UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

バイデン氏の勇気ある公約:死刑廃止・・・

2020-11-28 23:39:24 | 日記
依然としてトランプ氏が大統領選の敗北を認めない中、トランプ政権が11月19日に131年続いた慣例を破って政権移行期間中に死刑を執行したことが11月20日付けのAFP(デジタル版)や21日付けの朝日が報じていました。

米国における裁判制度は州レベルの裁判と連邦レベルの裁判のいわば二本立ての制度になっていますが、連邦政府による死刑執行は今年7月に17年ぶりに再会されてから、これで8人目になるとされています。また、米国司法省は20日夜に12月~1月にさらに3人の死刑囚の刑を執行すると発表しています。

米国では政権移行期間中は死刑を執行せず次期政権にその判断を委ねるのが慣例でしたがトランプ政権はこの慣例を131年ぶりに破ったのです。政権末期になって死刑執行を連発するとは・・・いったいどういうつもりなのでありませう・・・

また、今回の死刑執行は、コロナ禍のために刑務所内に感染者が多数でているために各州政府が州レベルの死刑執行を事実上中止しているという状況の中でことであるとされています。ㇳランプ政権の悪あがきはここに極まったというべきでありませうか・・・

死刑という野蛮な制度に絶対的に反対であり、死刑が執行される度に総理大臣と法相に対して抗議の意を表明しているGGIとしましてはまことにやり切れないニュースでありました。けれども、このこれらの報道で意外なことが、GGIも予期していなかったことが明らかにされていました

それは次期大統領のバイデン氏は死刑反対派であるということです。朝日の報道では以下のように報じられていました。

《バイデン次期大統領は自らのホームページで「1973年以降、死刑判決を受けた160人以上の潔白が後に証明された」と指摘。連邦政府による死刑の廃止と、各州政府への廃止の働きかけを進めることを公約に掲げている》

民主党大統領候補としての公約でありますから、民主党も党として正式にこの公約を認めていることを意味しています。大統領候補として死刑廃止を堂々と公約に掲げるとは、正直に申し上げて非常な驚きでありました。

と申しますのは、まことに残念の極みでありますが、このような事態は日本ではとても考えられないからです。みなさん十分ご承知のように日本には依然として死刑制度が存在しています。日本にもかつて死刑廃止議員連盟の代表を長きにわたり務めていた元警察官僚の亀井静香氏など個人的に死刑に反対している政治家は存在してはいるのですが、死刑を公約に掲げている政党はGGIの知る限り存在していません。あの山本太郎クンの「れいわ・しんせんぐみ」さんも掲げていないものと思われます。また国政選挙の場でも、死刑廃止を公約に掲げる候補者は皆無ではないかと思います。死刑問題は票にならないということでありませうか。以上のような意味からGGIはバイデン氏の勇気と見識に最大限の敬意を心から表明いたします。

現在、世界の約200の国(と地域)のなかで約3分の2の国が死刑を法制度上あるいは事実上廃止しています。また、いわゆる先進国の中で未だに死刑制度が存在しているのは米国と日本だけです。しかし、米国の場合は、今や全米50州のうち半分の25州において、死刑制度を廃止するか知事権限で事実上廃止しています。

バイデン氏が大統領に就任すれば、米国で死刑廃止に向けての動きがさらに進むことは確実でありませう。その結果、日本は国際社会から取り残され、ついには先進国のなかで唯一の死刑制度存置国となることも確実です。

EUはEUに加盟することを望む国に対して、三権が分立しているなど民主主義国家であることを求めています。より具体的には、死刑制度が存在してないことを求めています。EUが求める条件に照らせば、日本は民主義国家ではないのです。野蛮国なのです。

いまや死刑廃止は世界の潮流となっています。今年も国連総会第3委員会(人権)は11月17日、全加盟国に死刑の執行停止を求める決議案を賛成多数で採択しました。しかし、愚かなる日本政府は恥ずかしげもなく反対票を投じています

コロナ禍は依然として衰えておりませんが、いずれ終息の時を迎えるでありませう。しかしながら、日本の死刑制度はコロナよりも格段に執拗なのです。コロナごときはものともせずに、コロナ禍のなかをも生き延び、執拗に存在し続けるでありませう・・・

ところで、日本では今年、珍しいことに、コロナのせいではないかと思われますが、これまで一度も死刑は執行されていません。法務省は最近は、一年に2回、数名の死刑囚に対して絞首刑を執行することを常としています。ですから法務省の立場からすると、死刑執行に一年以上の空白期間が生じることは好ましからぬ事態ということになります、このため、冷徹でリチギな法務官僚はコロナに敗けずに年末までに一度は死刑を執行しなくてはと考えているのではないかと懸念されます。これは決して邪推などではありません。現在の法相はオウム関係死者の大量処刑を実行する前夜に「あかさか自民亭」なるところで安倍首相の傍らではしゃいで酒を飲んでいた上川陽子氏でありますから要注意です。

今日の写真は本文と関係ありません。わがガーデンのライトアップされたナンキンハゼさんを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
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今年もおセンチの季節(その五):モネふうのナンキンハゼさん

2020-11-25 00:51:20 | 日記
今日もまたナンキンハゼさんの写真です。数日前に撮ったものです。ただし大接近して色づいた葉っぱの一枚一枚がわかるように撮ってみました。

黄色と赤(というよりは赤紫あるいはワインレッド?)の穏やかなコントラストがとてもステキです

おもわずこれはモネの庭だなあとひとり感心してしまいました

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

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今年もおセンチの季節(その四):アンズの葉っぱアンズ色・・・

2020-11-23 00:51:45 | 日記
わが八重葎庵のガーデンには杏の木が一本あります。今日の写真は杏の姿を撮ったものです。昨日の写真です。ご覧のように杏の葉っぱは秋が深まるとほんのり杏色に染まります。

杏だから杏色になるのは当たり前じゃないか、柿の葉っぱは秋になると柿色になるじゃないか、とお思いになるかもしれませんが、決してあたり前ではありません。たとえば桜の葉っぱは秋になっても決して桜色なんかにはなりません。桜色になる桜もみじがあるのならば見てみたいものであります。桜もみじはれっきとした紅葉です。バラの葉っぱだって秋になったからといってバラ色にはなりませぬ。梅の葉っぱだってそうです、秋に梅色になることなんかありませぬ。桃の葉っぱだって桃色になることはありませぬ。

この杏の木、旧八重葎庵時代はウンともスンとも言いませんでした。春になっても花が咲きません。ですから何の木かはっきりしなかったのですが、新八重葎庵を建立したとたんに花が咲くようになりました。でも桜や梅の花には似ているものの、しばらく何の花か定かではなかったのですが、皆さんの知恵で或る日「この木は梅でも桜でも桃でもない、杏である」という断固たる結論に達しました

断固たる結論に達する過程は四年前の日記に書いております。おひまな方はご覧になってくださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
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今年もおセンチの秋(その三):九月ではなく十一月だけれど・・・

2020-11-21 00:05:36 | 日記
今日はまたしてもわが庵の守護神ナンキンハゼさんの写真です。前回の日記に添えた写真から一週間ほど後の一昨日に撮った写真です。

どうかクリックしてご覧くださいませ

この写真を眺めていて、かつてのアメリカの甘ったるいラブソング「セプテンバーソング」の日本語の歌詞を思いだしてしまいました。

歌詞の出だしは「真澄の空に木々は燃え、暮れやすきこの九月・・・」であり、今日の写真にぴったりなのです。しかし、まことに残念ながらわが庵、いまは九月ではなく十一月・・・「真澄の空に木々は燃え、暮れやすきこの十一月」では歌詞になりませぬ・・・

それにこの日本語の歌詞、どうしてもこの続きを思い出すことができません。ネットさんで調べても出だしがこの歌詞である日本語の歌詞は見当たりませぬ

英語ではいろいろ有名な歌い手さんが歌っていますが、日本の歌手ではフランク永井さんがなかなかグッド。彼は戦後しばらく米軍すなわち「進駐軍」のキャンプでジャズを唱っておりましたので、なかなかいいセンスをしております

ゴーツー・トラブルになりつつあるコロナさんを横目に「おセンチの秋」はまだまだ続く予定です

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

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今年もおセンチの季節(その二):ナンキンハゼさんに接近、下から見上げると・・

2020-11-16 23:20:24 | 日記
一向にコロナ禍は衰えませんが、秋は日一日とおセンチになってまいります。

前回の日記でわが庵の色づいたナンキンハゼさんの全景をお見せいたしたが、今日はナンキンハゼさんに大接近して下から見上げた写真をお見せいたます。まだ青い葉っぱと黄色く色づいた葉っぱともう赤くなって葉っぱが共存、降り注ぐ秋の陽光に輝いています。なんとなくわがガーデンはちょっぴりモネふうなってまいりました・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!
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