UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

待ち人来たらず、スマートな大根君たちがニョキニョキ・・・

2017-01-31 00:54:00 | 日記

これまでに何度か書きましたが、わがガーデン内の耕作地、いまだに耕作主は姿を現しませぬ。先日も、耕作主と親しい人物に街角で出会いましたので、早急に耕作地を訪問するよう伝えておいてくれと頼んでおいだのでありますが、依然として音沙汰はありませぬ。

そうこうするうちに、耕作地のダイコン君とコカブ君たち、耕作主の訪問を待ちきれず、地上にニョキニョキとその姿を現しはじめました。

今日の写真は待ちきれず自ら日の目を見ようと地上に姿を現した大根君たちとコカブ君たちです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

「総太りダイコン」という種類のダイコンですので、もっと丸々と太ったダイコンができるのかと思っていたのですが、意外にスマートな形状をしているようです。

世間では「大根足」というやや悪意に満ちた言葉がありますけれども、わが耕作地のダイコン君を眺めておりまして、大根足必ずしも太からず、スマートな大根足も存在するのだと思い至りました

耕作主が現れないのであれば勝手に収穫してしまおうかとも思うのですが、GGIはダイコン君やコカブ君をたくさん食するわけではありませんので、うっかり収穫すると困惑するだけ・・・さあて、どうしたものか、いつもながら優柔不断の日々であります。

グッドナイト・グッドラック!

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ヒロシマ・モナムール:追悼 エマニュエル・リヴァ・・・

2017-01-30 00:46:55 | 日記

昨日、フランスの女優、エマニュエル・リヴァさんが死去したことが新聞やネットで小さく報じられていました。

以下は読売(デジタル版)の記事です

《仏ル・モンド紙などによると27日、仏女優のエマニュエル・リヴァさんが、がんのため死去した。89歳だった。1927年仏北東部ボージュ県生まれ。被爆地の広島を舞台にした59年公開の日仏合作映画「ヒロシマ・モナムール(邦題・二十四時間の情事)」で主演を務めた。ロケの合間に撮影した写真を集めた展覧会を日本で開催するため、2008年に再来日した。13年の米アカデミー賞では、映画「愛、アムール」で85歳の史上最年長で主演女優賞にノミネートされた。(パリ)》

「ヒロシマ・モナムール(Hiroshima Mon Amour)は仏の難解作家マルグリット・デュラスのシナリオでアラン・レネが監督した作品、原爆投下から13年後の広島で撮影されました。主演女優はエマニュエル・リヴァ、相手役の男優は岡田英次。エヴァは、映画のロケで広島を訪れ、ロケの合間に日本人の建築家に出会い恋に落ちる女優役を演じました。

この映画、岡田英次の「君はヒロシマで何も見なかった」という呪文めいたフレーズが何度も画面に流れます。

エヴァさん、岡田英次が前の仕事が遅れてなかなか広島入りできず、この映画の撮影がのびのびになっているあいだに、広島の街を歩き回り、東京で買い求めた二眼レフで街の様子、人々の暮らしぶり、子どもたちの姿を写真に収めていました。半世紀を経て、500枚ほどの写真のフィルムが発見され、フランスと日本で写真展が開催されました。また写真集が日・仏で同時出版されました(インスクリプト刊、2008年)。 

この写真集の編集者の一人、港千尋氏はあとがきで以下のように記しています

《映画のなかでは、フランス人女性にたいして日本人男性が「君はヒロシマで何も見なかった」という有名なフレーズを繰り返す。現実のフラン人女性は、これに対して、ヒロシマで多くのことを見るだけではなく、それをかえがえのない記録として残したことになる。映画では記憶と忘却のドラマとは別に、ものごとをよく見ることの大切さを、女性が口にするシーンがあるが、あたかもリヴァは映画の撮影の前に、それを実行したかのようである。

 「ヒロシマ・モナムール」は、24時間の後に男女の別離を予感させるシーンで終わる。しかし物語のほうは、FINの字幕とは別にどこかで続いていたのかもしれない。半世紀の時を流れて現れるいイメージは、その瑞々しい生命力をもって、わたしたちと再会する。人生は芸術を模倣するとも言える、ひとつのイメージの軌跡である。》

彼女は「ヒロシマ・モナムール」について、「初めて主役を演じた映画が、生涯を代表する作品になった」と語っています。

ヒロシマ・モナムールとエヴァさんのことについては、これまで何度かこの日記に書いておりますので、読んでもいいよと思われる方は以下のサイトをクリックしてくださいませ

http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/s/%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%83%AB

今日の写真は上記の写真集に掲載されていたフランス語のポスターです。写りがよくないのですが、よろしければクリックしてご覧くさいまた

グッドナイト・グッドラック!

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どんな形になって飛ぼうがボクたちの勝手でしょ!

2017-01-29 00:20:11 | 日記

昨日は晴れて穏やかな一日でした。湖岸の大通りを歩いてありましたら天空から元気な声が聞こえてきました

「お~い、GGIさん、そこで何をしてるの?犬も歩けば何とかだからGGIさんも歩けばなんとかですかあ?」

見上げてみますと渡り鳥クンの群れでありました。ややU字型にちかいのですが、V字型を描いて飛んでいます。

今日の写真は偶然遭遇しました渡り鳥の御一行様の姿を撮ったものです。少し見にくいのですが、どうかクリックしてご覧になり、ご確認くださいませ。渡り鳥と申しましてもいろいろな鳥がおりますので分りかねるのですが、カモの一種か何かでありませうか

「お~い。渡り鳥クンたちよ、君たちはなぜVの字を描いて飛ぶのや?」

「せっかくのお尋ねですけれど、ボクたち、いちいちそんなこと考えたりしません。どんな形になって飛ぼうと僕たちの勝手でしょ!」

「まあ、確かに勝手は勝手だけれど、何か理由があるんじゃない?」

「まあ、鳥類学の先生方による最近の研究では合理的な理由があるとされていますので、以下のサイトなどをお読みなって、ボクたちはGGIさんが思っているよりもずっと頭脳明晰、カシコイということを、おそらくはGGIさんなんかよりは思慮深い存在であることをご理解ください」

「そんなこといわずに、自分たちのことなのだから自分で説明したらどう?」

「あのねえ、まあ、GGIさんには分からないでしょうけれど、航空力学というか流体力学の原理に従ったものであるそうです」

「わからんなあ・・・」

「要するに、先頭を行く鳥たちの羽ばたきで生じる気流の動きのせいで上向きの空気の流れが生まれて、つまり浮力が生じて、そのため後方を飛ぶ鳥たちはよりラクちんに飛べるようになるからだそうです」

「なるほど・・・でも、それならば後ろを飛ぶ鳥たちはラクちんかもしれないけれど先頭を飛ぶ鳥クンちちは疲れてしまうんじゃない?」

「GGIさんにしてはとてもグッドな鋭い質問です。でも心配にはおよびません。ボクたち渡り鳥は互いにあふれんばかりの友情に満ち満ちていますので、先頭を飛ぶ鳥は順番に交代しているというのが最近の研究成果なのだそうです」

「それにねえ、オックスフォードの研究者は次のように言っているんです」

《後ろで滑空してばかりで決して先頭になろうとしないような「ただ乗り」常習者は全くみられなかった。実際、驚くべきことに、群れの中で何らかのずるい行為が行われたことを示す証拠は何も見つからなかった》

「そうかあ、君たち見かけによらずカシコイなあ」

「GGIさんは見かけどおりに・・・やなあ」

「えっ、いま何ていった?よく聞こえなかったけど」

「わざわざくり返して言うほどのことではありません。じゃあ、来年まで、GGIさん元気でね!ゼンソクに注意して、鼻水を垂らしっぱなしにしないようにしてください!」

「君たち、来年こそはネギしょって来るんだぞ!」

渡り鳥さんたちのV字型飛行についての最近の研究成果は以下のサイトなどをご覧くださいませ

http://gigazine.net/news/20140120-birds-v-formation/

http://www.afpbb.com/articles/-/3038581

グッドナイト・グッドラック!

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拷問ノススメ・・・

2017-01-28 00:22:41 | 日記

福沢諭吉さんは「学問ノスゝメ」を著しておりますが、今日は前代未聞の「拷問ノススメ」についての話、著者はあのドナルド・トランプさんです。

昨1月27日の朝日新聞はトランプさんが拷問をおおっぴらに推奨しているというニュース、この重大ニュースを、またしても外信面で小さく小さく報じておりました。短い記事ですので、以下に全文を記しておきます。

《水責めで拷問「効果的」/ トランプ氏、復活を示唆》

「トランプ大統領は25日の米ABCテレビのインタビューで、禁止されている水責めなどの拷問がテロ容疑者への尋問に効果的であるとして、復活させる可能性を示唆した。

 トランプ氏は水責めについて「絶対に機能すると思う」と言及。ポンぺオCIA長官やマティス国防長官らに意見を求めるとし、「もし彼らがやりたいのなら、できるようにしたい」と話した。

 トランプ氏は情報機関の幹部から、拷問に効果があると聞いたと説明。過激派組織「イスラム国」(IS)がキリスト教徒を斬首していることを挙げ、「中世以来、聞いたことがないことをしている時、火には火で対抗しなければならない」と述べた。

 オバマ前政権では、水責めなどの過酷な尋問を禁止していた」

トランプ大統領は就任以来わずか一週間のあいだに、みなさんもご存知のとおり、メキシコ国境の壁の建設、オバマ・ケアの廃止、TPPからの離脱、中東・北アフリカ諸国の出身者および難民の受け入れ禁止、カナダからメキシコ湾への原油パイプラインの建設など、まるでとりつかれたように次々に大統領令を発しています。

これらの大統領令のなかには人権上問題があるのではないかと思われるものがないわけではありませんが、明確に違法と断言できるものは今のところないようです。

しかしながら、上記の記事に見られるトランプ氏の発言は大問題です。拷問を合法としている国は、現在では独裁国家以外には存在しないでありませう。米国の場合は、「連邦拷問禁止法」が存在しており、拷問は刑事犯罪であると規定されています。また米国は国連の「拷問禁止条約」に加盟しており、1994年に批准しています。(日本の場合は憲法第36条において、公務員による拷問ならびに残虐な刑罰は絶対に禁止するとされています)

一国の首脳が最も極端な人権侵害ともいえる「拷問」という違法行為を犯すことを公然と許すとは、そのことを堂々と口にするとは、狂気の沙汰です。トランプ氏は完全に常軌を逸しています。政治家としてまったく失格です。トランプ氏は拷問を教唆・扇動した罪によりただちに訴追されるべきであると言わざるを得ません

ただし、ポンペオCIA長官は就任前に水責めは違法ではないと発言していましたが、公聴会では拷問をやるつもりはないと述べているとされています。

と、ここまで書いてきまして、GGIは2009年ごろ、アフガン・イラク戦争における米軍によるの拷問などをテーマにした米国産のドキュメンタリー映画の上映会を無料で行ったことがあるのを思い出しました。インチキな上映会ではありません。ちゃんと上映の許可を得て行ったものです

上映作品は2008年度アカデミー長編ドキュメンタリー賞、2007年度トライベッカ映画祭ベスト・ドキュメンタリー賞に輝く、米国人監督による正真正銘の優秀作品であります

題名は《タクシー・トゥ・ザ・ダークサイド》(TAXI TO THE DARK SIDE)。アフガンでタクシーの運転手が捕まり米兵などから拷問され死亡した事件を題材に、米軍・CIAによる拷問の実態を追った作品です。

「テロとの戦い」の闇に切り込むドキュメンタリー、日本の劇場では未公開の作品です。NHKやわが湖国のBBCは放映してないものの、英国のBBCはすでに放映しているとされていました(NHKは他の番組の中で、この作品の一部を放映していました)

この作品、ありていに申しあげれば、米国政府お墨付きによる米軍・CIAによる組織的拷問・虐待の記録と関係者の証言を映画化したものです。

この上映会、参加してくださった方々の大半は中高年の市民でありましたが、参加者のなかにアメリカ人の女性がおられ、この方は映画の感想などを問うアンケートに「このような映画、もっと若い人み観てもらわなくてはダメですよ」とを書いておりました。ご説ごもっともであります。

この映画のことをもっと知りたいを思われる方は以下のサイトなどをごらんくださいませ。ユーチューブでも見ることができます

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%8C%E9%97%87%E3%80%8D%E3%81%B8

http://www.imdb.com/title/tt0854678/

今日の写真は上記の新聞記事を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

グッドナイト・グッドラック!

 

 

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天気晴朗、視界良好なれど・・・

2017-01-27 00:20:38 | 日記

1月23日に「五里霧中未満」と題した日記を書きましたが、今日はその続編です。 

昨日の夕刻、青空の下、湖が静かに広がっていました。対岸の山々の上にはバラ色の空が広がっていました

市内某所で、湖岸の景色を眺めながら知人と話しておりました

「GGIさん、今日は先日の五里霧中未満とは異なり、天気晴朗ですね、視界極めて良好です、春が近づいているのでせうか」

「いいえ、冬来たりなばなどと申しますが、春は未だです」

「でも視界きわめて良好ですね」

「そうです、この淡海、冬のほうが視界良好、冬が一番美しいのです」

「先日は、GGIサンの人生は五里霧中ではないかなどと思わずほうとうのことを申しあげたりしまして失礼いたしました」

「いいえ、私の人生は五里霧中デンデンという先日のご発言は気になさらないでください。その程度の失礼は私どもの人生に満ち満ちておりますから」

「では失礼つでに、GGIさん、その、デンデンって何のことですか」

「あっ、ゴメンナサイ。役人が作った答弁書をただ棒読みするときに、ちゃんと読むことができずにいい加減に我流の読み方をしてしまうアベ君のクセがつい移ってしまいました。「云々」の間違いです。慎んで訂正させていただきます」

「わかりました。それはともかく、今日は視界良好ですから、GGIさんの人生も視界が開けてきたのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?」

「それは愚問です」

「わかりませんねぇ、どう愚問なのですか」

「愚問は愚問です」

「どうして愚問は愚問なのですか」

「お答えしませう。要するに、私はお天気やではないということです。お天気しだいで変わるほど私の人生は軽薄ではない、五里霧中であろうと天気晴朗視界良好であろうと・・・GGIの人生は確固として・・・」

「そうですか、確固として・・・それで?」

「確固として・・・もうそういう細かいことはいいじゃないですか、好きなように先日と同じように失礼なことを自由に想像なさってください。だいたい、あなたは細かいことを気にしすぎではないでせうか・・・さっきもデンデンがどうのこうのなどと・・・・まあ、それはともく、少し寒くなってきましたので、どこかで熱いコーヒーでも飲みませう・・・」

今日の写真は暮れなずむ湖畔を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ

グッドナイト・グッドラック!

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