昨日、台風が来ました、大雨が降りました。
庵の近くを流れている小さな川、急激に水かさが増して、怖いくらいの勢いで流れていました
今日の写真はこの近くの川の激しい流れを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
急に水かさがました濁流をじっと眺めておりますと、何か吸い込まれそうになります。ふらふらっと目まいがして川に落ちてしまったら助からないかもしれないなあと感じるほどであります。
この激しい流れを目の前にして、この流れに棹をさすなんて容易じゃないよなあ、意志薄弱なGGIには無理なこであることよなあなどと思ってしまいました。
「流れに棹さす」という言葉、本来は世の中の時流などある傾向に乗って勢いを増す行為をすることと言った意味であるとされていますが、しばしば、そうではなく、ある傾向に逆らって、勢いを失わせる行為をすることといった意味に使われます。
平成18年に文化庁が行った「国語に関する世論調査」によれば、本来の意味だと思っている人は、半分以下であったそうです。ですから、歌は世につれ、言葉も世につれてでありますから、いずれ誤用の方が正しい使い方ということになるかもしれませぬ
でも、実際に激しい流れを目にしていますと、これではとても棹なんかさせない、それにGGIは棹などと言う結構なものを持っていないので、流れに乗って勢いを増すことはできない、そうかと言って流れに逆らうこともできない、まあできることと言えば、流れに流されてと申しますか、成行きにまかせに流されていずれ溺れ死ぬしかないなあ、と思わざるを得ませんでした。
みなさんはいかがでありませうか?えっ、流れに棹なんかささないで、いっそのこと流れをとめてしまえばいいんだとおっしゃるのですか?あなたはとても勇気のある方かもしれませんが、ただの〇〇かもしれませぬ。
グッドナイト・グッドラック!