わが庵、一段と秋めいてまいりました、今年はどうしたことでありませうか、わがガーデン、猫じゃらし(エノコログサ)が満開と申しますか、とにかく元気いっぱいです
今日の写真がわが庵の猫じゃらしを撮ったものです、クリックしてご覧になり、わが庵の秋の風情を愛でていたければまことに幸いです
庵のガーデン、ほとんど手入れしないのですが草々は毎年、同じものが同じように生い茂るわけではないようです、まいねん生え変わるようであり、今年は猫じゃらしさんと、小さな青い花をつけているつゆ草の類がガーデンに全面的に展開しております
かようなしだいでわがガーデンの秋は順調に推移しているのですが、わがGGIの体調、9月も半ば過ぎ手から若干変調をきたしており順調に推移しておりませぬ
八月の末にGGIと同じ年の知人、前立腺がんのロボット手術が成功無事退院、同じく八月の末、GGIより少し若い知人、食道がんのために食道を全摘、胃の3分の一を切除、胃の一部を食道代わりにして、さらに腸の一部もがんのため切除という大手術に成功無事退院、この知人、手術後容体が安定したら早くも自主的リハビリというわけで病院の廊下にヨガ用のマットレスを敷いてヨガの体操を行ってみなさんを驚かせると言うタイヘンな快人!
かようなしだいで知人の無事を喜んでいたのですが、九月の半ばになって、「こんなもん、タバコ止めたら簡単に治る」と医者にけなされたことのある喘息の発作が時おり出るようになり、だんだんひどくなり、先週あたりから、激しく咳が続いたのちに急激に気道が狭まり息ができなくなるというひどい発作に襲われるようになりました、窒息死というのはかくのごときものであろうと思ってしまうような苦しみであります
このようなときはいそいで気管支拡張剤の吸入薬を喉の奥に直接投入して危機を回避するのでありますが、この薬、作用が強力、気道が心臓に近いこともあって、多用するのは好ましくないようであります
こうしたなかで週末が迫ってまいりました、週末には若干の雑用、それにひさしぶりの泊り客、4人がやってきます
土曜日の午後はさっぱり人の集まらない脱原発デモをやりました、暑いぐらいの日差しでありました、用心のためポケットに喘息の吸入薬をしのばせておいたのですが使う必要はありませんでした
デモ終了後、わざわざデモにやってきてくれた前立腺がん手術無事終了退院氏と退院祝いのコーヒーをコメダ珈琲で飲み、ついでの彼にバコを一本をたかりました
ここまでは無事だったのですが、夕方6時、泊り客4人のために我が湖畔の迎賓館で歓迎の宴を開始したのでありますが、どうも調子がよくありせぬ、喉の奥がゼーゼー、わが迎賓館ご自慢のドイツビールを口にしましたら、ついに喘息の発作、行儀がわるいのですがその場であわてて薬を使用・・・どうも、アルコール類は喘息の発作を誘発するようであります
タバコが喘息によくないことは容易に想像がつくのですが、アルコールもよくないとは・・・・・喘息がひどくなるとアルコール類と紫煙、という人生の密かな楽しみというか必需品と申しますか、そうしたものが危機にさらされることになるのです
迎賓館から庵に戻ってきて、よる遅くまで、ひさしぶり、当然ながらよもやま話となりました、いつものことでありますが、笑い話、ジョーク、バカ話の連続とあいなりました、しかし、これが喘息には良くないのであります、大笑い、馬鹿笑いを続けておりますと、やがて喉の奥がゼーゼー、喘息の発作が始まるからです、笑いは喘息に禁物なのです、ですからGGIは必至で笑いをかみ殺していたのでありますが、やっぱり大笑いしてしまいます、そして、やがて喘息の発作・・・
泊り客の誰かが、わがガーデンに全面展開している猫じゃらしが喘息に良くないのではないかと申しました、あの花粉はすごいから・・・花粉アレルギーによる喘息・・・GGIよ、あの猫じゃらしを退治しなさい、そうすれば喘息はでなくなります
喘息は体の姿勢が影響するようです、昼間起きているときは比較的発作は出にくいのですが、ベッドに横になるとどうも調子がよくありませぬ、かようなしだいで土曜日の夜は一晩中苦しくて、あまり眠れませんでした
日曜日の午前9時半、自治会の用事、近くの川の掃除、GGIの副会長さんでありますのでこのお掃除の監督役を行いました
10時過ぎに発作が出ることもなく無事わが庵に帰ってきましたら、泊り客の一人である看護師さんのタマゴさんが申しました
「オジちゃんがいちばんよく使う書斎兼ベッドルームをきれいに掃除しておきました、良く使う場所にはほこりがよくたまるし、喘息のモトですから、これからも自室はよく掃除するようにしてください」
まことに有難きことであります、この看護師さんのタマゴさんとその相棒はこれから神戸に行って息子さんとランチ、神戸ビーフを食べるんだと元気に去っていきました、
日曜日の午後も自治会の用事、市がら送られてきた広報誌を各組の幹事さんのお宅に必要な部数だけ配ってあるきました、喘息の薬をポケットに忍ばせて行ったのですが、使用する機会はありませんした
私が用事を済ませているあいだに、泊り客の一人であるわがイモ―ㇳが、わがガーデンに展開している猫じゃらしの多くを退治してくれていました、まことに有難きことであります
日曜日の夜は、わがイモ-ㇳと泊り客の一人である我がアニーが、GGIを笑わせて喘息にならないようにと、バカ話は止めて、しずかに幼少から青年期に至るまでの思い出話にふけっておりました、GGIは静かに耳を傾けておりました、まことに有難きことであります
昨日は泊り客も去って静かなる秋の一日でありましたが、まだまだ喘息は元気な模様・・・喘息は季節の変わり目に出やすいと申しますが、季節の変わり目って、いつからいつまでを言うのでありませうか?
グッドナイト・グッドラック!