UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

暑中御見舞:涼しい! 涼しそう! 涼しそうだが・・・涼しければ・・・

2021-07-29 01:55:18 | 日記
梅雨明けの一週間は猛暑が続くと申しますが、今年の梅雨明けは温暖化の影響でしょうか、一段と暑く、連日34℃ほどにまで達しました。

NHKがご親切にも老人は熱中症にご注意、クーラーを適切に使用し、まめに水分を補給しませうなどとしきりに脅かします。まるで年寄りを幼児扱いであり、国営放送によるこのようなご注意はまことに余計なお世話さまさまサンマのしっぽ・・・

よけいなお世話ではありますが、とにかく暑いことは暑い・・・でもGGIはクーラーとは相性があまりよくありませんので、ほとんど使いませぬ。クーラーなる文明の利器が出現して以来、街の風景が一変しました。クーラーが出現するまでは、夏は通りをあるけば涼風を期待して窓や戸口を開け放っている家々が目に入ったものですが、クーラーの出現以来、暑いのに家々は窓や戸口をしっかりと閉めきってクーラーの排気口から熱風を吐き出して地球温暖化に貢献しており、通りにほどんど人影が見えないという異様な光景があたりまえとなりました・・・

かようなしだいで、わが庵におきましては、夏はどこもかしこも開放しております。おかげさまで、いろんなモノが無断で庵内に飛び込んできます。とりわけ、夜のとばりが降りますと、庵内で輝く明かりを目指して、カナブン君やセミ君などが突撃してきます。その無茶な突撃ぶりはまるでカミカゼ特攻隊であります

昨夜も、セミ君がキッチンの蛍光灯のカバーに激突して墜落、気絶して床に横たわっておりました。おい、どうしたんや、大丈夫か、とセミ君を手に取ってみましたら、目玉をキョロキョロさせて「ここはどこ?ボクは誰?」と戸惑っておりました。でも、やがて元気にミ~ンミ~ンと鳴きはじめましたので「おまえなあ、身の程をわきまえろよ」と説教を垂れてから庭に放ってやりました。

セミ君に次いで、カナブン君がパソコンの画面に激突、そのあと、近くにあった新聞記事の切り抜きの上に着陸、そのままカナブンクンは新聞記事を熱心に読んでおりました

今日の写真は、以前にも一度似たような写真を掲載したことがあるのですが、わが二等応接室すなわち居間の夏景色を撮ったものです。カーテンが湖からの風に涼しげに揺れております。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

いかがですか、なかなか涼しそうでせう?

もちろん賢明なる諸氏のなかには「涼しい」と「涼しそう」は大違いである、涼しそうだから涼しいとは限らないなどとフクザツなことをおっしゃる方もおられることでありませう。たしかにご指摘の通りでございます

そこでGGI、「涼しい」という形容詞の活用について考えてみました。もう、みなさん、中学校か高校で習った形容詞の活用のことなんかすっかりお忘れであろうと勝手に「ご拝察」しまして、「涼しい」という形容詞の新たなる活用を紹介させていただきます

涼しい、涼しそう、涼しそうだが、涼しければ・・・涼しくない!

今日の写真をご覧になって、涼しいどころじゃない、わが庵Iの居間はただむさ苦しくて暑さいや増すだけだと思われた方、あなたは風流を解さない縁なき衆生です、サッサと地獄に堕ちませう

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!
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雑草仕置人出現(その二):駐車場の次は「ひとのみち」を造成・・・・・・

2021-07-26 00:10:51 | 日記
今日の日記は前回の日記の続きでございます。

遠路はるばるやってきてくれた知人の雑草仕置人、まずはわが庵の庭の入口に生い茂っていた草々を持参した草刈りマシーンでなぎ倒して、乗ってきたライトバンの駐車場を出現させました。次いで庭の入口からわが庵の玄関へと通じる草原を次々と草刈りマシーンでなぎ倒していきました。たいして広い草原ではありませんので、見る見るうちに草原は平らな大地へと変身、その結果、小草原の小さな庵は単なる小さな庵へと姿を変えました

今日の写真は草々がなぎ倒された後に出現した「駐車場」に停まっている知人のライトバンと玄関へと通じる新たなる大地を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

知人は自分がなぎ倒した夏草の遺体がが累々と横たわっている様子を眺めながら申しました。

GGIよ、これで君の庵も人間らしい住処になった。そのうえ「ひとのみち」まで出現してしまったぞ!

まことにありがとうでござる、ところで「ひとのみち」ってなんのことや?

そんなことも分らんのか。草々がなぎ倒されて出現した、庵の玄関へと通じる地面はオレが造成したおかげで、いまや何の意味のない草むらから「ひとのみち」へと転じたのや、GGIよ、おまえの庭はこれまで「けもの道」とさえ言えない道なき道やった、八重葎庵という名にふさわし過ぎる道やった、だからこれまでは、おまえのところにやってくる人間は草々に足をとられたりして玄関にたどり着くのに一苦労、でもこれからはだれでも楽々と玄関にたどりつくことができる、すなわち人が正々堂々と通ることができるところの道、すなわち「ひとのみち」というわけや

ふ~ん、「ひとのみち」とは何やら大げさな言い方やなあ、それになあ、「ひとのみち」ってなあ、もともとは「人としての正しい道」という意味やろ。これはそんなタイソウな道なのか?これが」

GGIよ、何と失礼なことを言うのだ、この道はオレが炎天下汗水たらしてわが愛機の草刈りマシーンを叱咤激励して切り拓いた道や、おれがこれは「ひとのみち」と宣言してのやからGGIも信じないかん、これは「ひとのみち」すなわち「人道」や、だからこれからは、GGIも毎日この道を通っているうちに「ひとのみち」が身に付いて、人道にもとることのない正しき人間になっていくはずなのや、オレの親切心が分らんのか!とにかく信じることが大切なんや!信じることがひとのみちなんや、わかったか!

まことに有難きご宣託ではありました。しかしながら、GGIはべつに正しき人間になりたいわけではありませぬ。炎天下で長々と「ひとのみち」とは何であるかをこれ以上講釈されてはかないませんので、さっさと妥協いたしました

わかった、わかった、明日からはGGIは「ひとのみち」を歩むことにする。それより暑いから、家の中に入れ、アイスクリームと冷たい茶があるから、ひとやすみしろ

そやなあ、やっぱり「ひとのみち」なんかよりアイスクリームやなあ・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

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雑草仕置人出現:まずは駐車場確保のために草刈り!

2021-07-23 00:08:42 | 日記
一昨日、お昼過ぎ、庭の方から突然大きな声がしました

「お~いGGIよ、どこにいるんや、草刈りに来たぞ~!」

窓から庭の方に目をやりますと、かなたの大通りの歩道に全長5メートルほどもありそうな古ぼけたライトバンが停まっています。この知人、先日、県相手の裁判のことでやってきたときに、雑草生い茂るわがガーデンを眺めて、「おい、このまま伸び放題にしておくと、おまえ、雑草で窒息死するぞ、草生す屍になってしまうぞ、そんなことにならんよう、近いうちに草刈りしてやるから」と言って帰っていきました

そのことをGGIはすっかり忘れていたのですが、この知人、有言実行の人、約束を忘れず炎天下、湖国でありながら湖なんかどこにも見えない片田舎の町から1時間ほど車を飛ばしてやってきたのです。炎天下、麦藁帽をかぶって首に手ぬぐい、用意万端の凛々しき知人、片手に大きな円盤のついた草刈りマシーンを手にしています。

知人は「あのなあ、このままでは車を庭に入れることができん。そやから本格的に草刈りする前に、まずは駐車場を庭に作らないかん」と宣言、作業を開始しました。この草刈りマシーン、まさに「雑草仕置人」であります。知人がうなりをあげる草刈りマシーンを一振りするたびにあたりの草々はバッサバッサとなぎ倒されて討ち死。まさに草々の大量殺処分であります

「夏草や兵どもの夢の跡」 (芭蕉)

などというポエチックなものではありませぬ、夏草さんは草刈りマシーンに突然なぎ倒されて兵(つわもの)どもの夢はちりちりバラバラに散乱・・・

今日の写真は、この知人が駐車場を作る作業にとりかかる前のわがガーデンの様子を撮ったものです。クリックしてご覧になっても何もいいことはないのですが、よろしければクリックしてご覧くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

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宣伝です:「いじめ問題」についての講演会を7月24日(土)午後に行います

2021-07-20 01:05:39 | 日記
今日は日記ではなく、まったくの宣伝です。よろしければご一読ください。宣伝が嫌いな方はどうぞスルーしてください。

十年前に湖都・大津市内で中学生がいじめを苦にして自殺するという事件が起きました。この事件は共同通信(大阪社会部)による「自殺の練習」と題したスクープ記事で全国的に注目されるようになり、この事件がきっかけで2013年9月には議員立法による「いじめ対策推進法」が施行されるに至りました。

この事件に関しては2012年2月に、自殺した少年の遺族による損害賠償請求の訴訟が起こされていましたが、大津地裁と大阪高裁による裁判を経て、今年の1月末に最高裁により最終的な判断が下されました。地裁においても高裁においても、また最高裁においても「いじめ」が自殺の原因であったと認めています。遺族側の代理人弁護士によりますと、いじめによる自殺を一般的に生じ得る「通常損害」と認めた判決が最高裁で確定するのは初めてであるとされています。

GGIはこの遺族側の代理人を務めた弁護士氏にときおり世話になって知恵を借りたりして面識がありますので、過日、人権という観点から、この裁判の経緯などについて一度話してくれないかとお願いしましたところ、快く了承していただけました。

かようなしだいで、このほど知人たちと協力して「人権の視点から考えるいじめ問題」と題した講演会を、来る7月24日(土)午後1時半から「大津市生涯学習センター」(大津市本丸町6-50、4階視聴覚室、TEL:077-527-0025 / 京阪石坂線膳所本町駅下車、びわ湖に向かって徒歩6分ほど)で開催することにいたしました。いじめ問題に関心をお持ちの方であればどなたでも参加できます(予約不要:参加料500円)。湖都近辺にお住まいの方、よろしければ足をお運びください。来場に際してはマスクをお忘れなく!

今日の写真は、この事件の全体像を記した書籍「大津中2いじめ自殺」(共同通信社大阪社会部:PHP新書、2013)の表紙を撮ったものです。上記の「自殺の練習」の記事を書いた女性記者は、このスクープで「疋田桂一郎賞」(新聞労連ジャーナリズム大賞)を受賞しています。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

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席をゆずるか、ゆずらせるか?それが問題でありました・・・

2021-07-18 00:48:05 | 日記
一昨日、午後1時過ぎ、京阪電鉄石坂線の電車に乗りました。この電車、大都会の電車とは異なり車両が小さいのですぐに密状態になります。

期末試験かなにかで午後からの授業がないのでせうか、近くのわが母高校の生徒がたくさん乗っていました。幸いシートの端っこが空いていましたので、後期高齢者GGIはそこに座りました。向かいのシートにはわが後輩の男子高校生が三人座っており、一人は参考書を開いてお勉強、他の二人はスマホでなにかやっておりました

むし暑いうえに混んでいるし、とややウンザリ気分でおりましたら、JRの駅と接している次の駅からどっと乗客、車内は一段と密になりました。そのなかに腰が少し曲がった白髪の老夫婦がいましたが、席が空いていないため二人はGGIの近くに立ったままでありました。

この老夫婦の姿を目にして、GGIは席をゆずろうかなと一瞬思ったのですが、迷いました。

ゆずってもいいけど、待てよ、おれだってリッパな高齢者だぜ、うかつにも先日齢八十にも達してしまった老人だぜ、席を譲るべきはあの向かいに座っている若き元気盛りの高校生たちではないのか、それならばかれらに「わが後輩たちよ、この老夫婦に席を譲ってあげたらどう?」と言ってみるべきではないのか・・・

徳の積み方が足りない優柔不断名人のGGI、ここで再び迷ってしまいました

待てよ、そんなこと言ってヘンな反論をされたらどうするんだ・・・

「おい、君たち、席を譲ってあげたらどうや?」
「オッサン、何アホなこというのですか、自分は座っているくせに、他人に対して、おまえ席を譲ってやれとはどういうことですか。そんなこと言うなら、まずオッサンが席を譲ってあげたらどうですか、それが物事のスジというものでせう」
「物事のスジかぁ・・・君ら、もっともらしいこというなあ、さすが進学校の生徒や・・・でもなあ、残念ながらオレもこの老夫婦に負けず劣らず年寄りなんや、ひょっとしたこの老夫婦よりオレのほうが年上かもしれんのや、だから席を譲ってあげたらと若い君たちに言うてるのや」
「ほんまかオッサン・・・オッサン、年寄りか?オッサンは髪もまだ白髪というほどやないし、たいして禿げてもいないし、腰も曲がってない。もしこの老夫婦より年寄りやというのなら、そのエビデンスを示さないとけませんよ」
「何!エビデンスだと!生意気なこと抜かすな!エビデンスがどうのこうのという大げさな話とちゃうやろ、オレはなあ君たちの大先輩や、先輩のいうことを聞けんのか!いま誰が校長や?君たちのこと学校に電話するぞ!」
「オッサン、話をごまかしたらいけませんよ、この世で一番大切なのは先輩ではなくエビデンスですよ、ヘンなイチャモンつけないでください」
「イチャモンつけてるのはそっちの方やろ・・・」

こんなことを言われてややこしいことになるのはイヤでしたので、GGIは高校生たちに席を譲らせることはあきらめ、自ら席を譲ってしまいました。でも席を譲ったのはGGIだけでありましので、お婆さんのほうは気の毒に立ったままでありました。駅を二つ、三つすぎると降りる客もあって車内はそれほど密ではなくなり、老夫婦は三つ目の駅で、お礼を言って降りていきました。GGIは再びシートに座り、高校生どもをにらみつけてやりました

しかしながら、この間、三人の高校生は老夫婦の存在にまったく気がついていなかったのか否かは不明、終始参考書に目をやったり、スマホをいじっていたりでありました

今日の写真は向かいの席に座っていた高校生たちを撮ったものです。この写真は単なる記録、つまりこの日記に書いたことのエビデンスにに過ぎませんのでクリックしてご覧になるにはおよびませぬ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
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