良い子の皆さん、元気ですか、童話のお時間ですよ、テレビのアニメなんかよりずっとためになる、あっと驚くお話ですよ!
このあいだ新年になったと思ってたら、もう一月は終わり・・・月日の経つのは夢のうちなどと言いますと浦島太郎のお話になってしまいますが、みなさん、今日の童話は太郎は太郎でも桃太郎の話ですよ。鬼が島へ鬼退治に行って名をはせて桃太郎の話です。もうそんな童話は聞き飽きた、面白くも何ともないとおっしゃるかもしれませんが、「桃太郎の真実」についてのとっても面白い、ためになるお話ですよ、だまされたつもりで、しばらくお聴きになってくださいね
先日寒風のなかをぶらついていましたら某神社の掲示板に、コロナ禍のため今年も節分の豆まきは残念ながら中止するとの貼り紙がしてありました。貼り紙には、鬼が「すんません」と頭を下げており、鬼の両側にいる幼児が「いいから、いいから」と慰めているイラストが添えてありました。
今日の写真はこの貼り紙を撮ったものです。よい子のみなさん、どうかクリックしてご覧になってくださいね
この貼り紙のイラストを眺めているうちに、GGIは「おいおい、鬼がすんませんなどと謝る必要なんて、少しもないのとちゃうか・・・悪いことして謝らなければならないのは桃太郎のほうじゃないのか」と大いなる疑問を抱いてしまいました。
みなさん、桃太郎は鬼が島に行って鬼退治をしたので正義の味方ということになっていますね、でもね、実は桃太郎は正義の味方なんかではないのですよ。このことは明治のころから広く知られている話ですので、みなさんは知らなくても、知っている大人は結構いるのです。
その証拠に、大人も子供も、みんなが大好きな大好きな一万円札、その一万円札の象徴であるあの有名な福沢諭吉先生が、二人の息子さんのために著した「ひびのおしえ」という教訓集の中で、桃太郎のことを以下のように非難しているのです。
「もゝたろふが、おにがしまにゆきしは、たからをとりにゆくといへり。けしからぬことならずや。たからは、おにのだいじにして、しまいおきしものにて、たからのぬしはおになり。ぬしあるたからを、わけもなく、とりにゆくとは、もゝたろふは、ぬすびとゝもいふべき、わるものなり。」
わかりましたか?、みなさん、もゝたろふは、ぬすびとゝもいふべき、わるいものなり、なんですよ。桃太郎は鬼が何も悪いことをしていないのに、鬼が持っている宝物を奪いに行った悪者なのです。お調子ものの、キビ団子なんかで簡単に買収されたアホな家来を連れて鬼が島に敵前上陸、鬼さんたちを大量虐殺して財産を略奪、親を亡くした子鬼たちは桃太郎により悲しい思いとたいへんな苦労をしいられたというのが事の真相なのです。
日ごろから、あの鬼のヤロウ、でかい面しているから、あいつの宝物を奪ってやろうと強欲の桃太郎は鬼に目をつけていたのですが、いきなり鬼が島を襲撃してのでは世間や国際社会から非難されますので、桃太郎はいろいろ鬼にイチャモンをつけて、鬼たちを攻撃する理由をでっちあげたのです。
「おい、鬼よ、おまえは猿蟹合戦で、柿の実の無差別空爆を行いカニどもを虐殺してしまえと猿どもを扇動したのはオマエだろ!悪いヤツだ、おまえは。それにウサギとカメが競争したしきに、カメにインチキするように教え、インチキのためにフクロウを協力させたのもオマエの悪知恵だろう。あのインチキレースに2度も敗けてしまったウサギは、悔しくて悔しくて泣き通したために目がはれて真っ赤になってしまったのだぞ、インチキを手伝ったフクロウも神さまの罰を受けて夜しか目が見えなくなってしまったのだぞ、ウソだと思うなら和歌山の民話を読んでみろ」
要するに、鬼さんたちは桃太郎が言っているような悪いことは何もしていないのに、ひごろから「オレが世界で一番」つまり「桃太郎、ファースト!」と思い込んでいる桃太郎にイチャモンをつけられ征伐の目標にされてしまったのです・・・・
みなさん、「桃太郎」という童謡があるのをご存知でせう。でも、みなさんが知っているのはせいぜい1番か2番の歌詞ぐらいなものでしょう。でも、歌詞が3番、4番と進むにつれ、如何に桃太郎と家来たちが残虐行為を行っていたかが明らかになるのです。大事なことですから、以下に紹介しておきませう
1.桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた 黍団子 一つわたしに 下さいな
2.やりましょう やりましょう これから鬼の 征伐に ついて行くなら やりましょう
3.行きましょう 行きましょう あなたについて 何処までも 家来鬼が島
5.おもしろい おもしろい のこらず鬼を 攻めふせて 分捕物を えんやらや
6.ばんばんざい ばんばんざい お伴の犬や 猿 雉は勇んで車を えんやらや
ところで皆さん、この桃太郎の傍若無人の残虐な振る舞い、誰かさんに似ていると思いませんか?誰か分かるかなあ。えっ、お父さんに似てるって?!でも君のお父さんは君をやいたり煮たり食ったりはしないでしょう。そうではないのです。
正解は前回の日記に書きましたあのブッシュさんです。9・11テロに端を発したブッシュさんの振る舞い、何の証拠もないのに何かとイチャモンをつけ、おまえらは悪いヤツだ、大量破壊兵器を隠し持っているだろう、けしからん、イスラム野郎は鬼みたいに悪いヤツだとイラクなどに攻め込んだ振る舞いは、ローマ法王さんをして「これは第三次世界大戦に他なりません」と言わしめた振る舞いは、桃太郎をお手本にしたのではないかと思うぐらいです。そっくりと言ってもよいぐらいですね、みなさん歴史は繰り返すのでせうか・・・よく考えてみませうね
ですから、みなさん、わかるでしょう。節分の豆まき中止の貼り紙、鬼さんは「すんません」などと謝る必要なんか少しもないことが。被害者であるのに毎年毎年節分になると引っ張り出されて、人間のガキなんかに、ここから出て行け、などと豆を投げつけられるとは、理不尽の極みなのです。「こらあ~、人間ども、何をぬかすか、いつまでふざけたことしてるんや、おまえらのやってることは大差別や、俺たちの人相が悪いから差別してるんや、ヒトは、いや鬼は、見かけじゃないぞ、許せん」と怒っても当然なのです。
でも、貼り紙に描かれている鬼さんには怒りの表情は認められませんね、なんだか「すんません」と情けなそうな表情をしていますね。どうしてでしょう。実は鬼さんはホッとしているのです。コロナのお蔭で今年は豆まきなどという残酷な差別行為にさらされずに済みますのでほっとしているのです。鬼さん、内心では「コロナさん、ありがとう。君は差別が大好きな人間たちから嫌われているけれど、きみのおかげで今年の節分は豆なんか投げつけられずに過ごせます。ほんとうにありがとう、コロナさん」と思っているのです。このコロナへの感謝の気持ちを人間に知られると「コロナにお礼を言うなんて何というヤローだ」と、またひどく差別されかねませんから、自分の気持ちを知られないようにわざと情けなさそうにしているのです
ですから、今年は豆まきが中止になって自分の出番がないと鬼さんはがっかりしていると思い込んで、鬼さんに「いいから」「いいから」と慰めの言葉をかけている子どもたちは何にもわかっていないのです、おおいなるカンチガイをしているのです、歴史をちっとも勉強していないのです。
かようなしだいで諭吉先生、なかなかいい教えを遺してくれはしたたのですが、その後、先生が「脱亜入欧」論なんかをぶったりしたために、日本という国は、アジアの国々をバカにして、アジアの桃太郎を目指すことになってしまいました。まことに愚かな話です。ところが、日本は米国という世界の桃太郎に敗けてしまいました。それからは、今日にいたるまで、キビ団子さえもらっていないのに、恥ずかしげもなく、やみくもに世界の桃太郎の家来を務めているのです、まことに情けない限りです・・・
というのが今日のお話です。良い子のみなさん、なかなかためになるお話だったでしょう。みなさん、桃太郎のまねなんか決してしないようにしませうね。でも、権力を振り回すのが好きなリッパな政治家などという小桃太郎が世の中にたくさんいますから、良い子のみなさん、注意しませうね。キビ団子なんかに釣られて身を誤らないようにしませうね。
今日皆さんが聞いたお話、家に帰ったらお父さんやお母さんに、それに学校のセンセイにも、必ず話してあげてくださいね、お願いしますよ!
では、みなさん、元気でね!
おわり
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
このあいだ新年になったと思ってたら、もう一月は終わり・・・月日の経つのは夢のうちなどと言いますと浦島太郎のお話になってしまいますが、みなさん、今日の童話は太郎は太郎でも桃太郎の話ですよ。鬼が島へ鬼退治に行って名をはせて桃太郎の話です。もうそんな童話は聞き飽きた、面白くも何ともないとおっしゃるかもしれませんが、「桃太郎の真実」についてのとっても面白い、ためになるお話ですよ、だまされたつもりで、しばらくお聴きになってくださいね
先日寒風のなかをぶらついていましたら某神社の掲示板に、コロナ禍のため今年も節分の豆まきは残念ながら中止するとの貼り紙がしてありました。貼り紙には、鬼が「すんません」と頭を下げており、鬼の両側にいる幼児が「いいから、いいから」と慰めているイラストが添えてありました。
今日の写真はこの貼り紙を撮ったものです。よい子のみなさん、どうかクリックしてご覧になってくださいね
この貼り紙のイラストを眺めているうちに、GGIは「おいおい、鬼がすんませんなどと謝る必要なんて、少しもないのとちゃうか・・・悪いことして謝らなければならないのは桃太郎のほうじゃないのか」と大いなる疑問を抱いてしまいました。
みなさん、桃太郎は鬼が島に行って鬼退治をしたので正義の味方ということになっていますね、でもね、実は桃太郎は正義の味方なんかではないのですよ。このことは明治のころから広く知られている話ですので、みなさんは知らなくても、知っている大人は結構いるのです。
その証拠に、大人も子供も、みんなが大好きな大好きな一万円札、その一万円札の象徴であるあの有名な福沢諭吉先生が、二人の息子さんのために著した「ひびのおしえ」という教訓集の中で、桃太郎のことを以下のように非難しているのです。
「もゝたろふが、おにがしまにゆきしは、たからをとりにゆくといへり。けしからぬことならずや。たからは、おにのだいじにして、しまいおきしものにて、たからのぬしはおになり。ぬしあるたからを、わけもなく、とりにゆくとは、もゝたろふは、ぬすびとゝもいふべき、わるものなり。」
わかりましたか?、みなさん、もゝたろふは、ぬすびとゝもいふべき、わるいものなり、なんですよ。桃太郎は鬼が何も悪いことをしていないのに、鬼が持っている宝物を奪いに行った悪者なのです。お調子ものの、キビ団子なんかで簡単に買収されたアホな家来を連れて鬼が島に敵前上陸、鬼さんたちを大量虐殺して財産を略奪、親を亡くした子鬼たちは桃太郎により悲しい思いとたいへんな苦労をしいられたというのが事の真相なのです。
日ごろから、あの鬼のヤロウ、でかい面しているから、あいつの宝物を奪ってやろうと強欲の桃太郎は鬼に目をつけていたのですが、いきなり鬼が島を襲撃してのでは世間や国際社会から非難されますので、桃太郎はいろいろ鬼にイチャモンをつけて、鬼たちを攻撃する理由をでっちあげたのです。
「おい、鬼よ、おまえは猿蟹合戦で、柿の実の無差別空爆を行いカニどもを虐殺してしまえと猿どもを扇動したのはオマエだろ!悪いヤツだ、おまえは。それにウサギとカメが競争したしきに、カメにインチキするように教え、インチキのためにフクロウを協力させたのもオマエの悪知恵だろう。あのインチキレースに2度も敗けてしまったウサギは、悔しくて悔しくて泣き通したために目がはれて真っ赤になってしまったのだぞ、インチキを手伝ったフクロウも神さまの罰を受けて夜しか目が見えなくなってしまったのだぞ、ウソだと思うなら和歌山の民話を読んでみろ」
要するに、鬼さんたちは桃太郎が言っているような悪いことは何もしていないのに、ひごろから「オレが世界で一番」つまり「桃太郎、ファースト!」と思い込んでいる桃太郎にイチャモンをつけられ征伐の目標にされてしまったのです・・・・
みなさん、「桃太郎」という童謡があるのをご存知でせう。でも、みなさんが知っているのはせいぜい1番か2番の歌詞ぐらいなものでしょう。でも、歌詞が3番、4番と進むにつれ、如何に桃太郎と家来たちが残虐行為を行っていたかが明らかになるのです。大事なことですから、以下に紹介しておきませう
1.桃太郎さん 桃太郎さん お腰につけた 黍団子 一つわたしに 下さいな
2.やりましょう やりましょう これから鬼の 征伐に ついて行くなら やりましょう
3.行きましょう 行きましょう あなたについて 何処までも 家来鬼が島
5.おもしろい おもしろい のこらず鬼を 攻めふせて 分捕物を えんやらや
6.ばんばんざい ばんばんざい お伴の犬や 猿 雉は勇んで車を えんやらや
ところで皆さん、この桃太郎の傍若無人の残虐な振る舞い、誰かさんに似ていると思いませんか?誰か分かるかなあ。えっ、お父さんに似てるって?!でも君のお父さんは君をやいたり煮たり食ったりはしないでしょう。そうではないのです。
正解は前回の日記に書きましたあのブッシュさんです。9・11テロに端を発したブッシュさんの振る舞い、何の証拠もないのに何かとイチャモンをつけ、おまえらは悪いヤツだ、大量破壊兵器を隠し持っているだろう、けしからん、イスラム野郎は鬼みたいに悪いヤツだとイラクなどに攻め込んだ振る舞いは、ローマ法王さんをして「これは第三次世界大戦に他なりません」と言わしめた振る舞いは、桃太郎をお手本にしたのではないかと思うぐらいです。そっくりと言ってもよいぐらいですね、みなさん歴史は繰り返すのでせうか・・・よく考えてみませうね
ですから、みなさん、わかるでしょう。節分の豆まき中止の貼り紙、鬼さんは「すんません」などと謝る必要なんか少しもないことが。被害者であるのに毎年毎年節分になると引っ張り出されて、人間のガキなんかに、ここから出て行け、などと豆を投げつけられるとは、理不尽の極みなのです。「こらあ~、人間ども、何をぬかすか、いつまでふざけたことしてるんや、おまえらのやってることは大差別や、俺たちの人相が悪いから差別してるんや、ヒトは、いや鬼は、見かけじゃないぞ、許せん」と怒っても当然なのです。
でも、貼り紙に描かれている鬼さんには怒りの表情は認められませんね、なんだか「すんません」と情けなそうな表情をしていますね。どうしてでしょう。実は鬼さんはホッとしているのです。コロナのお蔭で今年は豆まきなどという残酷な差別行為にさらされずに済みますのでほっとしているのです。鬼さん、内心では「コロナさん、ありがとう。君は差別が大好きな人間たちから嫌われているけれど、きみのおかげで今年の節分は豆なんか投げつけられずに過ごせます。ほんとうにありがとう、コロナさん」と思っているのです。このコロナへの感謝の気持ちを人間に知られると「コロナにお礼を言うなんて何というヤローだ」と、またひどく差別されかねませんから、自分の気持ちを知られないようにわざと情けなさそうにしているのです
ですから、今年は豆まきが中止になって自分の出番がないと鬼さんはがっかりしていると思い込んで、鬼さんに「いいから」「いいから」と慰めの言葉をかけている子どもたちは何にもわかっていないのです、おおいなるカンチガイをしているのです、歴史をちっとも勉強していないのです。
かようなしだいで諭吉先生、なかなかいい教えを遺してくれはしたたのですが、その後、先生が「脱亜入欧」論なんかをぶったりしたために、日本という国は、アジアの国々をバカにして、アジアの桃太郎を目指すことになってしまいました。まことに愚かな話です。ところが、日本は米国という世界の桃太郎に敗けてしまいました。それからは、今日にいたるまで、キビ団子さえもらっていないのに、恥ずかしげもなく、やみくもに世界の桃太郎の家来を務めているのです、まことに情けない限りです・・・
というのが今日のお話です。良い子のみなさん、なかなかためになるお話だったでしょう。みなさん、桃太郎のまねなんか決してしないようにしませうね。でも、権力を振り回すのが好きなリッパな政治家などという小桃太郎が世の中にたくさんいますから、良い子のみなさん、注意しませうね。キビ団子なんかに釣られて身を誤らないようにしませうね。
今日皆さんが聞いたお話、家に帰ったらお父さんやお母さんに、それに学校のセンセイにも、必ず話してあげてくださいね、お願いしますよ!
では、みなさん、元気でね!
おわり
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!