去る10月26日、わがアベ首相は自衛隊発足60周年を記念して航空自衛隊の百里基地で行われた観閲式に出席しました、朝鮮戦争のときに発足した警察予備隊は次いで保安隊と名を変え、次いで1954年に自衛隊と改称されてから60年というわけです
わがアベ君、この日、米軍のオスプレイの機内も見学しました、GGIが察しますところ、彼はどうやら軍用の乗り物が大好きなようであり、いつぞやは迷彩服に身を包んでヘルメットをかぶって自衛隊の戦車に乗り込み、喜々として手を振ったりしておりました、この日もお目当てはおそらくオスプレイに乗ってみることであったのありませう
今夜の写真はオスプレイの乗員と何やら会話を交わしているアベ君の姿を伝えるNHKさんのニュースの一場面を撮ったものです、よろしければクリックしてご覧くださいませ
以下はNHKのニュースを見ていて、GGIの地獄耳が聞き取ったオスプレイの乗員とアベ君の対話です
君、私を誰だと思いますか、私は誰あろう日本国の首相であります、かつわが自衛隊の最高司令官であります、私は切れ目のない新たな安全保障法制の整備に努める所存であります
ダンナは自衛隊の、あのボーイスカウトの総司令官なんですか?
自衛隊は断じてボーイスカウトなんかではないのであります
そうなんですか、でもブッシュ時代の国防長官であったラムズフェルドが自衛隊はボーイスカウトだって言ってましたぜ
それは誤解であります、大いなる誤解であります、自衛隊はれっきとして軍隊・・・・
ダンナ、そんなこと言ってもいいのですか、自衛隊は軍隊でないと聞いていまずぜ、日本には軍隊はないと聞いていますぜ
いや軍隊ではありませんが、いわば軍隊もどきというべきものであります・・・しかし、そのような枝葉末節に私はこだわらないことを方針としているのであります、とにかく、私がいまここで申し上げたいのは、切れ目なき・・
でも、ダンナ、切れ目のないなんとかおっしゃいますけど、それはいけませんぜ、物事、何事もけじめが大切ですぜ、切れ目が大切ですぜ、ダンナ、切れ目のないウン○なんて想像しただけでゾッとしますぜ、それに切れ目がなかったら、いったんシッポをつかまれでもしたら、芋づる式に何もかもばれてしまって命とりになりかねませんぜ、
それに戦というものは切れ目を付けることが何よりも大切ですぜ、しかし、いったん戦争を始めてしまったら、もうこの辺が潮時と切れ目を入れるは至難の業ですぜ、おたくも太平洋戦争では切れ目を入れることに躊躇した結果の大敗北、わが世界最強と豪語する米軍だってベトナム戦争でダラダラ切れ目をいれずに戦ったために大敗北、それにアフガン・イラク戦争だって似たようなものですぜ、ダンナ、歴史に学ばなければいけませんぜ、歴史を、歴史の真実を・・・ダンナ、切れ目は大切でずぜ
お言葉ではありますが、私は切れ目のない新たな安全保障法制を・・・
ダンナ、何をノンキなこと言っているのですか、いったん戦争を初めてしまえば、法制なんて、法律なんて一気にぶっ飛びますぜ、「やるっきゃない」というわけ、勝つためには法律なんかかまっていられませんぜ、それが戦争のリアルというものですぜ、戦争を始めたり戦争に巻き込まれたりしたならば、安全保障法制なんて単なるお飾りで終わっていまいますぜ
安全保障法制の実効性はともかくとしまして、要するに私は切れ目のない新たな安全保障法制の整備を・・
ダンナ、あっしはそんなものの整備よりも、このオスプレイという出来の悪い乗り物の整備に手をとられていますので、せっかくのお話ですがこれで失礼させていただきまずぜ。
お言葉でありますが、私はあくまでも切れ目のない安全保障法制の整備を・・・
ダンナ、勝手にしてください、あっしは忙しいので、誰かダンナの話を聞くヒマな野郎をさがしてください
私はあくまでも・・・切れ目のない
ダンナ、くどいですなあ、話に切れ目のないやろうは嫌われるだけですぜ
グッドナイト・グッドラック!