UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

長生きについて・・・そやなあ、だけどひとは長生きしたいんだよなあ・・・

2023-02-26 21:17:13 | 日記
今日はまたしても近くのお寺の門の傍らに設けられている掲示板、その最新の内容についてのご報告でございます。よろしければ今日の写真をクリックしてご覧くださいませ

数日前、このお寺の門前の掲示板の内容が更新されておりました。警句めいた次のような一文が記されていました

人間のいのちと
いうものは
長生きしたから
といって
豊かであるとは
限らないんです

いかがでありませうか・・・私も長生きを望む月並みな人間のひとりでありますから、ご説ごもっともでございます、と思わず頭を深く垂れ、門の前を通りすぎました。

でもなあ、人間という生き物は長生きしたがる生き物なんだよなあ、豊かであるかどうかは結果論だよなあ、長生きしてみなければ分からないよなあ・・・人間以外の生き物や草木は長生きしたいとか、わが人生豊かであれなどと思ったりしないよなあ、ああ、人間というのは厄介なる生き物やなあ・・・

このような私の深き?悩みを昨日会った某知人に話しましたら、このお寺のことを知っている知人曰く

「そういえば、以前にあの掲示板に、

《終活を済ませたからといって無事成仏できるとは限りません》

と書いてあったぞ!」

まあ、お寺様、あまり人心を惑わすようなことは書かないでくださいと申し上げたいところですが、最近は「幸せな長生きハウツー本」などが次々に売り出されたりするなど、近頃巷に大流行の「長生きブーム」、軽々しき風潮よと、お寺さんは苦々しく思っておられるのかもしれませぬ・・・

でも巷だけではありません、つい最近まで私は知らなかったのですが、国(厚労省)には「人生100年時代構想会議」なるものが何年も前(平成29年)に設けられていて、人生100年時代を見据えた経済社会システムを創り上げるための政策のグランドデザインが検討されているそうなのです・・・本気なのでありませうか、・・・

何はともあれ、どうかみなさま、長生きしてくださいませ!

なもあみだぶ、なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!

私たちは忘れっぽい:そういえば、かつて日本は米国に向けてたくさん「気球」をぶっ放したことがあっあったなあ・・・

2023-02-20 23:11:20 | 日記
最近、気球問題で米中・日中のあいだでもめていますね。中国が放った気球、米側がいったん軍事目的ではなかったことが判明したとしましたので一件落着かと思ったら、やっぱりスパイ気球とちゃうかというわけで、日米は「他国の上空に勝手に気球を放つのはけしからん」、中国は「いや気象観測のためやかららそんなに目くじら立てるようなことないやろ、たまたまお宅のほうへ飛んでいっただけ、気球は風まかせなんや」・・・・

まあ、どっちもどっち、意地の張り合い、いくら犬猿の仲とはいえ、まことに大人気ない、実害があったわけではないのだから、ここはみなさん大人になって事を収めるべきではないか、などと私は思うのですが・・・それとも、日米も中国ももめることに意義ありとでも思っているのでありませうか・・・

この気球を巡るゴタゴタの報道に接して、戦中生まれの日本人である私は、おもわず、そういえばかつての大戦中、わが日本は米国に向けてたくさん気球をぶっ放したことがあったなあと、記憶を新たにいたしました。

全員が戦後産れの自衛隊員諸氏、防衛庁の諸氏、おそらくはほとんどが戦後生まれの政治家諸氏の皆さんにとりましては、そんなこと知ったことかと思われるかもしれませんが、この我が国の歴史をしっかり記憶に留めておくことは決して無意味ではないのではないかと考え、今日は日本の気球話について記すことにいたします。

日本が米国に向けてぶっ放したのは何らかの「観測」を目的としたものではありませぬ。爆弾付きの気球です。正式には「気球爆弾」、通称「風船爆弾」、この気球が米国に向けて放たれたのは先の大戦、つまり日本の敗戦がすでに極めて色濃くなっていた太平洋戦争末期の1944年11月~1945年3月のことです。

わが日本軍、もう勝てる見込みはゼロ、あとはいつまで持ちこたえられるかという状況に追い込まれて、なんとか米国に一矢を報いようと風船爆弾で米国を「空爆」しようと考えたのです。コンニャク糊を使って和紙を張り合わせて作った風船に爆弾を吊り下げて、水素を詰めた風船を偏西風に乗せて放てば太平洋を横断して米国上空に至り、そこで爆弾を落とせば米国のどこかに何らかの被害を与えることができるだろうという皮算用、今から考えますと、運任せ風任せの極めて大雑把な希望的観測に満ち満ちた大作戦でありました。

風船を作るのに女子学生さんたちが大動員されました。今日の写真は北九州平和資料館に保存されている風船爆弾の実物です(北九州平和資料館のサイトに掲載されている写真を勝手に借用させていただきました。ゴメンナサイ)。よろしければクリックしてご覧ください

ウィキペディアさんの「風船爆弾」の項によりますと、風船の装備や風船爆弾による米国空爆の「成果」は以下のようなものであったとされています

風船の直径は約10メートル、総重量は約200㎏、15キロの爆弾1個と5㎏の焼夷弾1個を積んでいたそうです。1944年11月~敗戦の年1945年の3月までに9000個の風船が米国に向けて放たれたものの北米大陸に到達したのは300個程度(もっと多かったとする説もあります)に過ぎなかったとされています、風船爆弾作戦の戦果はほとんどありませんでした。米国側の人的被害は米国オレゴン州でピクニックに来ていた人たち6人が木に引っかかっていた風船爆弾に触れて死亡したというのが米側の唯一の人的被害であったとされています(その他に若干の山火事や建造物などの被害などが船があったようです)。

まあ、費用対効果を考えるならば効果はほぼゼロに等しい「米国空爆作戦」でありました。米国本土を直接攻撃することで米国側に心理的動揺を与えることを目的としたとされていますが、その実態は日本軍お得意の精神主義によるひとりよがりな作戦であったというべきでありませう・・・

最近、ウクライナ紛争に便乗して日本では防衛費倍増、敵地攻撃能力云々など防衛ブームですが、防衛省・自衛隊諸氏がまたしても「敵基地攻撃能力」として風船爆弾のようなアホなことは考えることはないものと、私は一国民として固く信じております。

しかしながら、ウクライナもロシアも死者が日に日に増える一方の泥沼化するウクライナ紛争、日本がかつてただの敵国である米国の尻馬にいつまでも乗っていると大怪我しないとも限りませぬ。このままでは欧米とロシアの産軍複合体に大儲けさせるだけです。そろそろ日本政府は眼を覚ましてこの尻馬から降り、国際紛争の解決に武力は決して行使しないと宣言している誇り高きわが憲法の精神に則り、ウクライナ紛争の休戦あるいは停戦に向けて、本気になって同様の考えの中立的な国々と連携して、努力を傾けるべきではないかと愚考するしだいです・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!

県警諸氏よ、日本語紊乱罪で逮捕するぞ!!

2023-02-15 00:04:57 | 日記
近頃はこの日本でもいろいろなことが乱れております。老人は保守的でありますから世の乱れは不快であります。いちいち乱れを気にしておりますとあっというまに一日が過ぎてしまい、結局は無為な一日になってしまうのですが、今日はやむに止まれず、最近の重大な乱れについてご報告し、皆さんのご意見を伺いたく思うしだいでございます

わが庵の前に湖都の幹線道路が通っておりますが、この道路の某所に湖国の県警がデッカイ交通安全のための電光掲示板を設置しております。大きな大地震がきても簡単に倒れそうもない頑丈なつくりの掲示板が車線の上空数メートルのところに鎮座しています。ですから間違いなくドライバーの目に入ります。「こらあ、行儀の悪いドライバーどもよ、この看板が目に入らぬか!!」というわけです。

以前にもこの電光掲示板にアホなことが掲示されていることをこの日記に書き、県警の貧しき日本語能力について厳しく糾弾したことがあるのですが、県警の諸氏は読んでいなかったようですので、あるいは読んでもなぜ糾弾されるのか理解できなかったようであるため、このたび再び県警諸氏に警告を発するしだいです

この掲示板、交通安全を意図したものでありますから、それに関連した簡単な標語が掲示されるのですが、この標語の日本語がときには常軌を逸している、とんでもなく素晴らしき日本語でありますので、日本人の一人である私は、そのスバラシサに赤面してしまいます。

今日の写真は数日前にこの電光掲示板を撮ったものです。掲示板に曰く

減速、安全運転、防衛運転

防衛運転!! 思わずあきれて私は卒倒しそうになってしまいました。どんなお笑いタレントでも「防衛運転」なんていう言葉は思いつかないでありませう!県警諸氏のなんと素晴らしきジョーダンよ、日本語能力よ、と言いたいところですが、警察というれっきとした公権力が勝手に「防衛運転」などという変な日本語とは言えない日本語を捏造してわざわざ公衆に流布させ、日本語の乱れを招こうとすること、これは明らかに意図的な風紀紊乱であります。意図的な風紀紊乱は刑法に触れる犯罪です。風紀紊乱在で即逮捕の対象です。しかしながら、警察が自発的に警察を逮捕することはまず期待できませんから警察による風紀紊乱は今後も続くでありませう。

このたびの標語を考えた県警諸氏は、最近はウクライナ紛争をきっかけに国防問題で何を言ってもいい雰囲気であり、マスコミでは防衛費倍増や敵基地攻撃能力云々など、それ行けドンドン、「防衛」問題が大流行だから、ここはひとつ防衛ブームに便乗して「防衛運転」というキャッチコピーにしたら受けるとでも思ったのでありましょう、次は「先制攻撃運転」とでもなるのでありませうか・・・

県警本部長様よ、警察学校では「初任科教養」という授業があるのをご存じでありませう。これから警察官になるみなさんに、公正に職務を遂行していただくために必要な教養をみにつけてもらうための授業です。この授業において、警察官になるみなさんが何よりもまず「正しい日本語」を身に着け、勝手に風紀を紊乱するような日本語を使わないよう、教育してくださいませ。平に伏してお願い申し上げ候でございます

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!

おばさん、おばちゃん、オバハン、オバン・・・ああ、ややこしなあ・・・

2023-02-06 00:43:19 | 日記
昨日(2月5日)の新聞に大阪の知事選と市長選の立候補者についての記事が出ていました。これまで維新の候補者に負けっぱなしのために自民党や立憲などは、連携して、政党色を薄めて知事選の候補者を擁立するそうです。立候補が予定されているのは「全日本おばちゃん党」の実質的な党首であった谷口真由美「おばちゃん」だそうです・・・でも「おばちゃん党」なんて知らない方が多いのではないでせうか。

私も当初「おばちゃん党」なるもののことなんかまったく知らなかったのですが、ひょんなことで、おばちゃん党の党員と称する「おばちゃん」から説教される羽目になったことがあり、そのときにはじめてこの「党」の存在を知ったのです。

東日本大震災から数年後のことだったでしょうか。湖都大津のJR駅前が再開発されたとき、それまで駅舎のとなりでひっそり構えていた交番が駅舎の正面の一等地に堂々としゃしゃり出て、「KOBAN」という大きな看板が掲げたのです。ちかごろのケーサツ、ちょっとデカイ顔をしすぎじゃないかと気になりましたので、私はKOBANという文字のKの字だけが写らない角度からこの新交番所の写真を撮って、「湖都のJR駅前に《オバン》が大きな顔して出現!」と題した一文をブログに掲載したのでした・・・・

そうしましら、次のようなメールが届いたのです

「わたしは全日本おばちゃん党の党員です。オバンとは何事ですか!オバンやオバハンは女性を蔑視する表現です、あのオバはんアホの見本や、オバはんは厚かましい、オバハンは声がおおきい、騒がしい、馬鹿笑いっしていきなりヒトの背中をドンとたたく、そんなオバはんなんかに用事はない、あっち行け、ひっこんでいろなどと、あんたらオッサンはろくなことしか言わん、そんなこと言うならオッサンどもはどうやねん、アホなのは、厚顔無恥で下品なのはオッサンどものほうや、気ぃつけなさい!」

メールの主は若干面識のある、スィーツが生きがいの「ふくよか」な「おばちゃん」あるいは・・・でした。湖都にもおばちゃん党員が潜伏していたのです!

「いや、オバハンやオバンは親しみと敬意を込めた言い方なんや」などと私にも言い分はあったのですが、抵抗するとコワイので「ハッハー」と頭を下げてしまいました・・・

このようなコメントをいただいたものの、その後「おばちゃん党」のことなんかすっかり忘れていたのですが、このたびの記事を目にして「えっ、おばちゃん党、まだあったのか!」びっくり仰天・・・(おばちゃん党は数年前に解散しているそうです)

おばちゃん党はアホなオッサン政治に明るく強烈な突っ込みを入れ、ユーモアをわすれずに、よりましな政治を実現することが党是のようです。維新の主の橋下氏の暴言を英語などに訳して海外へ発信するなど、なかなかユニークで実践的な「党」のようです。

この度の知事選、なかなか人権意識が高いこの元おばちゃん党の候補者さん(大学の法学の先生だそうです)をささえるのは思惑がバラバラのオッサンだらけの寄合所帯ですので、勝てるかどうかはかなり疑問ではあるものの、結構善戦するかもしれませぬ。万一当選したならば、オッサンみたいな東京都知事よりはまともな女性知事になるでありませう

大阪府は生活保護受給率では全国1位、犯罪発生率も全国1位(刑法犯検挙率は全国47位!)、非正規雇用率は全国4位、自殺率は全国4位などなど、やらなければならないことはいっぱいあるはずなのです。が

大阪の知事さんと市長さんは、関西復権のために「大阪府」を「大阪都」にしたらええ、そうしたら東京に対抗できる、景気がようなるなどとまことにノーテンキなアホなことを考えて失敗したというのに、凝りもせずに、今度はカジノ誘致や万博開催という今や時代遅れの打ち上げ花火に税金と投入することで大阪府民が幸せになる、これこそまともな政治やと思い込んでいます。ですから、そんな政治の名に値しないアホ丸出しの典型的なオッサン政治に真正面から異議を唱える「おばちゃん」の候補者が出現しても少しも不思議ではありませれぬ、歴史の必然かもしれませぬ・・・

まあ、まことにいいかげんでありますが、オッサンを通り越したジジイ(GGI)である私としましては、「おばちゃん」候補者ガンバレというところであります

今日の写真は昨日の新聞記事を撮ったものです。写りが悪いのでクリックしてご覧になるにはおよびません。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!

「大切な人」が一瞬にして「あんな奴」・・・

2023-02-01 22:37:36 | 日記
あっという間に一月が過ぎてしまいました。年の初めに何やら決心したように記憶しているのですが、もう忘れてしまいました。今年、また年を一つとって、お迎えの時期が一段と近づきますので、わが亡きあとに迷惑をかけないように、そろそろ遺書ほどリッパでないにしてもメモ程度のものを作っておこうかと考えたのですが、実行しないうちに二月になってしまいました。

このため、二月はもう少しマジメにと思いながら雑用をすませて街をぶらついておりましたら、また近所のお寺の掲示板に遭遇してしまいました。これまでに何度も紹介しております真宗大谷派のお寺の掲示板です。ときおり仏典からの引用と思われる、仏心無き我が身には理解しかねる有難きお言葉などが書き示されているのですが、今日遭遇しました掲示板にはスゴイことが記されておりました。

今日の写真はこの掲示板を撮ったものです。ぜひクリックしてご覧になり、じっくりと掲示板に力強い字体で記されている文言が言わんとするところをお考えになってくださいませ。

「大切な人」が
一瞬にして
「あんな奴」と
なる私
―東本願寺の掲示板よりー

いかがですか・・・凄い言葉ですね。私はウ~ンとうなってしまいました。そうだよなあ、ありがちなことだよなあと思わずわが胸に手を当ててしまいました

《「あんな奴」となる私》の「私」はもちろん私でありあなたのことであります。このような強烈なことをお釈迦様や親鸞さんなどが仰ったのでありませうか・・・みなさんはこのような経験をお持ちでありませうか、一瞬にして親しき、大切な人を「あんな奴」にしてしまったことがおありでせうか・・・じっと胸に手を当ててお考えになってくださいませ。不心得者の私は、たいした根拠もなくしょっちゅう「あんな奴」などと放言しておりますので、このままでは罰があたるのかなあと思い、若干考えてみました

《一瞬にして「あんな奴」となる私》というのは《一瞬にして「あんな奴」と決めつけてしまうような愚かな私」ということを言外に意味しているのでありませうか、「人間というのは実にいい加減な生き物であることを心しなさい」という警句なのでありませうか・・それとも人生にこのようなことは付き物だ、覚悟して生きなさいという意味でありませうか・・・

・それに、自分がちゃんと生きているつもりであっても、自分では気が付いていないだけで、誰かに一瞬にして「あんな奴」と思われしまっているかもしれない、だから心して謙虚に生きなさい、という意味でありませうか…

などなど考えればきりがありませぬ、愚考をいくら重ねたところで愚考は愚考、これ以上グダグダと書いていたのでは、みなさんに「あんな奴」と思われるだけでありませうから、今日の日記はこのへんで終わりにいたしたいと思います

みなさんも一瞬にして間違った判断をくだすようなことをなさらないようにご注意くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!