UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

日銀新総裁さま、そうかんたんにはインフレになってシャンシャンシャンというわけにはいきませんよ・・・

2013-04-30 23:56:39 | 日記

先週の半ば、近くに大きなスーパーが開店し、連日大混雑のようでありました、
けれども今日はこれまでよりも少し空いているもよう・・・

連休の谷間のせいかな、などと思いながらGGI、この新スーパーさんよりも1キロほど先にある西武さんに行きカフェ・ヨッサリアンでコーヒーを飲んでから、隣にあるイオンさんのスーパー、マックスバリュさんで買い物をしました

ところが今日は、新ス-パーが近くにできて客足が少し減ったようであったマックスバリュさん、何やら大繁盛の気配、入口に置いてある買い物用のカートがほとんど残っていないというありさま・・・

ライバルの新スーパーさんはいつもより空いているようなのに、これはいったいどうしたことだろうと思っておりましたら、今日はマックスバリュさん、定例の全品5%割引デーであることに気づきました

(このお店のカードを持っているお客さんには毎月20日と30日に5%割引、でもGGIはカードを行方不明にしてしまいましので、残念ながら恩恵に浴することができませぬ)

アベノミクスとやらで「何が何でもインフレにして景気よくするぞ~」とのたまわっておられる日銀の新総裁さま、たったのというわけではありませんが、5%の値引きでお客さんの動きがかくのごとく大きく変化するのですよ、先行き不透明な世の中、庶民はいつも1円でも安いものを求めて日夜走り回っているのです、ですからお札をジャブジャブ印刷したところで、そうかんたにはインフレにならないのです、この厳しい現実をお分かりですか?

いや、これからは電気料金やなんやかやが、それに小麦粉など輸入に頼っている品々も値上がりするじゃないか、だからインフレになるとおっしゃるのですか、でもね、新総裁様、そんな値上げが続けば続くほど、庶民は生活を切り詰めるために、ますます安いものを求めて動き回ることになるのですよ、お分かりですか?

まあ、新総裁さんは自分のオツムが下々のオツムよりもとっても優れていると思っておられるようですので、お分かりにならないでしょうね・・・・ 

写真は新しく開店したけれど今日は少し空いているようだった近くの大スーパーさんです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!
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わが八重葎庵ガーデンはいま現代アートだなあ・・・

2013-04-30 00:26:41 | 日記

わがガーデンも新緑の季節です
今年も数年前に某氏がお手植えされた無花果が若葉をぐんぐんと広げております、そしてあっという間に手のひらを優に超すリッパなハッパになります

よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ

わがガーデンは幅が十数メートルしかありません、
それなのにご覧のとおり、庭の両端に関電さんの電柱が二本建っております、そしてそれぞれに太い支柱がついておりますので電柱が四本も建っているような感じです

というのは若干のウソ、右端の電柱は隣の大地主の土地の端っこに建っております

こんな短い距離にどうしてでっかい電柱が二本も要るのか大いなる疑問なのですが、今は昔、夏になると緑生い茂り、庵の姿が隠れてしまうといった旧八重葎庵時代、ある日、関電さんがやってきて電柱を建てさせてくれと言ったのでありました

関電さんの話では、私有地に建てさせてくれというとたいていは断られるのですが、歩道に建てるのは国や自治体がつくった道路の一部を占有することになり、通行人の邪魔になったり、その他いろいろ支障が起きがちですので、できれば私有地の端っこに建てたいのだそうです

GGIはけっこうむかしから慧眼でありましたので、原発が全国のあちこちにバッコしはじめたころから、好ましからぬ存在であると考えていたのでありますが、電気そのものは人々の暮らしのために必要、公共のためならわが麗しのガーデンに電柱を建てるのもやむを得ぬとの高貴なる精神の下に、関電さんにOKを出したのでありました

が、ここで若干関電さんに騙されてしまったのでありました、電柱を1本だけ建てるのか思っていたら地盤が軟弱だったのか、でっかい支柱まで建てたのです、あっ、それは話が少し違うだろうと思ったのですが時すでに遅し・・・

工事が終わると関電さん、もし木が枯れるようなことがあったら弁償しますといって写真を撮っていきました、そして見事に支柱付近の木が枯れてしまったのでございます

関電さんとはかような過去があるのですが、実は関電さんとはあの3・11以前から原発関連で若干の接触があるのです。ですから関電さんの支店へ行くたびにGGIは、

「オレはやみくもに横暴関電憎しなどと思っているんじゃないのや、その証拠に関電さんがわが麗しの庵の庭に電柱と建てたいといってきたときには、わが
私有地に建てるのは止めてくれなどと言って幼稚に駄々をこねるようなことはぜず、公共のためやと快く即座に承知したんや、だからオレはきわめて稀なる良識ある市民や、分かってるか?」

と言うことにしております、そうしますと普段はめったなことでは頭を下げない関電支店の職員さん、そのときは「あっ、そうなのですか、それはありがとうございます」と頭を下げるのです、でも頭を下げるのはこのときだけ、すぐに何かあると居丈高になるのでございます

などと話が脱線しましたが、とにかくいま我がガーデンはぐんぐん伸びる無花果の向こうに電柱2+2が屹立、これらの電柱クンたちのあいだ、通りの向こうではもう何年も毎日毎日賢明に働く機械キリン君、その光景は現代アートさながらであります

それがどうした、と言われると困るのですが、まあGGI、最近はあまり観ないのですが、意味があるのかないのか判然としない作品が大半であるところの現代アートが結構好きなのであります

グッドナイト・グッドラック!
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わけありシシャモ君の言いわけ・・・

2013-04-29 00:39:09 | 日記

昨日、スーパーでシシャモを買いました
帰ってきてシシャモ君の包装を見て見ましたら何やら複雑なことが書いてあります

《子持ち からふと ししゃも / ノルウェー産 / 国内加工・・・・》

ここでお手数ですが写真をクリックしてご覧くださいませ

これはいったいどうなっているのだ?とGGIは頭が混乱しました
カラフトのシシャモがなぜ遥か彼方の北国ノルウェーなんかで捕まって、またはるばる日本までやって来るんだ、カラフトにいるなら北海道は目と鼻の先、さっさと日本にくればいいじゃないか・・・・

どうもよく分からないのでシシャモ君に聞いてみることにしました

「おい、シシャモ君よ、ちょっと聞きたいことがあるんやけど」
「誰かと思ったらイチャモン名人のGGIか、何かボクにイチャモンつける気?」
「いや、そういうわけやない、君の身元についてちょっと・・・」
「身元?ボクは何も怪しいものじゃないよ」
「そう警戒するな、君をいじめようというんじゃない、あのなあ、君はカラフトにいたシシャモやろう、それがどうしてノルウェーくんだりまで行って捕まったすえ、はるばる日本まで来るんや、まるで地球一周やないか、どうしてそんなまわりくどいことをするんや、カラフトからさっさと日本に来ればいいじゃないか?なにか領土問題でプーチンにでも気兼ねしているのか」
「なんだ、そんなことですか、それならGGIはまったく勘違いしています、GGIが現今の激動する世界情勢を何も知らないだけの話です」
「勘違い?世界情勢に無知だというのか」

「そうです、勘違いです、ボクたちはカラフトにいるシシャモではありません、そうではなく、《カラフトシシャモ》いう名前の魚です、もちろんカラフトの海にもいますが、世界の北の海のあっちこっちにいるのです、ノルウェーはカラフトシシャモの一大産地のひとつ、ですからボクたちはノルウェーで捕まって日本に来ただけの話です」
「ふ~ん、そうするとシシャモとカラフトシシャモとは別の種類の魚なのか」
「そのとおり、まったく言っていいぐらいの別物です、ボクたちは正確にはキュウリウオ目キュウリウオ科カラフトシシャモ属、日本人が普通言っているシシャモというのは日本固有種のシシャモのこと、すなわちキュウリウオ目キュウリウオ科シシャモ属の魚のことです、ですからボクたちは正確に言えばシシャモではありませぬ、あくまでもカラフトシシャモという別物なのです」
「でもここには《ししゃも》と一番大きな字で書いてあるじゃないか、それなら君たちはシシャモの偽物というわけか?」
「GGI、ニセモノだなんて人聞きの悪いこと言わないでください、まあ、代用品というところでしょうね、でも、日本の人々がシシャモだと思い込んでボクたちを買っていっても、それはボクたちのせいではありましぇ~ん、人間たちの、国際的なお魚流通業界の複雑な事情によるものです、日本固有種のシシャモは乱獲で激減してしまい希少品、そのため今では日本で流通している《子持ちシシャモ》の大半はボクたちです、カラフトシシャモなので~す!ボクたちカラフトシシャモがシシャモ業界を席巻しているので~す!」

「そういうことになっていたのか・・・何にも知らんかったなあ、君たちのせいやないけど、これ、詐欺みたいなもんやなあ」
「そうですか?でもボクたち、なかなかのお手頃価格だし、味もまあそこそこだからお買い得のお値打ち品、詐欺というほどのものじゃないでしょう」
「でもなあ・・・これこそほんもののベッピンやと思ったら、実はそれほどでもなかった、そこそこのベッピンに過ぎなかったというか・・・」
「GGI、なにをブツブツ言っているのですか、さっさとボクたちを焼いて食しなさい!」

まあ、今夜の話はベテラン主婦さんたちにとりましてはとっくにご存知のことかもしれません、ショモない話、どうかお許しください
グッドナイト・グッドラック!
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ハナニラ君たちの亡命先・・・・

2013-04-27 23:42:54 | 日記

若葉の季節になりました
いよいよ一年で一番いい季節になるなあと思いながらわが八重葎庵ガーデンを眺めておりましたら、庭じゅうにバッコしておりました春の地上の星ことハナニラ君たち、すっかり姿を消していました
そして、ハナニラ君たちと入れ替わるようにタンポポ君たちがバッコを開始しております

ハナニラ君の花言葉は「悲しい別れ」「卑劣」「恨み」だそうでありますが、どうもピンときません

悲しい別れでも楽しい別れでもありませぬ、なにしろ、音もなくあっという間に消え去っていったのですから
それに、その消え方が卑劣であるわけではありませぬ、
ましていなくなったハナニラ君たちにGGIが恨みを抱いているわけでもありませぬ

などとぼんやり考えながら庭を通って大通りの歩道に出てみましたら、
なんとハナニラ君たちこんなところに亡命しておりました、
垣根のフェンスの隙間から歩道にはみ出て紫の花々といっしょに楽しげに咲いております

まあ、ハナニラ君たちよ、スプリング・スターフラワー君たちよ、春の地上の星クンたちよ、花の命は短いのが常、
いましばしそこで亡命生活を楽しむがよかろう・・・

よろしければ写真をクリックしてご覧くださいませ
亡命先で元気に暮らすハナニラ君たちです。

グッドナイト・グッドラック!


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ナトリウム火災の訓練施設でカレン・シルクウッドの死を思いだしてしまった・・・・

2013-04-27 01:40:30 | 日記

なんだ、またかと思われるでしょうけれど、今夜もまた、「もんじゅ」見学記です

昨日の日記で「もんじゅ」の構内にあるナトリウム火災の訓練施設を見学したと記しました

GGIは紅顔ならぬ青白き美青年であったころ化学の実験でナトリウムを扱った経験が何度もありますので、職員の説明には注意散漫、ろくに話を聞かずに建物の内部をあちこと眺めまわしておりましたら、何に使うのかよく分からない装置が片隅に備えられているのに気づきました

よろしければ、ここで写真をクリックしてご覧くださいませ
これがその装置です

大体のところは察しがつきます、ガラス窓が付いているところを見ますと、このガラス窓を通じて内部の様子を見ながらか何かの作業が内側で行われるものと思われます、右端の装置、これはこのガラス窓の内側の気圧を大気圧以下にまで下げる装置、つまり減圧装置です、ガラス窓の内側の空気が外部に出ることがないようにするための装置です

このことから察しますと、ガラス窓の内側では、外側に漏れ出たりすると人体に危険な何か危険な物質が取り扱われるものと想像されます、たとえば猛毒の、あるいは伝染性の強い細菌などを扱うときに、これと似た装置が用いられます

ここまで考えてGGI、どうもおかしいなあと疑問がふつふつと湧いてきました

この施設であつかわれることになっているのはナトリウムです、でも、ナトリウムは常温では固体であり、そのまま空気中に放置しておいても、水でもかけたりしない限り、たいして危険なものではありません、かと言って、この装置の中で液体状のナトリウム(約100℃で液体に変化します)を扱うようにも思えず、また高温の液体状のナトリウムは手で触ったりすればもちろん危険ですが、ある程度注意をはらい、手で触れるようなアホなことをしなければ、大して危険ではありません

ではこのガラス窓の内側で何をあつかうのでありませうか、疑問が徐々に大きくなっていくなかで、GGI、突然何十年か前に見た映画の一シーンを思いだしました、そうだ、これと似た装置が映し出されていたなあ・・・

映画の題名は「シルクウッド」(1984年)です
米国で「シルクウッド事件」として知られる事件を題材にした作品です
この事件に関する 本も出版されています、題名は「カレン・シルクウッドの死」、
この本はフィクションではなく事実に基づくドキュメンタリーです、後に大きな核スキャンダルともいうべきものに発展することになった「シルクウッド事件」を題材としたものです
映画のほうはシルクウッドを主人公にしたドラマ仕立てのものですが、本のほうはこの事件の背景やこの事件に取り組んだ弁護士の活躍が詳細に記されており、核のタブーに触れたために国家を相手にすることになり、そのために起きたスパイ映画どころではないこわ~い話が記されており、衝撃的ともいえる力作です

「シルクウッド事件」というのは米国オクラホマ州にある核燃料工場で核物質汚染が工場内で広がっていることを告発しようとした女性、カレン・シルクウッドが新聞記者や国会議員に会おうとしていたやさき、不可解な交通事故で死亡したという事件です、車には明らかに何者かに追突された後があったとされています、1974年のことです、彼女は28歳の若さでした

この工場は核燃料棒を詰めるプルトニウムのペレットを製造していました、写真に示した装置とよく似た装置でプルトニウムのペレットが扱われていたのですが、このプルトニウムが外部に漏れ出て作業員が被ばくしていたのです

かようなしだいで、邪推の名人GGIは、この施設、ナトリウムを扱うと称しているがほんとうは核物質も扱っているのじゃない?という若干の疑念を抱いてしまいました

でもほんとうは説明役の職員さんに尋ねればよかったのでしょう、
そうすれば「とんでもありません、この装置はかくかくしかじか・・・核物質とは何の関係もありません、邪推も邪推、大邪推」とGGIを安心させてくれたことでありませう、まことに残念でありました

グッドナイト・グッドラック!
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