UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

米軍オスプレイ乗員とわがアベ君との切れ目のない対話・・・

2014-10-31 01:39:35 | 日記

去る1026日、わがアベ首相は自衛隊発足60周年を記念して航空自衛隊の百里基地で行われた観閲式に出席しました、朝鮮戦争のときに発足した警察予備隊は次いで保安隊と名を変え、次いで1954年に自衛隊と改称されてから60年というわけです

 わがアベ君、この日、米軍のオスプレイの機内も見学しました、GGIが察しますところ、彼はどうやら軍用の乗り物が大好きなようであり、いつぞやは迷彩服に身を包んでヘルメットをかぶって自衛隊の戦車に乗り込み、喜々として手を振ったりしておりました、この日もお目当てはおそらくオスプレイに乗ってみることであったのありませう

 今夜の写真はオスプレイの乗員と何やら会話を交わしているアベ君の姿を伝えるNHKさんのニュースの一場面を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 以下はNHKのニュースを見ていて、GGIの地獄耳が聞き取ったオスプレイの乗員とアベ君の対話です

 君、私を誰だと思いますか、私は誰あろう日本国の首相であります、かつわが自衛隊の最高司令官であります、私は切れ目のない新たな安全保障法制の整備に努める所存であります

 ダンナは自衛隊の、あのボーイスカウトの総司令官なんですか?

 自衛隊は断じてボーイスカウトなんかではないのであります

 そうなんですか、でもブッシュ時代の国防長官であったラムズフェルドが自衛隊はボーイスカウトだって言ってましたぜ

 それは誤解であります、大いなる誤解であります、自衛隊はれっきとして軍隊・・・・

 ダンナ、そんなこと言ってもいいのですか、自衛隊は軍隊でないと聞いていまずぜ、日本には軍隊はないと聞いていますぜ

 いや軍隊ではありませんが、いわば軍隊もどきというべきものであります・・・しかし、そのような枝葉末節に私はこだわらないことを方針としているのであります、とにかく、私がいまここで申し上げたいのは、切れ目なき・・

でも、ダンナ、切れ目のないなんとかおっしゃいますけど、それはいけませんぜ、物事、何事もけじめが大切ですぜ、切れ目が大切ですぜ、ダンナ、切れ目のないウン○なんて想像しただけでゾッとしますぜ、それに切れ目がなかったら、いったんシッポをつかまれでもしたら、芋づる式に何もかもばれてしまって命とりになりかねませんぜ、

 それに戦というものは切れ目を付けることが何よりも大切ですぜ、しかし、いったん戦争を始めてしまったら、もうこの辺が潮時と切れ目を入れるは至難の業ですぜ、おたくも太平洋戦争では切れ目を入れることに躊躇した結果の大敗北、わが世界最強と豪語する米軍だってベトナム戦争でダラダラ切れ目をいれずに戦ったために大敗北、それにアフガン・イラク戦争だって似たようなものですぜ、ダンナ、歴史に学ばなければいけませんぜ、歴史を、歴史の真実を・・・ダンナ、切れ目は大切でずぜ

 お言葉ではありますが、私は切れ目のない新たな安全保障法制を・・・

 ダンナ、何をノンキなこと言っているのですか、いったん戦争を初めてしまえば、法制なんて、法律なんて一気にぶっ飛びますぜ、「やるっきゃない」というわけ、勝つためには法律なんかかまっていられませんぜ、それが戦争のリアルというものですぜ、戦争を始めたり戦争に巻き込まれたりしたならば、安全保障法制なんて単なるお飾りで終わっていまいますぜ

 安全保障法制の実効性はともかくとしまして、要するに私は切れ目のない新たな安全保障法制の整備を・・

 ダンナ、あっしはそんなものの整備よりも、このオスプレイという出来の悪い乗り物の整備に手をとられていますので、せっかくのお話ですがこれで失礼させていただきまずぜ。

 お言葉でありますが、私はあくまでも切れ目のない安全保障法制の整備を・・・

 ダンナ、勝手にしてください、あっしは忙しいので、誰かダンナの話を聞くヒマな野郎をさがしてください

 私はあくまでも・・・切れ目のない

 ダンナ、くどいですなあ、話に切れ目のないやろうは嫌われるだけですぜ

 グッドナイト・グッドラック!

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寒がりの雲クン・・・

2014-10-30 01:14:10 | 日記

だんだん寒くなってきました、GGIは寒がりですが、先日目にした雲クンも寒がり屋さんのようでありました

 雲クンがノッポのビル君に何やら話しかけております

 今夜の写真は寒がりの雲クンとノッポのビル君の対話を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 今日は寒いなあ、お~い、ノッポのビル君よ、君のところ、中に入ればあったかそうだなあ

 そうだよ、どんなに外は寒くてもボクの体の中はエアコンが効いていて快適暖房さ

 いいなあ君は・・・ボクなんてどんな天気の日でも、今日みたいに寒い日でも大空を漂っていなければならないなんだ、辛いなあ、ボク、雲なんかに生まれなかったらよかった・・・

 そんなに寒いの、そんなに辛いの、それならちょっとボクの中に入ったきたらどう?とっても暖かいよ

 ほんと?入ってもいいの、君は親切だなあ

 いやあ親切なんかじゃなくて、寒さで貧乏ゆすりしている君の姿が見てられないだけさ

 ありがとう、でもどうやって君の中に、このノッポ・ビルの中に入ったらいいの、ドアもないし、窓もしまっているみたいだし・・・

 大丈夫、なんにもしなくていいの、全身の力を抜いて、そのままスーとボクの方に進んでくれば自然に入れるよ

 ほんと?じゃあ、君の言うとおりにやってみよう

 どう、ほら、簡単に中に入れたじゃない

 ほんとだあ、ありがとう、うわぁ、中は暖かいなあ!ああ生き返ったみたいだ、

 よかったなあ、じゃあ、しばらくここで休んでいくといいよ

 かようなしだいで、寒がりの雲クンは無事ノッポのビル君のなかに入り込んで体を暖めていたのですが、陽が暮れてしまったら雲クンはどうするのでありませうか?

 グッドナイト・グッドラック!

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赤瀬川原平さんを悼む、あるいはまたしても朝日さんの大チョンボ・・・

2014-10-29 01:44:31 | 日記

今週の月曜日、GGIが長年のあいだ愛読ではなく只々購読している朝日新聞の朝刊を開いてびっくりいたしました、GGIがこよなく敬愛してきた赤瀬川原平氏が10月26日に死去したとのニュースが載っていたからです、享年77歳、まだまだ生きていてほしかった期待の「老人」でありました

 今夜の写真はこの記事をとったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 赤瀬川氏のことはこのブログで何回か書いたことがあり、またこのブログの先輩にあたる、ヨッサリアンなる人物によるブログでも何回も記されています、彼は一般的には芸術家と言うべきなのかもしれませんが、彼の「芸術」なるものはこれまでの芸術の枠に収まらない極めてユニークで愉快なものでありました

 朝日新聞の記事によれば、1960年代に型破りの前衛芸術家として大活躍、仲間と「ハイレッドセンター」なる集団を結成、彼の東京オリンピックの最中に銀座の歩道のタイルを一つ一つ雑巾がけをするなど大東京のお掃除を敢行したりして、昨今巷で流行る「おもてなし」な見本を演じる一方で、千円札を畳ぐらいの大きさに拡大模写した作品を展覧会に出品して偽札を作ったというまことにアホな訴訟に巻き込まれ、有罪判決(執行猶予)を受けたりしました。

 そしてこの記事によれば、80年代には「超芸術トマソン」を発見(創出?)したり、「路上観察学会」を作ったり、小説家として芥川賞を受賞したり・・・

 さらに90年代には三省堂の国語辞典を解剖した「新解さんの謎」を著して話題になったり、流行語ともなった「老人力」」を書いたらベストセラーになったり・・・

 などと赤瀬川氏は八面六臂の大活躍でありました

 この朝日の記事を読んでいて、GGIは70年代のことが書かれていないのに気づきました、それでGGIはピ~ンときて、70年代のことが書かれていない、これはとてもいけないことだなあ、朝日さん、よくないことだなあ、あの池上某氏の寄稿記事一時差し止め事件などとくらべものにならないくらいのあの大事件があったことを書かないなんて・・・赤瀬川氏の名作「櫻画報」が引き起した大スキャンダル、すなわち「朝日ジャーナル回収・一時休刊事件」とも言うべき事件のことに一言も触れないなんて・・・

 この事件、要するに当時「朝日ジャーナル」(19591992)なる朝日新聞が発行していた週刊誌で赤瀬川氏が連載していた「櫻画報」の内容が、朝日新聞を思いっきり茶化したパロディーが、朝日の上層部を震撼とさせた事件です、あわてふためいた朝日新聞社はこのパロディが掲載されていた号(1971年3月19日号)を回収、編集長を更迭、大人事異動を強行、挙句の果て二週にわたり休刊としてしまった事件です、ところが赤瀬川氏死去を伝える朝日の記事はこの大事件にまったく触れていないのです

 これはどうみてもフェアでありませぬ、大事なこと(都合の悪いこと)に触れていない記事は誤報ではないでありませう、しかし、見方によっては誤報なんかよりも、もっとタチが悪いというべきであります、問題とされた櫻画報の内容は、おおざっぱに申しますと以下のようなものでありました

 櫻画報曰く、本誌は朝日ジャーナルを乗っ取った、その証拠に本紙は朝日ジャーナルの一番目立つ場所、すなわちグラビアのページに掲載されている、このことは朝日ジャーナル自体は本誌の包装紙に過ぎないことを意味している、したがって朝日ジャーナルの出版元である朝日新聞社は古新聞・古雑誌を回収する古紙回収業者に過ぎない、だから朝日新聞社ではなく朝日新聞紙社である・・

 櫻画報いわく「アカイ、アカイ、アサヒ、アサヒ」(戦前の小学校の教科書)と言うではないか、だから朝日は赤くなければ朝日じゃない。ホワイト色の朝日なんて・・・せめて桜色に、ピンクに・・・

 櫻画報曰く、スポーツカー「朝ジャ号」は右にも左にもハンドルを切ることができるようになっています・・・

 当時、朝日新聞の上層部を震撼とさせた「櫻画報」の内容はこのようなものでありました、何も目くじらを立てたり慌てふためいたりするほどのものではありませぬ、

 朝日のエライさんはただ笑い飛ばしてしまえばよかったのにとGGIは思うのですが、エライさんたち、考え過ぎて猛烈な自主規制をやってしまったのです、このような自主規制はマスコミにとっては命とりとも言うべきものであり、その意味で「櫻画報」騒動はこのたびの誤報騒ぎの比ではないというのがGGIの考えであります

 恥をしのんで、この「朝日ジャーナル回収等事件」あるいは「櫻画報騒動」を赤瀬川氏死去を伝える記事のなかにちゃんと書いておけば、朝日新聞再生の明るい道が開けたのではないかと、GGIはまことに残念に思うしだいです

 朝日新聞の記者さん、もしこのブログをお読みでしたら、どうかコメント欄にあなたのお気持ちを書いてくださいな

 グッドナイト・グッドラック!

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二十四よりは多いけれど百には満たない瞳の小学校は・・・

2014-10-28 01:26:35 | 日記

今夜も小学校での放射線についての授業見学記の続きです

 こどもたちは教室での授業のあと、校舎から外に出て手のひらに乗る大きさの簡易放射線計を用いて実際に放射線を測ってみたり、県が所有している移動しながら放射線を測るためのモニタリング―を見学したりしました

 この小学校、二階建ての校舎の前に、木々に囲まれた大きな運動場が広がっています、生徒数も少なく、自然にも恵まれているすので、とてもよい教育環境であるといってよいでありませう、こどもたちものびのびしており、GGIはなんとなく「二十四の瞳」という壺井栄原作の古い映画を思いだしました、瀬戸内海は小豆島の分教場を舞台にした映画です、

 今夜の写真は小学校の全景を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くだいませ、写真の右端に写っている車がモニタリングカーです

 放射線についての授業を受けたのは6年生の9人でありましたが、この小学校、全校合わせても生徒数は50人に達しません、先生は十人ほどです、二十四ならぬ百未満の瞳の小さな学校です

 などと考えながら、緑に囲まれた運動場で放射線計を手にあちこちで測定を行っている子どもたちを眺めておりましたら、小学校での放射線の出前授業を行うよう町の教育委員会に持ちかけて実現させたGGIの知人が近寄ってきて申しました

 GGIよ、なかなかいい小学校やろ、だけどなあ、この学校、来年で廃校になるんや・・・生徒数が少な過ぎるから・・・・」

 これは驚きでありました、これはGGIにはまったくの想定外でありました、こんないい環境の小学校を廃校にするなんて・・・

 「そうしたら6年生は卒業するからいいけど、ほかの子どもたちはどうするんや、遠くの小学校に通うことになるのか?」

「そうや、スクールバスでの通学ということになるんだろうな」

 過疎化の波はここにまで及んでいるのです、「地方再生」などと申しますが、まことに容易ならざることであるとGGIは実感いたしました・・・

 グッドナイト・グッドラック!

 

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みなさんの学校は、原発から30キロ圏内にあります・・・・

2014-10-27 01:28:16 | 日記

前回の日記に、子どもたちは放射線についての授業でいろいろなことを学ぶと記しました

 先生は文部省が作った放射線のことを学ぶ副読本に沿って授業を進めていきます、先生による授業では放射線の性質などには触れても、肝心の原発事故についてはほとんど触れません、

 しかし、原発事故のことにちゃんと触れなければ放射線について学ぶ授業を行ってもほとんど意味がありません

 そこで先生が一通りの説明を行った後、この町(市)の原子力防災を担当している職員さんが授業を引き継ぎ、町が用意した「放射線の測定方法・原子力事故災害時の対応」という小冊子を用いて、原発事故に焦点を当てて説明を行います

 「3年前の3月に、福島県にある原子力発電所で大事故が起きました。このため、いま国内の原子力発電所は全部とまっていますが、みなさんも知っているように、この町は福井県と接しており、福井県には原子力発電所がいくつもあります。敦賀原発、もんじゅ、美浜原発、大飯原発、高浜原発、この冊子の8頁、《福井県内の原子力発電所からの距離と事故があった場合の影響範囲》と題された地図を見てください」

 今夜の写真はこの地図を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 「この地図で、赤色で示された地域や黄色、緑で示されている地域がありますね、ピンクの部分は福井県であることを意味しています、赤い円は原発から半径5キロの地域です、この地域で暮らしている人々は大事故が起きたらすぐに逃げ出さなければなりません・・・」

 「そして黄色で示されている地域、これは原発で大事故が起きた場合に、放射線を浴びないように避難することができるよう常に準備をしておかなければならない地域です、原発からおよそ半径30キロ内の地域です、みなさんの学校もこの黄色の地域の中にあります、緑の地域が湖国全体に広がっていますが、この地域は黄色の地域ほどではないけれど、放射線の影響を受けるかもしれない地域です・・・」

 GGIらがこの町の小学校で行われる放射線についての授業を参観させてもらうのは、ちゃんと原発の危険性についての説明が行われているかを確認するためです、さいわいこの町の教育委員会は放射線についての授業の大切さを理解しており、そのため授業の中に必ず市の原子力防災担当の職員による原発事故についての説明を含めるようにしています。このため、いまのところはGGIらは授業の進め方や内容はおおむね適切ではないか思っております。

 しかしながら、この地図を目にして、原発事故により避難する必要が生じるかもしれない地域で自分たちは暮らしているだと知って、こどもたちはどのように感じているでありませうか・・・また今は停まっているものの、福井県にある原発の再稼働が現実のものとなったならば、子どもたちはどう思うでありませうか・・・・

 グッドナイト・グッドラック!

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