わがガーデンのナンキンハゼさん、次々に葉っぱが風に吹かれて散っていきます
次々に散っていくのですが、この散りゆく葉っぱは、いったいなんなのでせつか?枯葉なのでせうか、それとも落葉なのでせうか。枯葉と落葉は別物なのでせうか、それとも枯葉と落葉は同じものでありませうか、考え出しますと疑問はつきませぬ。
「枯葉」は英語ではfallen leavesであるとされていますが、dead leavesとも表現されるとされています。英語のfallen leavesは日本語では「枯葉」とも「落葉」とも訳されているようですが、fallenは「落ちた」あるいは「落ちてしまった」たという意味ですから、fallen leavesは落葉じゃないの?deadは「死んだ、死んでいる」という意味ですからdead leavesは、日本語の「枯葉」に相当するのじゃないの?などと思ったりいたします
一方、フランス語では「枯葉」はles feuilles mortesです。morteは英語のdeadです。「死んでいる」などと言う表現はちょっとポエチックじゃないなあとは思わないでもないですが、この仏語と英語の表現、les feuilles mortesとdead leaves、 これらは日本語の「枯葉」にあたる言葉ではないでせうか・・・日本語では「死んだ」葉っぱなどと表現しますと穏やかでありませんから婉曲に「枯れた」葉っぱ、すなわち「枯葉」と表現しているのではないでせうか・・・
あの有名なシャンソンの題名はフランス語ではles feuille mortes、つまり「枯葉」です。日本語の題名でも「枯葉」です。
この題名が「落葉」ですと何だか落ち着きません。日本語の歌詞の出だしは「枯葉よ~絶えまなく散りゆく枯葉よ~」となっています。これが「落葉よ~絶え間なく散りゆく落葉よ~」としてしまうと何だか少し気抜けしてしまいそうな気がするのですが、いかがでせうか。このようにかんがえますと、やはり、枯葉と落葉はやはり別物なのでせうか?
一方、シャンソン「枯葉」の英語版の場合、題名は単にthe autumn leaves です。つまり「秋の葉っぱ」です。「枯葉」であるとも「落葉」であるとも言っておりませぬ。題名が「秋の葉っぱ」では日本語の場合、様になりませんので日本語の題名は「枯葉」ということにしてしまったのでありませう、ところが歌詞の出だしはthe falling leavesという表現になっています。
the falling leaves drift by the windows
the autumun leaves of red and gold・・・
が英語版の歌詞の出だしですが、歌詞にはfallen leavesという言葉はまったく出てきません
ところで、この英語の歌詞のfalling leavesとは、一体何なのでしょうか?枯葉がfallen leavesであるとすると、falling leavesは枯葉ではありませぬ。強いて正確に訳すならば「(地面に向けて)落ちゆく葉っぱよ~」つまり「落下中の葉っぱ」ということになりますから落葉に近いような気がいたします.。しかしながら、まだ地上に達していませんので落葉でもありませぬ・・・
実は私は極めて長きにわたり、優に半世紀以上にわたり、この出だしの部分はfalling leavesではなくfallen leavesだと思い込んでおりました。fallen leavesだから枯葉なのだと勝手に思い込んでおりました・・・・老境にはいってから、あるとき、間違って記憶したことに気づき愕然といたしました、それ以来、枯葉・落葉問題に頭を悩ませてきたのです・・・
などとゴチャゴチャ書いておりましたら、外野席から声あり
いや、そうじゃない、落葉と言うのは枝から散って地上に到達した葉っぱ、つまり落ちてしまった葉っぱのことだ、まだ散らずに枝にぶら下がっているのが枯葉だ。だからfalling leavesは枯葉と落葉の中間に位置する葉っぱなんだ、だから日本語の歌詞で「枯葉」となっているの正確さに欠けているのだ・・・
いや、そうじゃない、fallen leavesは「落ちてしまった葉っぱ」の意だから、結局は落葉なのや、だから枯葉なんかじゃない!
それなら、日本語の「枯葉」っていったい何なのや?
お答いたします。「枯葉」は総称なのです、すなわち「枯葉」は英語の歌詞にあるautumun leavesのこと、すなわち色づいた秋の葉っぱのことなのです。だから枯葉の一部として「落葉」が存在するというわけです、また枯葉の一部として「落ちゆく葉っぱ」が存在しているのです、こう考えるのがいちばん筋が通っているのです!
なんだか無理やりヘリクツをこねた説明やなあ、いったい枯葉なのか落葉なのか・・・どこがどう違うんだ、やっぱりよく分かんないなあ、風に舞う葉っぱはどっちなんだ・・・オレの心も風に舞って、あっちへふらふら、こっとへふらふら・・・
などなど悩み深き秋の夜はふけてまいります
今日の写真は地面に降り積もったたナンキンハゼの枯葉さんあるいは落葉さんたちを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
地上に舞い降りてからは、元気な葉っぱさんは、わがガーデンを後にして歩道へとさらに風に舞っていきます・・・
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
次々に散っていくのですが、この散りゆく葉っぱは、いったいなんなのでせつか?枯葉なのでせうか、それとも落葉なのでせうか。枯葉と落葉は別物なのでせうか、それとも枯葉と落葉は同じものでありませうか、考え出しますと疑問はつきませぬ。
「枯葉」は英語ではfallen leavesであるとされていますが、dead leavesとも表現されるとされています。英語のfallen leavesは日本語では「枯葉」とも「落葉」とも訳されているようですが、fallenは「落ちた」あるいは「落ちてしまった」たという意味ですから、fallen leavesは落葉じゃないの?deadは「死んだ、死んでいる」という意味ですからdead leavesは、日本語の「枯葉」に相当するのじゃないの?などと思ったりいたします
一方、フランス語では「枯葉」はles feuilles mortesです。morteは英語のdeadです。「死んでいる」などと言う表現はちょっとポエチックじゃないなあとは思わないでもないですが、この仏語と英語の表現、les feuilles mortesとdead leaves、 これらは日本語の「枯葉」にあたる言葉ではないでせうか・・・日本語では「死んだ」葉っぱなどと表現しますと穏やかでありませんから婉曲に「枯れた」葉っぱ、すなわち「枯葉」と表現しているのではないでせうか・・・
あの有名なシャンソンの題名はフランス語ではles feuille mortes、つまり「枯葉」です。日本語の題名でも「枯葉」です。
この題名が「落葉」ですと何だか落ち着きません。日本語の歌詞の出だしは「枯葉よ~絶えまなく散りゆく枯葉よ~」となっています。これが「落葉よ~絶え間なく散りゆく落葉よ~」としてしまうと何だか少し気抜けしてしまいそうな気がするのですが、いかがでせうか。このようにかんがえますと、やはり、枯葉と落葉はやはり別物なのでせうか?
一方、シャンソン「枯葉」の英語版の場合、題名は単にthe autumn leaves です。つまり「秋の葉っぱ」です。「枯葉」であるとも「落葉」であるとも言っておりませぬ。題名が「秋の葉っぱ」では日本語の場合、様になりませんので日本語の題名は「枯葉」ということにしてしまったのでありませう、ところが歌詞の出だしはthe falling leavesという表現になっています。
the falling leaves drift by the windows
the autumun leaves of red and gold・・・
が英語版の歌詞の出だしですが、歌詞にはfallen leavesという言葉はまったく出てきません
ところで、この英語の歌詞のfalling leavesとは、一体何なのでしょうか?枯葉がfallen leavesであるとすると、falling leavesは枯葉ではありませぬ。強いて正確に訳すならば「(地面に向けて)落ちゆく葉っぱよ~」つまり「落下中の葉っぱ」ということになりますから落葉に近いような気がいたします.。しかしながら、まだ地上に達していませんので落葉でもありませぬ・・・
実は私は極めて長きにわたり、優に半世紀以上にわたり、この出だしの部分はfalling leavesではなくfallen leavesだと思い込んでおりました。fallen leavesだから枯葉なのだと勝手に思い込んでおりました・・・・老境にはいってから、あるとき、間違って記憶したことに気づき愕然といたしました、それ以来、枯葉・落葉問題に頭を悩ませてきたのです・・・
などとゴチャゴチャ書いておりましたら、外野席から声あり
いや、そうじゃない、落葉と言うのは枝から散って地上に到達した葉っぱ、つまり落ちてしまった葉っぱのことだ、まだ散らずに枝にぶら下がっているのが枯葉だ。だからfalling leavesは枯葉と落葉の中間に位置する葉っぱなんだ、だから日本語の歌詞で「枯葉」となっているの正確さに欠けているのだ・・・
いや、そうじゃない、fallen leavesは「落ちてしまった葉っぱ」の意だから、結局は落葉なのや、だから枯葉なんかじゃない!
それなら、日本語の「枯葉」っていったい何なのや?
お答いたします。「枯葉」は総称なのです、すなわち「枯葉」は英語の歌詞にあるautumun leavesのこと、すなわち色づいた秋の葉っぱのことなのです。だから枯葉の一部として「落葉」が存在するというわけです、また枯葉の一部として「落ちゆく葉っぱ」が存在しているのです、こう考えるのがいちばん筋が通っているのです!
なんだか無理やりヘリクツをこねた説明やなあ、いったい枯葉なのか落葉なのか・・・どこがどう違うんだ、やっぱりよく分かんないなあ、風に舞う葉っぱはどっちなんだ・・・オレの心も風に舞って、あっちへふらふら、こっとへふらふら・・・
などなど悩み深き秋の夜はふけてまいります
今日の写真は地面に降り積もったたナンキンハゼの枯葉さんあるいは落葉さんたちを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ
地上に舞い降りてからは、元気な葉っぱさんは、わがガーデンを後にして歩道へとさらに風に舞っていきます・・・
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!