UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

おセンチの秋:the leaves of red and gold(おわり) 枯葉なの?落葉なの?

2022-11-27 01:52:15 | 日記
わがガーデンのナンキンハゼさん、次々に葉っぱが風に吹かれて散っていきます

次々に散っていくのですが、この散りゆく葉っぱは、いったいなんなのでせつか?枯葉なのでせうか、それとも落葉なのでせうか。枯葉と落葉は別物なのでせうか、それとも枯葉と落葉は同じものでありませうか、考え出しますと疑問はつきませぬ。

「枯葉」は英語ではfallen leavesであるとされていますが、dead leavesとも表現されるとされています。英語のfallen leavesは日本語では「枯葉」とも「落葉」とも訳されているようですが、fallenは「落ちた」あるいは「落ちてしまった」たという意味ですから、fallen leavesは落葉じゃないの?deadは「死んだ、死んでいる」という意味ですからdead leavesは、日本語の「枯葉」に相当するのじゃないの?などと思ったりいたします

一方、フランス語では「枯葉」はles feuilles mortesです。morteは英語のdeadです。「死んでいる」などと言う表現はちょっとポエチックじゃないなあとは思わないでもないですが、この仏語と英語の表現、les feuilles mortesとdead leaves、 これらは日本語の「枯葉」にあたる言葉ではないでせうか・・・日本語では「死んだ」葉っぱなどと表現しますと穏やかでありませんから婉曲に「枯れた」葉っぱ、すなわち「枯葉」と表現しているのではないでせうか・・・

あの有名なシャンソンの題名はフランス語ではles feuille mortes、つまり「枯葉」です。日本語の題名でも「枯葉」です。

この題名が「落葉」ですと何だか落ち着きません。日本語の歌詞の出だしは「枯葉よ~絶えまなく散りゆく枯葉よ~」となっています。これが「落葉よ~絶え間なく散りゆく落葉よ~」としてしまうと何だか少し気抜けしてしまいそうな気がするのですが、いかがでせうか。このようにかんがえますと、やはり、枯葉と落葉はやはり別物なのでせうか?

一方、シャンソン「枯葉」の英語版の場合、題名は単にthe autumn leaves です。つまり「秋の葉っぱ」です。「枯葉」であるとも「落葉」であるとも言っておりませぬ。題名が「秋の葉っぱ」では日本語の場合、様になりませんので日本語の題名は「枯葉」ということにしてしまったのでありませう、ところが歌詞の出だしはthe falling leavesという表現になっています。

the falling leaves drift by the windows
the autumun leaves of red and gold・・・

が英語版の歌詞の出だしですが、歌詞にはfallen leavesという言葉はまったく出てきません

ところで、この英語の歌詞のfalling leavesとは、一体何なのでしょうか?枯葉がfallen leavesであるとすると、falling leavesは枯葉ではありませぬ。強いて正確に訳すならば「(地面に向けて)落ちゆく葉っぱよ~」つまり「落下中の葉っぱ」ということになりますから落葉に近いような気がいたします.。しかしながら、まだ地上に達していませんので落葉でもありませぬ・・・

実は私は極めて長きにわたり、優に半世紀以上にわたり、この出だしの部分はfalling leavesではなくfallen leavesだと思い込んでおりました。fallen leavesだから枯葉なのだと勝手に思い込んでおりました・・・・老境にはいってから、あるとき、間違って記憶したことに気づき愕然といたしました、それ以来、枯葉・落葉問題に頭を悩ませてきたのです・・・

などとゴチャゴチャ書いておりましたら、外野席から声あり

いや、そうじゃない、落葉と言うのは枝から散って地上に到達した葉っぱ、つまり落ちてしまった葉っぱのことだ、まだ散らずに枝にぶら下がっているのが枯葉だ。だからfalling leavesは枯葉と落葉の中間に位置する葉っぱなんだ、だから日本語の歌詞で「枯葉」となっているの正確さに欠けているのだ・・・

いや、そうじゃない、fallen leavesは「落ちてしまった葉っぱ」の意だから、結局は落葉なのや、だから枯葉なんかじゃない!

それなら、日本語の「枯葉」っていったい何なのや?

お答いたします。「枯葉」は総称なのです、すなわち「枯葉」は英語の歌詞にあるautumun leavesのこと、すなわち色づいた秋の葉っぱのことなのです。だから枯葉の一部として「落葉」が存在するというわけです、また枯葉の一部として「落ちゆく葉っぱ」が存在しているのです、こう考えるのがいちばん筋が通っているのです!

なんだか無理やりヘリクツをこねた説明やなあ、いったい枯葉なのか落葉なのか・・・どこがどう違うんだ、やっぱりよく分かんないなあ、風に舞う葉っぱはどっちなんだ・・・オレの心も風に舞って、あっちへふらふら、こっとへふらふら・・・

などなど悩み深き秋の夜はふけてまいります

今日の写真は地面に降り積もったたナンキンハゼの枯葉さんあるいは落葉さんたちを撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

地上に舞い降りてからは、元気な葉っぱさんは、わがガーデンを後にして歩道へとさらに風に舞っていきます・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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おセンチの秋:the leaves of red and gold(その四)以外に地味なナンキンハゼの葉っぱさん・・

2022-11-23 00:56:01 | 日記
ナンキンハゼの葉は銀杏の葉より一回り小さく、ハート形をしています。秋が深まりますと表が赤、裏側が黄色に染まり、遠くから葉っぱを眺めます赤と黄が混じりあってなかなかの光景を呈します

でも、葉っぱさんたちをすぐ近くからながめますとちょっぴり印象が異なります

今日の写真は色づいた葉っぱさんを近くから撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になってください。

葉っぱは赤く色づくと書きましたが、近くから眺めますと赤というよりは少しくすんだ赤紫という感じ、もみじの赤や銀杏の黄色のように鮮やかではありませんが、とても落ち着いた色調、ワインレッドに近い感じです。周りを黄色く縁どられていて、なかなかシックなコントラスト、とてもグッドです

最初は赤くても徐々に地味な色調に変化していくのかもしれませんね

ついでながら申し上げますと、ナンキンハゼさんの花言葉は「心が通じる」「真心」だそうです(ナンキンハゼの花は5月から7月にかけて咲きます。黄色く穂状になった花を咲かせます)

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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おセンチな秋:the autumu leaves of red and gold(その三)、今日はgoldで・・・

2022-11-19 23:04:01 | 日記
前回の日記に載せましたナンキンハゼさんの写真、グリーンが目立って、どこがred and goldやねん、肝心のマネーの元、ゴールドがたいして写っていないやないか!というお声がありました

確かにご指摘当はたっていないこともありませぬ。かようなしだいで、今日は若干goldな写真を紹介いたします。よろしければ今日の写真をクリックしてご覧くださいませ

ナンキンハゼさんを真下から撮ったものです。ナンキンハゼさんの枝の最先端がはるか彼方に写っております。ナンキンハゼさんの葉っぱは表が赤紫、裏側が黄色、画面中央で、黄金の如くに色づいた黄色の葉っぱさんたちが光り輝いております。納得していただけましたでせうか・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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おセンチな秋、錦秋ではなくthe leaves of red and gold・・・その二

2022-11-19 00:49:37 | 日記
前回の日記で、わがガーデンの守護神、ナンキンハゼの全景をご紹介しまたが、写真をご覧になって、な~んだ、赤茶けた葉っぱで覆われているだけじゃないか、どこがおセンチの秋なんだ、どこがthe leaves of red and goldなんだ!とお思いになった方もおられることでありませう

確かに陽があたっている南側から眺めますと、ただ赤っぽく見えるだけで、な~んだとお思いになるのも無理からぬことでございますが、反対の北側からこのハゼの木を見上げますと様子が一変するのでございます。

今日の写真は、北側からハゼの木の枝を見上げて撮った写真です。どうかクリックしてご覧になり、私の言葉がウソなんかではないことをご確認くださいませ

まだ色づいていない緑の葉っぱと黄色くなった葉っぱと赤色に染まった葉っぱが混然一体となっていると申しますか平和共存しております。ですから正確にはthe leaves of red and gold+green でございます!だからおセンチの秋なのです

クドクドしい説明は分った、でもどこがおセンチなんだ、とおっしゃるのですか?

グッドクエスチョンです、グッド過ぎますので答に窮するのですが・・・まあ、とにかく今日の写真、ここらあたりがおセンチであるとは具体的には特定することはできないのですが、まあ、とにかく、全体的におセンチなのでございます・・・どうかご理解のほどを・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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おセンチの秋:錦秋ではなくautumn leaves of red and gold・・・(

2022-11-17 00:31:43 | 日記
木々の葉がいろづきおセンチ真っ盛りの晩秋、わが庵のガーデン、一年で一番美しい季節となりました。

庵の守護神であるナンキンハゼ(南京櫨)も、柿の木も杏の木も全身が赤や黄色に染まっています。もみじの名所の様子などを錦秋などと申しますが、赤と黄色が入り混じっている木々が織りなす光景もなかなかステキです。

ですから、有名なシャンソン「枯葉」の英語の歌詞でautumn leaves of red and goldと表現されているのは正解なのです。

ここでいきなり脱線ですが「枯葉」の英語の歌詞を以下に記しておきませう

The falling leaves drift by the window
The autumn leaves of red and gold
I see your lips
The summer kisses
The sunburned hands I used to hold

Since you went away
The days grow long
And soon I'll hear old winter's song
But I miss you most of all my darling
When autumn leaves start to fall

(脱線に次ぐ脱線:まったくどうでもいい話なのですが、むかしむかし「空耳アワー」というテレビの番組で、タモリさん?がこの歌詞のsince you went awayの部分が「たしかに『先週上野へ』と聞こえるなあ」と感心しておりました)

「枯葉」は英語で聴くのもわるくはないのですが、やはりシャンソンの「枯葉」がよりグッドです。かようなしだいでフランス語での「枯葉」をよろしければお聴きになってくださいませ。あのイヴ・モンタンが歌っています。

脱線はこのくらいにして、わがガーデンのautumn leaves of red and goldを何回かに分けてご紹介したいと思います

まずは我が庵の守護神であるナンキンハゼさんの全景を紹介いたします。お手数ですが今日の写真をクリックしてご覧くださいませ。

どのくらいの大きさから大木というのか定かでないのですが、ナンキンハゼの木は関電さんの電柱とほぼ同じぐらいの高さですから大木なのもしれませぬ。ついでながら申し上げますと、わがガーデンの隅っこに関電さんの太い電柱(正確には電柱とその支柱)が鎮座しております

以前は、冬には、庭の木々の剪定をお願いしている市のシルバー人材センターのオジサンたちに、電線にひっからないように(とオジサンたちがいいますので)ナンキンハゼの枝も剪定してもらっていたのですが、あるとき、いつまでも原発に依存している関電さんは公益企業の名に値しないヨクナイ会社だからと新電力に切り替えてました。関電と縁を切ったついでに、これまでは庭に電柱を立てることを公共のためと受け入れてきたけれど、もうそんな感心なこともヤンぺだ、そうだ関電の送電を止めてしまうためにナンキンハゼを電線に届くまで伸び放題にしてやろうと思いたち、新電力に転向しいて以後、ナンキンハゼの枝の剪定をやめてもらいました。

そうしましたら枝がグングン伸びてついに電線にまで到達しました!

と言いたいのですが、実はさにあらず・・・下の方から眺めますと写真でも分りますように電線に到達しているようには見えるものの、実は電線にまではとどいていません。というのは、ナンキンハゼは電線の真下にあるわけではないからです。ナンキンハゼの大きな幹は電線よりも数メートル手前に位置していますから、もともとナンキンハゼの先端が電線にとどくはずはないのです。まったくアホウドリが笑うようなアホな誤算でありました。

等とまたしても脱線しましたが、銀杏の葉っぱよりも少し小さいナンキンハゼの葉っぱは秋になると表が少しくすんだ赤紫色に染まりますが、葉っぱの裏側は銀杏のように鮮やかな黄色に染まります。ですから、今日の写真ではよくわからないですが、とりわけ、近くから逆光でナンキンハゼさんを見上げますと、真澄の空を背景に、赤、黄、それにまだ色づいていない緑の葉っぱなどが混然一体となった姿が目に入り、目まいがしそうになるくらいステキです

ナンキンハゼの葉っぱさんたちはまさにthe autumn leaves of red and goldなのです。

いろづいたナンキンハゼさんはおセンチの秋の代表といってもよいでありませう。次回の日記でその証拠をお見せしたいと存じます

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
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