もの記者諸氏が押し寄せて家の様子を塀越しにうかがっていますね、なかには脚立の一番上に立ってのぞき込もうとしている記者もいます

 この写真に写っている民家は、実は後に「和歌山毒カレー事件」の犯人として逮捕されることになる人物の自宅です、みなさんご存知かとかと思いますが、後に死刑が確定した林真須美被告の自宅です、この光景はまだ逮捕されていない時点での写真です、おわかりでしょうか、メディアスクラムの凄さを・・・

全国のマスコミ諸氏が、警察が逮捕する前から犯人であると決めつけて過熱取材を行っているのです

 和歌山毒カレー事件、GGIも当初、報道を通じて、林氏が犯人であると思いこんでいたのですが、現在、安田好弘弁護士をはじめとした弁護団が再審請求を行っており、どうやら雲行きが怪しくなってまいりました

 直接的証拠がないこの事件で、弁護団は以下のように反論しています。第一に殺人の動機がない(林死刑囚は以前に保険金詐欺などで大金を手に入れ裕福な暮らしをしている、カネにならないことをやるような人物ではない、というのが安田弁護士の弁)、第二に目撃証言の信ぴょう性が極めて怪しい、第三に、これが決定的な要因ですが、カレーに混入されたヒ素(亜ヒ酸)と林家の台所にあったとされるヒ素は別物であることが化学分析の結果明らかになった、と弁護団は主張しています。

 ヒ素が別物である、というのは分析化学が専門である京都大学の河合潤教授による分析結果によるものです。この件に関しては産経新聞が今年6月に報道していますので、関心をお持ちの方は以下のサイトをご覧ください

http://www.sankei.com/west/news/150607/wst1506070019-n1.html

 河合教授の話はGGIも、昨年あるいは一昨年であったでしょうか、龍谷大学で行われた刑事事件と科学捜査をテーマとしてシンポジウムで聞いたことがあります。そのとき同教授は「スプリングエイトという巨大な科学施設(大型放射光施設)で分析した結果、カレーに入っていたヒ素と林家にあったヒ素は同じであることが明らかになったと、検察側は胸を張っているが、ヒ素以外の微量成分(重元素)の組成も一致していないと、同一のものであるとは言えない。スプリングエイトはこれらの成分の分析には適していなから、検察側の主張が正しいとは言えない。微量成分の分析結果が異なるものあった場合は、毒殺に用いられたヒ素と林家にあったヒ素は別物、したがって、この事件は冤罪ということになる」と明言されていました。

 このシンポジウムでGGIは、しったかぶりで「和歌山のあのへんはミカン農家が多い地域、毒性が強いのでヒ素を農薬として使用することが禁止されるまでは、ヒ素を与えるとミカンが甘くなるので、どこでも農家にはヒ素があったのです、禁止された後も隠し持っていたり、別の名目で輸入されたヒ素を手に入れて、ミカンの栽培に用いる農家があったりして問題になったこともあるのです、ですから、あのあたり、ヒ素を持っている農家なんて珍しくなかったのです、だから林家にヒ素があったから彼女が犯人に違いない、というのはいささか乱暴な話ではないでせうか」などと発言いたしました

 そうしましたら、このシンポジウムに参加されていた安田弁護士が申されました。「その点が気になったので、警察に付近の農家に関する捜査・調査の記録を開示するよう求めたのですが、警察は拒否しました」

 もし林被告が犯人でなかったとしたら、今日の写真に見られる、林氏を逮捕前から犯人扱いしていた、あの猛烈なメディアスクラムはいったい何だったのでありませうか

 などとGGIが書きましても、日本の低レベル・マスコミ諸氏は何の反省もしないでありませう・・・

 グッドナイト・グッドラック!

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前代未聞・・・政府が自治会に補助金!

2015-10-29 01:46:28 | 日記

10月26日の夕方、雑用をこなしておりましたら、テレビから流れるアナウンサーの声が耳に入りました、まことにヘンなことを言っておりす、政府が名護市辺野古近辺の三つの地区に直接「振興費」なるものを支出することを地区の自治会代表者に約束した、という意味のことをアナウンサーが告げておりました

 えっ、どういうこと?政府が自治会組織に直接補助金を出す?そんなことはあり得ない、そんな話はこれまで聞いたことがないぞ、自治会というのは自治体の間違いでないのか?とGGIは思って聞き流してしまったのですが、ウソではありませんでした

 翌日の朝刊に記事が出ていました。「辺野古地元に振興費、今年度中、国から直接3地区へ」という見出しで報じておりました

 「安倍政権は26日、名護市辺野古周辺の3地区の代表者を首相官邸に招き、今年度中に振興費を直接支払うことを伝えた。普天間基地の移設計画に反対する沖縄県と名護市の頭越しに地元と直接交渉し、移設に向けた《同意》を浮き立たせる狙いがある」(27日付け朝日新聞朝刊)

 今日の写真は「振興費」が支払われる辺野古近辺の地区の地図(記事に付されていたもの)を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

この三つの地区の人口は約3000人、今年度中に支払われるおカネは3000万円とのことです、おそらく来年度も、その後も、そして次回の名護市長選までは、「振興費」なるものが支払われるでありませう、地域振興なるものはきりがありませんから・・・

「地区の代表者」すなわち「区長」というのは、自治体の行政組織など公的機関や組織などを代表する人物を指すのではありません。この「地区の代表者」というのはその地域の住民組織を代表しているとみなされる人物のことであり、実質的にその地区の自治会組織の代表者を意味しています。ですからこのニュースは国が直接自治会におカネを支払うという話なのです

 政令指定都市の場合は法的に根拠を有する「行政区」を設けることが許されていますが、行政区の区長は市長が任命するお役人であり、当然ながら市の権限に基づいて行政に携わります(東京都の場合は「特別区」として独立した権限を有しており区長は公選です)。ですから政令指令都市における区の代表者は区長であり、区長は公的存在であることは明らかです

 ところが、政令指令都市以外の自治体で用いられている「区」という名称は政令指令都市における「行政区」とは法的にまったくの別物なのです。政令都市以外の市町村で称されている「区」というのは、市町村を任意の区画で分割して設置される実務上の行政区画に過ぎず、ほとんどの場合はその行政区画において設けられる住民自治組織(単位自治会の連合組織)と実質的に重なり合っています。

 「自治会」という組織は、法律的には、何ら法的な権限を有していない、まったくの任意団体に過ぎません。地方自治法では自治会は「地縁に基づく権能なき社団」と定義されています。権能というのは、 法律上、ある事柄について権利を主張し、行使 できる能力のことであり、一般的には公の機関の権限のことを意味しています。ですから自治会というのは公的な権限・能力を有していない任意団体に過ぎないのです

 そのような組織に政府が直接おカネを出そうというわけです、公金を支出するというわけです。これはまったくの前代未聞、これまでこのようなムチャな例は過去にまったく存在しておりません

本来ならば。たとえ特定の地区にの政府がおカネを出すとしても自治体を通じてでありませう、ところが辺野古の各地区の場合、基地建設に反対である人物が市長を務める名護市を通じて各地区におカネを支払うのは不可能なので、政府はこのような常識を無視したムチャクチャな手段をとったのです。沖縄防衛局長も「異例の手法」であることを認めているとされています

 目的はミエミエ、要するに札束で現地の人々の一部をたぶらかして人々を分断し、何が何でも基地を建設しようという姑息極まる手法です。このような政治手法が民主主義とはまったく無縁のものであることは明らかです。

この手法が許されるならば、今後、ある自治体で国と対立するような問題が生じている場合に、国は勝手に「地元」の関係者に自治体の頭越しにおカネをばらまいて住民を分裂させ自治体の行政方針に気ままに介入することができることになります

 一方、あのアベ君はこのようなインチキ極まることを汚れ役の部下に任せて、どうでもいい外遊を行い、汚れ役が仕事を終えたのを見届けて、涼しい顔でもどってきております。、

GGIは今年、自治会の副会長さんでありますから、会長さんと相談して、アベ君やスガ君に「私たちにも振興費くださいな!」と言ってみませうか!

 グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いれずみ問題・・・

2015-10-28 01:20:30 | 日記

最近,いれずみ(刺青)が問題になっております。すこし以前、ガキンチョのハシモト君が大阪市職員に「いれずみ調査」を強行して問題になったことがあります、いれずみを入れる入れないは個人の自由、といれずみを入れていないけれど調査に反対して答えなかった職員もいます

 また、温泉地でいれずみをいれた外国人観光客にどう対応するということが問題となっているそうです

 チャパツなどというヘンなものがすっかり定着してしまったニッポン、いれずみをとやかく言うことはないとGGIは思うのですが・・・

 いれずみは暴力団関係者の独占物にように思われておりますが、かつてはそうではありませんでした、江戸末期に日本は旅行したシュリーマンはその旅行記「シュリーマン旅行記 清国・日本」(講談社学術文庫)において日本人のいれずみ好きにあきれております

 彼の言はウソではありませぬ。米国国会図書館に所蔵されていた幕末日本の写真記録をもとに編集された「幕末の素顔 日本異外史」(文:永六輔、毎日新聞社、昭和45年)には全身にいれずみを入れた人物の全身写真が掲載されており、以下のような説明が付されています。

 《入墨がもっともはやったのは天保のころで・・・侠客・火消し・大工・左官・六尺・駕籠かきなどが中心である》

 今日の写真は「幕末の素顔」に載せられていた、全身に入墨をいれた人物の写真を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

 グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天はあくまでも高く・・・

2015-10-27 01:36:14 | 日記

昨日も天気のよい一日でした

 空を見上げましたら、気持ちのよい青空が広がっておりました

天高く、馬の姿は見かけませんでしたが、あくまでも天は高かったのでありました

 今日の写真はあくまでも高き天を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧になり、深呼吸してみてください

 グッドナイト・グッドラック

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする