梅雨がまだ明けていなかった7月20日(土)の日記に、前日から低気圧の影響ではないかとGGIが勝手に考えている喘息の発作が出始めたと書きましたが、真夜中、日記を書き終わってそろそろ寝ようかと思ってベッドに座り込んだやさき、突然の大発作・・・
激しい咳のあと、急激に息ができなくなりました、喘息の発作がでたときの救急役である気管支拡張剤をあわてて吸ってたのですがたいしてききませぬ・・・ハーハーと肩で強く息をして外気を吸い込もうとしても苦しくなる一方・・・そのうち冷や汗が出てきて目の前がだんだん暗くなってきて・・・貧血でぶっ倒れる直前の気分に似ています・・
これは危機的・・このまま息ができずに意識を失ってしまえば一巻の終わり・・・ひたすら狼狽に次ぐ狼狽、只々「ゼンソクよ、これからは何でも君のいうことをきくから何とかおさまってくれ」とうろたえてお願いしているうちに、再び少しづつ息ができるようなり徐々に気分も落ち着いてきました
やれやれ一命を取り留めた、と申しますか・・・記憶は定かでないのですが、この間、数分というところでせうか、地獄の恐怖と苦しみの一瞬でありましたと申しては大げさすぎるでせうか。このように突然激しい発作に襲われますと、たとえ救急車を呼んでも果たしてまにあうかどうか・・・
かようなしだいでこの日は予定していた謀議もキャンセルとして蟄居、もう昨夜のような大発作がおきませんでした、翌日曜日の21日も参院選の投票日でしたが棄権して蟄居・・・
その翌日の22日、月曜日も日中は発作がときおり起きて一向に快方に向かう兆しなし、そのうちベッドに横になるとかえって発作がひどくなるようになりました。喉がゼーゼー、横になるわけにはいきませぬ、起きた姿勢でいほうがいくぶん楽ですので月曜日から23日の火曜日にかけては朝方すこしだ眠っただけ・・・
そして、火曜日の23日から24日の水曜日にかけては夜一睡もできませんでした。水曜日の明け方、血中酸素が低下しているせいか、立ちあがって動き回ろうとするとすぐに息切れしてハーハー、かえって発作がでそうになります・・・
これはヤバイなあ、このままではクタバッテしまう、どうしよう・・・いっそ救急車を呼ぶか・・・そうや、そのまえにいつも世話になっている近くの診療所に電話してみよう・・・・午前9時少し前に電話、幸い顔見知りの看護婦さんが電話にでました
「あの~GGIです。カクカクシカジカで発作が続いて夜も眠れないし、体はフラフラするし・・・」
「ああ、それはいけません。往診ではたいした治療はできません。ですから診療所まで来てください。そうすればすぐに先生に診てもらえるように手配しておきますから・・・とにかく、タクシーでも使って何とかして診療所まで来てください」
幸い庵の近くにタクシー会社がありますので電話いたしました。なんとか着替えをして大通りに出て待っておりましたらまもなくタクシーが到着、ものの5分少々で診療所に到着、受付の女性、連絡がいっていたらしく、「GGIさんですか、ベッドに横になりますか」「いや横になったらアカンねん」「じゃあ、ベッドに座っててください。すぐに先生に言っておきますから・・・」
あとはテキパキテキパキでありました。血中酸素は90%を切っています。お医者さん聴診器をあてて「これはすごい、すごい音やなあ」と感心したのち「点滴して、それに吸入薬も使います。準備させますらから、ちょっと待っててください」
やがて準備が整い、処置室の片隅で、椅子にすわったまま。加湿器みたいなものかれ出てくる湯気のようなものを吸うためのマスクを左手で口に当て、右腕に点滴
点滴を受けたのはステロイド剤。GGIは血中に好酸球が多いという典型的なアレルギー体質であるため、GGIの発作はアレルギー性の炎症によるもの、このタイプの喘息発作にはステロイド剤(副腎皮質ホルモン)が極めて効果的(ただし作用が強いため使用は短期間に限られます)
点滴を受けている途中から徐々に発作が治まりはじめました。しばらく休んで、やれやれ危機脱出と思ってお礼を言って帰ろうとしましたら「明日も来ること、来ないとダメですよ。二、三日は来なさい」と先生のご宣託・・・
薬をもらって、おカネを払ってからタクシーで来た緩やかなくだり坂の道をノロノロ、途中で北向き地蔵様にお礼をいってから帰ってまいりましたら、梅雨が明け、わが庵で見事な夏がGGIを出迎えてくれました!
しめた、梅雨が明けた!これでゼンソクとおさらばだ!
今日の写真は梅雨明けのわが庵を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
ゼンソクでお悩みのみなさん、激しい発作がでたらあまり我慢してはイケマセン、二日も三日も続くようでしたら迷わずお医者さんにかかりませう
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
激しい咳のあと、急激に息ができなくなりました、喘息の発作がでたときの救急役である気管支拡張剤をあわてて吸ってたのですがたいしてききませぬ・・・ハーハーと肩で強く息をして外気を吸い込もうとしても苦しくなる一方・・・そのうち冷や汗が出てきて目の前がだんだん暗くなってきて・・・貧血でぶっ倒れる直前の気分に似ています・・
これは危機的・・このまま息ができずに意識を失ってしまえば一巻の終わり・・・ひたすら狼狽に次ぐ狼狽、只々「ゼンソクよ、これからは何でも君のいうことをきくから何とかおさまってくれ」とうろたえてお願いしているうちに、再び少しづつ息ができるようなり徐々に気分も落ち着いてきました
やれやれ一命を取り留めた、と申しますか・・・記憶は定かでないのですが、この間、数分というところでせうか、地獄の恐怖と苦しみの一瞬でありましたと申しては大げさすぎるでせうか。このように突然激しい発作に襲われますと、たとえ救急車を呼んでも果たしてまにあうかどうか・・・
かようなしだいでこの日は予定していた謀議もキャンセルとして蟄居、もう昨夜のような大発作がおきませんでした、翌日曜日の21日も参院選の投票日でしたが棄権して蟄居・・・
その翌日の22日、月曜日も日中は発作がときおり起きて一向に快方に向かう兆しなし、そのうちベッドに横になるとかえって発作がひどくなるようになりました。喉がゼーゼー、横になるわけにはいきませぬ、起きた姿勢でいほうがいくぶん楽ですので月曜日から23日の火曜日にかけては朝方すこしだ眠っただけ・・・
そして、火曜日の23日から24日の水曜日にかけては夜一睡もできませんでした。水曜日の明け方、血中酸素が低下しているせいか、立ちあがって動き回ろうとするとすぐに息切れしてハーハー、かえって発作がでそうになります・・・
これはヤバイなあ、このままではクタバッテしまう、どうしよう・・・いっそ救急車を呼ぶか・・・そうや、そのまえにいつも世話になっている近くの診療所に電話してみよう・・・・午前9時少し前に電話、幸い顔見知りの看護婦さんが電話にでました
「あの~GGIです。カクカクシカジカで発作が続いて夜も眠れないし、体はフラフラするし・・・」
「ああ、それはいけません。往診ではたいした治療はできません。ですから診療所まで来てください。そうすればすぐに先生に診てもらえるように手配しておきますから・・・とにかく、タクシーでも使って何とかして診療所まで来てください」
幸い庵の近くにタクシー会社がありますので電話いたしました。なんとか着替えをして大通りに出て待っておりましたらまもなくタクシーが到着、ものの5分少々で診療所に到着、受付の女性、連絡がいっていたらしく、「GGIさんですか、ベッドに横になりますか」「いや横になったらアカンねん」「じゃあ、ベッドに座っててください。すぐに先生に言っておきますから・・・」
あとはテキパキテキパキでありました。血中酸素は90%を切っています。お医者さん聴診器をあてて「これはすごい、すごい音やなあ」と感心したのち「点滴して、それに吸入薬も使います。準備させますらから、ちょっと待っててください」
やがて準備が整い、処置室の片隅で、椅子にすわったまま。加湿器みたいなものかれ出てくる湯気のようなものを吸うためのマスクを左手で口に当て、右腕に点滴
点滴を受けたのはステロイド剤。GGIは血中に好酸球が多いという典型的なアレルギー体質であるため、GGIの発作はアレルギー性の炎症によるもの、このタイプの喘息発作にはステロイド剤(副腎皮質ホルモン)が極めて効果的(ただし作用が強いため使用は短期間に限られます)
点滴を受けている途中から徐々に発作が治まりはじめました。しばらく休んで、やれやれ危機脱出と思ってお礼を言って帰ろうとしましたら「明日も来ること、来ないとダメですよ。二、三日は来なさい」と先生のご宣託・・・
薬をもらって、おカネを払ってからタクシーで来た緩やかなくだり坂の道をノロノロ、途中で北向き地蔵様にお礼をいってから帰ってまいりましたら、梅雨が明け、わが庵で見事な夏がGGIを出迎えてくれました!
しめた、梅雨が明けた!これでゼンソクとおさらばだ!
今日の写真は梅雨明けのわが庵を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
ゼンソクでお悩みのみなさん、激しい発作がでたらあまり我慢してはイケマセン、二日も三日も続くようでしたら迷わずお医者さんにかかりませう
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!