UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

この春は後期高齢者も雑事ばっかり、でも花ニラさんたちが侵攻を開始して春爛漫・・・

2023-03-27 23:45:57 | 日記
先週末の土曜日の昼過ぎ、恒例の某謀議を行うために出かけようとしていましたら、某知人から、もうひとりの某知人といっしょに、別の用事の帰りにわが庵を訪問して県相手の裁判の関係書類を届けるとの電話、「アッ、今から用事で外出するのでダメ、オレがいなかったら書類はいつも開けっ放しの玄関に放り込んでおいてくれ」と返事してでかけましら、途中でのこの某知人たちの車とパッタリ遭遇、そこでとりあえず謀議会場にまで車に乗せてもらってから、しばらく立ち話、

「君ら、別の用事って何やったんや」「安土城の話、講演会聴きにいった」「安土城?再建しようなんていうアホな話か」、知人のひとりは安土城を建てた信長と同じ姓、もう一人の知人は某戦国有名大名と同じ姓、「君らアホな戦国大名の末裔だと自慢しているのか、君らアホなNHKの愚民化大河ドラマの見過ぎや」「オッサン、何を吠えているんや、それはともかく県相手の裁判、今度は連勝しそうだぞ!」「甘いなあ、おすまし裁判官が市民が考えつかんような超ヘリクツ考えて負けるかもしれんぞ、でも、もし勝ったら、信長の末裔よ、君のおかげや!」

そのあと、この二人と別れ謀議の会場へ。謀議参加者が来るのを待っておりましたら、最初に現れた人物、「あのなあ、オレ、今日、孫が来ていて忙しいので、これで失礼する、アッそうや、もう一人の謀議の常連氏、今日は歴史博物館の講演会に行くといっていたから多分欠席や」と言ってさっさと帰っていきました。弱ったなあ、これでは定例の謀議、今日は流会にするしかないと思ってしばしぼんやりしていましたら、普段は謀議にめったに顔を出さない人物が遠路ひょっこりと出現、救いの神が現れたと大歓迎、冗談交じりで若干の謀議を実行・・・夕方に謀議終了、

やれやれと思って帰宅しましたら、そうや、今日は午後7時から町内会の総会やったと思い出しました。新年度の幹事役のひとりになったのでさぼるわけにはいかんなあと、夕飯を後回しにして集会所に出かけましたら、何やらまったく知らない面々が会議中、えっ!これはどうなっているのだと驚きましたら、「今日は○○の町内会です。あんたのところの町内会は明日です!」・・・ガックリ、ああオレもぼけてきたなあ・・・かようなしだいでアホな一日が過ぎました

次いで翌日、日曜日、終日小雨が降り肌寒い日でありましたが、午後に雨のなか外出、福島原発事故以来、十二年間にわたり某知人が賢明に運営している脱原発のデモを表敬訪問、そこで久しぶりに某知人夫妻と出会いましたのでデモをから早々と脱落、どこかでコーヒーでもと思ったのですが、あいにくどこのお店も雨のせいかお客さんで満杯、しかたがないので、コーヒーはあきらめ、狭い道を暴走するのが趣味であるこの知人の傷だらけの車で一車線少々の狭い旧東海道経由で送ってもらって帰宅、次いで今度は間違ってはならぬと午後7時からのわが町内会の総会にあらためて出席・・・ああ、やれやれの週末だったなあを思って午後9時過ぎに帰宅し遅い夕飯・・・

次いで今日3月27日、昼前、パジャマのズボンのままウロウロしていましたら、町内会の前年度の幹事役のひとりであった方がやってきて、「これ回覧物です、みなさんに回してください、それと新年度の町費、前半分を集めて月末にある定例の幹事会に持参してください」「はい、はい、はい・・・承知いたしました」・・・細かい用事、忘れんようにしないとボケたと思われかねない、注意しなければなどと思っておりましたら、次いで町内会の新会長さんの奥さんが出現、「4月2日に花見会をしますので、ぜひ参加を」「・・・う~ん、どこでするのですか、桜並木があるお寺の裏の公園ですか?」「いえ、集会所で行います、あそこにも桜の木が何本もありますから、あっ、それとお弁当もでます、ご希望の方には缶ビールも、ただし1缶200円」「何時からですか」「正午からです」・・・正午かあ、まあ私としましては少々早い時刻なので朝飯抜きででかけるかあ・・・町内会もご多分に漏れず高齢化著しく、会長さんもタイヘン、少しは協力しなければと思って「承知しました」・・・

やれやれ、ええ年をして雑用に次ぐ雑用かと少々うんざりしながら、わがガーデンに出てみましたら、一面に白い草花が展開しているのが目に入りました。花ニラさんの軍団です、毎年、この季節になりますと忘れずにわがガーデンへの侵攻を開始するのです、元気いっぱいです

わが北向きのガーデン、冬はシベリアで発生した寒気が寒風となって日本海とびわ湖を横断してきて吹きつけますので、春の訪れが若干おそいのですが、先日の日記に書きましたように桜ならぬ杏の花は満開、でもすでに満開を過ぎてすっかり散ってしまいました、しかし白梅さんがまだ咲いています、垣根では椿がただいま落花しきり、地面は花びら満載、一方、侵攻を開始した花ニラさんたちは一週間たらずのうちにがガーデンを全面占拠するはず、次いでハナニラさんを横目にまだつぼみである高貴なる別嬪のハクモクレンさん、もうしばらくすると花を咲かせはじめます、そのころには全面占拠に成功して寝とぼけているハナニラさんたちのあいだにタンポポさんが跋扈を開始、次いでいよいよ、新緑と申しますか若葉が目立ち始めますと雑草大成長の季節となります、南向きの小さなガーデンでは、垣根のベニカナメモチ?の葉っぱが紅くなりはじめています・・・

まさにこれから春爛漫・・・ああ、ええ年をしてるのに雑用人生やなあ、でも無事春爛漫を迎えることができて感謝すべきであることよなあ・・・

今日の写真はわがガーデンに侵攻を開始した花ニラさんたちを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださり、愛でてやってくださいませ。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・
グッドナイト・グッドラック!
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うわっ!もう満開だあ・・・あるいは高価花見弁当・・・

2023-03-21 22:31:53 | 日記
昨日は春らしいよい天気でした。二、三日前から咲き始きはじめていましたが、あっという間に満開になっていました。ウソだと思われる方は今日の写真をクリックして、しかとご覧くださいませ

そこで某知人に電話で「満開だぞぉ、それに白梅も満開や!」と知らせましたら

「そんないいかげんなこと言うな、湖国では数日前に彦根の気象台が桜の開花宣言をしたばかり、そんな早くに満開になるはずがない。それに桜と梅が同時に咲くはずないやろ、この写真は捏造や!おまえ、いつから物事を捏造するようになったんや、恥を知れ!」

それで私は抗弁いたしました

「どこかの国の捏造だと叫ぶのが趣味の女性国会議員のような乱暴なことを言わないでください。よく聞いてください。私は何も桜が満開だなんて言っておりませぬ」

「そやけどさっき確かそう言ったやないか、この捏造オッサンめ!」

「それはあなたのはやとちりです。今日の写真に写っているのはわがガーデン自慢の杏(あんず)の花です。今、杏の花が満開なのです。なんか文句あっかあ!杏は満開になったりしてはあかんのかあ!わが高貴なるガーデンには国花であることを誇る桜のような陳腐なものは存在しないのです」

「あの雑草だらけの庭、どこが高貴なんや、この捏造ヤロウ」

「野趣に富む庭と言ってください、それに私のことを捏造ヤロウ呼ばわりするけれど、創造力ありいは想像力に富むヤロウと言ってください。とにかく君は言葉を知らんなあ・・・春宵一刻値千金の季節なのですか人を捏造呼ばわりんなんかしてないで心穏やかに暮らしてください・・・」

「何を言うか!おまえは言葉を知っているのではなく言葉の悪用の仕方を知っているだけや、あんたは、歴史や事の真相や、なんでもかんでも、言葉を悪用して真実を捻じ曲げることができると思っているうぬ惚れの強い政治家やお役人と同じことや!」

たかが花が満開のどうのこうのという話に過ぎないのに、なんだか話がややこしくなってきましたので、意志薄弱、薄志弱行の私はさっさと降参することにしました

「お話はよくわかりました、では杏ではなく正真正銘の桜が満開になったらあらためてお知らせしますのでいらっしゃってください。ただしいらっしゃる場合は美味しい高価な花見弁当を哀れな老人であるところの私のためにお持ちいただけますと、大変光栄でございます」

「高価花見弁当かあ・・・・まあ、考えとくわ・・・」

「考える必要はありません!」

さて、私は近い将来、高価花見弁当にありつくことができるでありませうか・・・

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お~い、なにしてるんやぁ:雲をつかもうとしているんや・・・

2023-03-16 01:28:58 | 日記
某日、大きなスーパーの前の広場を横切っていたら、彼方に何台もの大きなクレーンが大空に向かって腕を伸ばしているのが目に入りました、あのクレーン君たち、いったい何をしてるのだろう・・・

そこでクレーン君たちに声をかけました

お~い、君たち、そこで寄ってたかって何をしてるんやぁ?

ぼくたち、力をあわせて雲をつかもうとしているんで~す!

君たちアホやなあ、そんなことしていたって雲をつかめるはずないやろ、そんな雲をつかむようなアホなことを言うな!

いや、雲をつかむような話ではありません、雲をつかむ話です!

ヘリクツ言うな、勝手にしろ!

勝手にします。でもねえ、おっちゃん、むかしから「カミに見放された者は自らの手でウンをつかめ」ということになっていますよ

どういう意味や?

意味はよく考えてください、僕たちの場合は「うん」は「雲」を意味していますが、カミがなんであるかによって、ウンがなんであるによってオッちゃんの運命は大きく異なります、場合によっては悲惨なことになります、わかってますか?オッちゃん

何わけのわからんこと言うてんのや・・・

近くを通りかかった親子が小さな声で何やら言っておりました

「お母さん、あのオッちゃん、空に向かって何かヘンなこと言うてはる」

母親は自分の頭を指さして
「相手になったらあかん、木の芽時になるとここがおかしくなる人がいはるんや」

今日の写真は雲をつかもうとしていると称しているクレーン君たちを撮ったものです。クリックしてご覧になるにはおよびません

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湖国の県警さん、そんなノンキに湖なんか眺めていて大丈夫なのですか?・・・

2023-03-08 23:40:05 | 日記
前回の日記で私は湖都で一番の関電ウォッチャーであると書きましたが、実は同じく湖都で一番の県警のウォッチャーでもあり、さらには自衛隊員募集ポスターのウォッチャーでもございます。ですから今日は県警について記すつもりなのですが、その前に関電の独禁法違反について記した前回の日記の補足をしておきます。

関電は電力自由化後も電力市場をできる限り独占しようと他の大手電力会社とカルテルを結んでいたことなどが公正取引委員会に摘発されて、ただいま営業自粛中であることを書きましたが、実は3年前にも大反省・大自粛すると世間に向けて宣言していたのです。関西の方はまだご記憶と思いますが、関電のエライさんたちが原発が存在している自治体の関係者からいわゆるブラックマネーをもらっていたというスキャンダルに関して、2020年4月3日付の全国紙などに「お詫び」の一文を記した一面広告を出しておりました。少し長いのですが、この関電の大反省広告を原文のまま載せておきます。

『関西電力からみなさまへ、お詫びとお約束させていただきます』

当社の役職員が、社外の関係者から金品を受け取っていた問題などにより、お客さまや社会のみなさまからの信頼を裏切り、多大なるご迷惑をおかけしていることについて、深くお詫び申し上げます

当社は、2020年3月に、第三者委員会から、今回の事案に関わる事実関係、原因究明、再発防止の提言等を取りまとめた調査報告書を、また経済産業省から電気事業法に基づく業務改善命令を受領しました。

当社は、報告書ならびに本命令を厳粛かつ真摯に受け止め、新たに設置した「経営刷新本部」において、再発防止策を取りまとめ、3月30日に業務改善計画を策定しました。
今後、新たな経営体制のもとで、具体的な施策を決定のうえ確実に実行してまいります。

業務改善計画においては、今後、再発防止に責任をもって取り組むにあたり、経営責任ならびに役職員の責任の所在の明確化を図っております。また、第三者委員会の調査報告書において、役員退任後の嘱託等の報酬について、正当性が認められないとのご指摘をいただきました。当社としては、このご指摘を厳粛かつ真摯に受け止め、支給済みの嘱託等報酬の全面回収を図ることとしました。

今後、役員退任後の嘱託等の業務委託については、取締役会で決定することで、客観性を高め、再発防止に努めてまいります。

当社は、「今回生まれ変わらなければ、明日の関西電力はない」という覚悟と、過去と決別し全く新しい関西電力を創生していく不退転の決意で、経営の刷新に取り組み、皆さまから信頼いただけるよう全力を尽くしてまいります。

再発防止に向けた業務改善計画の主な内容:企業風土の変革、ガバナンス体制の再構築、コンプライアンス機能の強化、発注業務などの適切性と透明性の確保(省略)

2020年4月3日:関西電力株式会社  取締役社長 森本 孝 」

以上が私たち消費者に向けての「お約束」の一文です。いかがですか、その後「経営刷新本部」を設けてマジメになる努力を続けてきたはずなのですが、今度は独禁法違反です。しかも独禁法の規定を盾に1000億円近くの罰金を逃れて経営自粛というわけです。今度もお詫びに一文を公表していますが、まことに救いがたい・・・・上記の「お約束」の一文に「今回生まれ変わらなければ、関電の明日はない」とあります。しかしながら、生まれ変わっていないことが、「お約束」を守っていなかったことが独禁法違反で明らかになりましたから、関電に明日はなくなったということになります。

などと今日はいきなり長文の脱線、どうかお許しくださいませ。今日の本題は湖国の県警さんです。先日の日記に「防衛運転をしよう」などというまことにアホなセリフを大きな電光掲示板に掲げていると書きましたが、その後県警さん、さすがに恥ずかしかったようであり、最近は「近くでもシートベルト着用」というまともな内容を掲示しております

それで、お~、よしよし、私の日記を見て反省したのだと思っておりましたら、一昨日、市内某所で湖国県警のお巡りさん募集のポスターに遭遇してしまいました

今日の写真はこの県警さんのポスターを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

ポスターに曰く 「じぶん史上 最高の物語」

ご覧の通り、二人のお巡りさんが湖都のどこか見晴らしの良い山の手からわが麗しきマザーレイクすなわちびわ湖をのんびりと眺めております。どうやら白バイとパトカーのお巡りさんのようです。自分史上最高の物語っていったいどういう意味でしょうね?

白バイに乗ったりパトカーで疾走したりするのが警察の花形なのでありませうか。かつてのあこがれであった白バイやパトカーに晴れて乗ることができて、つまり「じぶん史上最高の物語」を実現できてうれしいなあ、君もカッコいいお巡りさんになってみない!というわけでせうか・・・

でもねえ、そんなところでノンビリ湖なんか眺めていては、交通違反を取り締まったり犯人を捕まえたりはできませんよ。それに、そんな道端に勝手に車を停めたりして駐車違反じゃないんですか?!

湖国の県警さんよ、観光ポスターではないのですから、もっと「正義の味方!湖国県警」を印象付けるポスターを考えてはいかがですか?

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インチキにインチキを重ねておりましたので、ただいまわが社は営業自粛中でございます・・・

2023-03-04 01:49:44 | 日記
先日、湖都・大津の幹線道路に面している関電さんのビルの前を通りかかりましたら、何やらいつもと若干様子がちがっております。なんか変だなあ、いつもと違うような気がするなあと少し気になりました。

なんか変だなあ、何が変なのだろうと思いながら、なんとなくビルの壁面に設けられているガラスで仕切られている掲示板に目をやりましたら、何も貼られておりません。ただの空白・・・いつもならこの掲示板に「オール電化がお得」とか「ガスも関電!」などと記されたポスターなどが貼ってあるのですが、見事に掲示板は空白です。なんにもなし・・・

今日の写真はこの関電さんの空白掲示板を撮ったものです。ぜひクリックして見事に空白の掲示板をしかとご確認くださいませ

一瞬、今日はどうして何も貼っていないのだろうと思ってしまいました、・・・が、私は湖都で一番の関電ウオッチャーでありますから、その理由がすぐに明晰なるわが頭脳にピ~ンときました。

昨年の11月から12月にかけて、関電さんが中心になって大手電力会社が金儲けのために大インチキな営業活動を行っていたことが世間にバレてしまったために、インチキで中心的な役割を果たしていた関電さんは反省の意を表するために1カ月間だけ営業を自粛することにしたのです(このことを関電は新聞広告で知らせていました)。この自粛の結果が空白の掲示板というわけなのです。

2016年から電力が自由化され、いわゆる「新電力」が電力市場に参入したのですが、既存の大手電力は電力の自由化に逆らって、自分たちの利益をこれまでどおり守るべく、すなわち自分たちのこれまでの「地域独占」の縄張りを守ろうとして、関電さんを中心として、独占禁止法に反するインチキなことをやっていたのですが、それが発覚、昨年11月~12月に公正取引委員会に摘発されたのです。

インチキの一つは関電が中部電力・中国電力・九州電力によびかけて、これまでとおり、たがいに自社以外の他社の管轄地域では営業活動は行わないことにしようという秘密の協定(カルテル)を結んでいたのです。

大手電力各社が、電力自由化を機会に、自由化以前には他社の管轄地域であった他社の地域に自由に乗り込んで大手電力会社どうしが自由に競争することになると、結果として競争すればするほど電気料金が低下、各大手電力会社はこれまでのように利益を挙げることができなくなる、これでは自分で自分たちの首を絞めることになるではないか!これは一大事・・・大手電力会社としてこのような好ましからぬ事態が生じるのを防ぐがねばならぬ、というわで、このような協定を結んでいたのです。これは大手電力会社による自分たちの利益を守ることを意図した自由競争を妨げる行為ですから、当然明らかなる「独禁法」違反です。

このため公正取引委員会はこの四つの大手電力会社に、過去最高といわれる、合計約1000億円の罰金(課徴金)を科すことにしました。

関電はこの協定を結ぶ中心的役割を果たしていたために、常識的に考えれば、主犯としてので罰金の大半を支払わなければならないはずです。ところが、関電さんがさらにずる賢いことに、この罰金を逃れるべく立ちまわって、見事に成功しているのです!

ともうしますのは、談合は秘密裏に行われるため摘発が容易でないことから、摘発を容易にするために、独禁法には次のような規定が設けられているのです。

「最初に談合の事実を自白した会社は罰金を科せられない、処分を免れることができる」

関電はこの独禁法の規則の適用は受けるために違法行為を行っていたことを他社に先駆け一番に公正取引委員会に自白したのです、そのおかげで多額の罰金を逃れ、処分を免れることに成功したのです。その結果、違法な協定を結んだことを二番目に認めた中部電力さんは700億円もの罰金を科せられることになってしまいました・・・中部電力の関係者は「違法な協定をもちかけたのは関電の方やないか!」とカンカンに怒っているそうです。

この他に、ほぼすべての大手電力会社が自らの子会社である送配電会社(大手電力も新電力も送配電会社に送配電に伴う費用を収めることになっています)からライバルである「新電力」の顧客情報を盗み見していたことも(盗み見することは法的に禁じられています)明らかになっています。関電が一番たくさん盗み見を行っていたと報じられています。

そのうえ、かつて関電さんのエライサンたちは原発立地自治体の関係者からブラックマネーをもらっておりました・・・・

これだけ悪行が重なりますと、ひと月間だけしおらしく「営業自粛」すれば済む話ではないでありませう。1000億円近い罰金を免れたのですからひと月間の営業自粛なんて関電さんにはお安い御用でありませう

このようなありさまではわが庵のガーデンの隅っこに立てられている見苦しい関電さんの電柱の撤去を求めたいところですが、私は良識ある日本の一市民として、これらの関電さんの不祥事に無関係な市民のみなさんに迷惑をかけないよう、「自粛」しているしだいなのでございます・・・・

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