UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

「共謀罪」先進国・・・

2017-05-31 00:09:47 | 日記

いま参議院でいわゆる「共謀罪」法案の審議が行われていますね。昨日のテレビのニュースでも、頼りない法相が答弁しようとして隣に座っていたアベ君に挙げた手を抑えられ、法務省の刑事局長が代わりに答弁するというシーンが放映されていました。

刑事局長さん、「単独行動による自爆テロの場合、共謀したわけではないのでこの法案の対象にはならない。この法案で単独の自爆テロは防げない」と意外に正直に答弁していました。

この共謀罪法案と言い、あのモリ・カケ・スキャンダルと言い、「総理の御意向」にひれ伏して、知性も教養のカケラもなき自民党議員により、いずれ実力行使で強行突破されてしまうのかと思いますと、ニュースを見ていましても白けてしまうのですが、今日は《共謀罪》を地で行くような、最近中国で起きた事件についての話です。

去る3月24日に中国で4人の人物が逮捕され拘束されていたのですが、このほど、5月22日に起訴されるにいたりました。

この4人は天安門事件27周年を記念する白酒(中国の一般的なお酒)の製造・宣伝を行ったとして、「国家転覆扇動」の容疑で逮捕されたのです。

天安門事件は中国ではタブー視されているのですが、4人は天安門事件を記念する白酒を造ることを思いつき、酒とボトルを買い込み、天安門事件が起きた1989年6月4日の「8964」と同音の読み方をする「八酒六四」を入れ込んだ「銘記八酒六四」と記されたラベルを作り、ボトルにはりつけ、ネットでこの記念酒の宣伝をしたのです。かれらのメッセージは多数の人々に転送され、ボトルは10本以上売れたそうです。

4人のうちの1人はラベルをデザインしたことが問題視され、また他の3人はそのデザインに同意したことが問題視されたとのことです。

GGIの考えでは、これはまさに日本でいうところの「共謀罪」であります。ラベルを作ったり、それにただ同意しただけで逮捕・起訴されたのですから、まさに日本の《共謀罪》が意図する犯罪の図式と同じです。

4人は拘束された当初、弁護士と面会できず、9月下旬になった認められたとのことです。

「銘記八酒六四」のラベルはいろいろな種類のものがあるのですが、今日の写真はその一枚を以下のネットのサイトから借用したものです。

http://www.voachinese.com/a/voa-news-chinese-authorities-crack-down-on-activists-ahead-of-june-4th-20160530/3351626.html

先日、この事件に関して某人権NGOが、かれらの釈放を求める手紙を出してほしいと要請しておりましたので、お酒のラベルをつくって宣伝しただけで逮捕・起訴したりするのはまことに乱暴な話であると思い、GGIはすぐに釈放しなさいとの手紙を出しておきました。

まあ、GGIも「アベ酒造謹製:切れ味抜群:共謀酒」というラベルでも作って、酔いが早い、お手てが後ろに回るのも早い共謀酒はいかがですか、とでも宣伝してみませうか・・・

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

(この中国での事件に関する情報は主に人権NGOの以下のサイトの内容などを参考にしたものです)
http://www.amnesty.or.jp/get-involved/ua/ua/2016ua138.html

なお、天安門事件に関しては、中国語(一部英語)による以下のようなサイトがります。関心のある方はご覧ください

http://www.64tianwang.com/

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神隠し?

2017-05-30 01:02:09 | 日記

今日はまず写真をご覧ください。これと似たような写真を5月7日と16日の日記に載せておいたのをご記憶でせうか、そんなどうでもいいこと記憶してるはずがないだろう、私はそんなヒマ人ではないのだとおっしゃる方は以下のサイトをクリックしてご覧になり、記憶を取り戻してくださるよう平に伏してお願いもうしあげます

http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20170507

http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20170516

そうです、以前の写真にはこの場所に蜂の巣が写っていたのです。ところが今日の写真では写っておりませぬ。そうです、蜂の巣が忽然と姿を消しているのです。女王蜂さんの姿も見えませぬ。

写真の中央のやや右、段差のある部分に小さな突起物のようなものが見えますね。これが蜂の巣の付け根です。付け根だけ残して忽然と姿を消しているのです。

この蜂の巣、先週の火曜日あたりまでは間違いなく存在していたのです。GGIは女王蜂さんが巣作りを開始してからは、毎朝、蜂の巣の建設工事の進捗状況を確かめ女王蜂さんに挨拶していましたので、GGIの証言は確かであります

蜂の巣が姿を消していることに気付いたのは先週の水曜日、あれ?蜂の巣がないぞ、どうしたのだろう、何かの拍子に付け根から落ちてしまったのかもしれないと思って周囲をあちこち探したのですが、付近には落ちていませんでした。

昨年は、同じくアルミサッシの枠に作られていた蜂の巣、大きくなりすぎて、GGIが勢いよく網戸を開けたとたんに一部が抜け落ちてしまったということがあったのですが、今年はまだ蜂の巣はそれほど大きくなっておりません。ですから昨年のような事態が起きたとは考えられませぬ

(去年の蜂の巣のようすは、たとえば以下のサイトをごらんくださいませ)

http://blog.goo.ne.jp/ugugggi/d/20160723

蜂の巣の付け根は強力な接着剤のようなものでサッシの表面にしっかりとり付けられいますので簡単にはがれおちるようなことはありません。考えられるのは、誰かハチを目の敵にしている人間が故意に力をこめて蜂の巣を引き剥がして、どこかへ捨ててしまったのではないかということです。

その最も有力な容疑者はわが賢妹でありました。わが妹は先週一泊して火曜日の昼前に帰っていきました。どうやらそのあとに蜂の巣は姿を消したものと思われるのです。また、わがイモは蜂を好まないようではあったものの、この蜂の巣の存在をしっかりと認識しておりましました、ですから状況証拠は十分、疑惑濃厚でありました。どうみても推定有罪であります。

そこで先週末に電話で取調べを行いました。

「おい。わがイモよ、おまえなあ、このあいだ来たときにオレが愛でていたあの蜂の巣を剥がしてどこかへ捨てただろう。証拠はあがっているんや、さっさとゲロしろ、白状しなければオマエはもう賢妹じゃないぞ、これからは世間の単なる愚昧なる愚妹や、あのアベ坊やみたいに真っ黒けでズブズブなのにシラを切っていればいいというものじゃないぞ!」

「オッチャン、いきなり何ていうこと言うの、後期高齢者になってオツムテンテンオブラートになったのとちゃう?あのねえ、言っておきますけど、私は恐がりやから蜂の巣を引き剥がして捨てるような大胆なこと、できるはずがありましぇ~ん。それに私は蜂が大嫌い。私はアベ坊やがモリやカケを嫌がっているのと同じぐらいにハチを嫌悪しているのや。ハチが嫌いなだけでこんな疑いかけられるなんて理不尽や!おっちゃん、これは濡れ衣、まったくの冤罪、真昼の暗黒や!妹を疑ったりするアンタはただのアホ、ハチにでも刺されてサッサと地獄にでも堕ちなさい!」

全面否定でありました。前川前文部次官のような強力な援軍もありませんので、これ以上の追求はあきらめました。かようなしいだいで最有力の容疑者は当てがはずれました。この他に、蜂の巣の在りかを正確に知っていて、GGIに無断で蜂の巣を引きちぎっていくような人間は思い当たりませぬ

犯人は人間でないとしたら、動物か?あの最近よく出入りしている小さな黒猫のヤロウか・・・あいつならみるからにワルイことしそうだしなあ・・・

「GGIのおっさん、このごろちっともええもの食わしてくれんなあ、なんかええものないかなあ、おや、あそこにうまそうなものがぶら下がっているぞ」と思って、背伸びして蜂の巣に飛びつくということも、可能性は大きくないのですが、考えられないではありません。

そこで見込み捜査を実施、わがガーデンに姿を現した黒ネコ君にやんわり聞いてみました
「やあネコ君、君、最近なにかおいしいもの食べたりしなかった?たとえばあのアルミサッシのところにあったハチの巣なんかを・・・叱ったりしなかいから正直に言ってごらん」

「おっさん、なんていうアホなこというのや、オレがそんなもの食うはずないやろ、それになあオッサン、この草だらけの地面をぶらついているだけでそんな疑いをかけれるとは心外や、あのなあオッサン、世の中にはには推定無罪というものがあるのや、ムヤミヤタラにヒトに嫌疑をかけるのはあの共謀罪といっしょのことやぞ、言葉に気をつけろ、それにオレを取り調べるならちゃんと取調べの可視化を実行しろ、録画せんかい!」

かようなしだいで黒ネコ君も容疑者から外さざるを得ませんでした。あとは何かの事情で女王蜂さんが自発的にどこかよそへ引っ越したということしか考えられないのですが、その可能性もねえ・・・

ほんとうに不思議であります、何か神隠しにあったような気がいたします。いったいあの蜂の巣はどうなったのでせうか、あの女王蜂さんはどうしているのでせう、シングルマザーの女王蜂さん、元気にしているのでせうか、どこかでセッセと再び新しい巣造りに取り掛かっているのでありませうか、それとも蜂の巣が突然なくなってしまったのがショックでひょっとしたら・・・

後期高齢者の孤独なる独居老人にとりましては、あのハチの巣と女王蜂さんは大きな癒しであり慰めでありました。かようなしだいで、GGIは寂寥の日々を過ごす今日この頃であります。

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ、なもあみだぶ・・・

2017-05-29 00:28:55 | 日記

親鸞さんとGGIはどのような関係にあるのか、無関係すなわち無縁のように思われるかもしれませんが、そうではありませぬ。親鸞さんとGGIは同じ五月生まれ、親鸞さんはGGIより約十日遅れ、グレゴリオ暦に換算いたしますと五月二十一日が誕生日だそうであります。

昨日の午後、県庁近くにあるお寺、浄土真宗本願寺派(西本願寺)福賢寺というお寺で「親鸞聖人降誕会(こうたんえ)」なる催しがあり、知人に誘われてGGIも参加してみました。

お寺の門の脇には、緑、黄、赤、白、青のあざやかな五色の旗(のようなもの)が飾られており、なかなかセンスがよくGGIは感心いたしました。おそらく、なにかお寺としての大事な催しなどに際して用いられるのでありませう

GGI、教会を表敬訪問して礼拝に参加することはときおりあるのですが、お寺でのこのような行事に参加するのは初めてです

案内文には、「浄土真宗の宗祖親鸞聖人のお誕生日を機縁にして、聖人の教えに遭う法座である降誕会を営みます」と書かれています。

プログラムを見ますと、はじめに「真宗宗歌」とあり、次に「おつとめ、正信偈」とあり、その次に「お話」、最後に「恩徳賛」とあります。

三十人ほどの方々が参加されていましたが、みなさんほとんどは信者の方のようでありました。GGIは何もわかりませんので神妙にひたすらみなさんのなさることをまねることにいたしました・・・

最初に、プログラムのほかに「浄土真宗本願寺派日常勤行聖典」と題された、布地の表紙が付されている冊子のようなものを手渡されました。なかを見てみますと、この本のなかに、「真宗宗歌」、「正信偈」、「恩徳賛」などが収載されていることが判明いたしました。

今日の写真はこの「聖典」を撮ったものです。よりしければクリックしてご覧くださいませ。

「真宗宗歌」と「恩徳賛」はメロディーがややあいまいな、讃美歌のようなものでありました。

「正信偈」というのは由緒正しきお経でありました。これはウィキペィアさんによりますと《「正信念仏偈(しょうしんねんぶつげ)〈正信念佛偈〉」は、親鸞の著書『教行信証』の「行巻」の末尾に所収の偈文。一般には略して「正信偈(しょうしんげ)」の名で親しまれている。真宗の要義大綱を七言60行120句の偈文にまとめたものである》とされています。

このお経、かなり長いのですが住職さんの先導によりみなさんが全文を唱和いたします。GGIはお経を読むのは生まれて初めてでありますが、なんとか無事こなすことができました。

と申しますのは、このお経、すべて漢字で書かれているのですが、上記の「聖典:では、その全文、すべてに振り仮名が付けれていたからであります。この長いお経をみなさんといっしょに唱和しておりますと、何となく気分が晴れやかになってまいりました。まことに不思議でございます。

しかしながら、信者のみなさんのようには慣れておりませぬので、ときおり間違ったりいたします。

でも、小さな発見もありました。このお経のなかには当然のことですが「南無阿弥陀仏」というフレーズが繰り返し出てきます。GGI長年にわたり、「南無阿弥陀仏」は「なみあみだぶつ」と読むのだと思っていたのですが、この「聖典」では「なもあみだぶ」と振り仮名がつけられておりました。とても意外でありました。

けれども、何度も何度もこの念仏を唱えておりますうちに、「なむあみだぶつ」をくり返すよりも「なもあみだぶ」と繰り返したほうがリズミックであり、グッドだなあと感心かつ納得いたしました。みなさまも試しに「なもあみだぶ」と何度も唱えてみてくださいませ・・・

プログラムに記されていた「お話」は「福島から大津へ避難して」と題した青田克彦・恵子夫妻による福島原発事故についての話でありました。青田氏は福島原発事故が起きるよりずっと以前から、福島原発の危険性を指摘し、運転を止めるよう長年にわたり裁判で争ってきた経験をお持ちです。このため同氏の話はなかなか説得力のあるものでした。青田氏は最後に、三人以上の集まりであればどこにでも参り、お話しいたします、謝礼も交通費も不要です、とおっしゃっていました

GGIは数年前に小さな十人足らずの集まりに青田夫妻を招いて話していただいたことがありますので、講演の後、若干ていねいなる表敬をいたしておきました。

親鸞聖人降誕会の案内状には住職さんが「聖人の教えの中に《人間は何をしでかすかわからない存在である》、《人間は不完全なもの》ということがありますが、福島第一原子力発電所の事故はまさにその御ことばが浮かびます」と記されていました。

GGIは、親鸞さんのことばはおそらく正しいのだろうけれど、「御ことば浮かんだ」あとどうするのか、そこが問題なんだよなあ、などと無責任なことを考えてしまいました

「方丈記」の鴨長明さんと入れ替わるようにこの世に現れ、方丈の庵のすぐ近くのお寺で育ったと言われる親鸞さんがどのくらい立派な方であるのか、縁無き衆生のGGIにはわかりかねるのではありますが、なかなか良い集まりでありました。

なもあみだぶ、なもあみだぶ、グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ではザルはいかがですか?

2017-05-28 01:16:17 | 日記

おそば屋さんにやってきたアベ君、メニューを見て叫びました

「おれはモリやカケは嫌いだ!」

先日、知人が教えてくれた最新の小話です、どこかに載っていたそうです。

今日の写真はスーパーで売っていたザルを撮ったものです。クリックしてご覧になるほどのものではありません

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古い民家の住人は・・・

2017-05-27 01:37:25 | 日記

わが庵のちかくを旧東海道が通っています。街道筋には古い民家が多く趣があると言いたいのですが、最近、この十年で激減しているように思います

雑用の行きかえりなどに旧東海道を徘徊しておりますと、ときおり街道歩きの人たちに遭遇したりいたします。しかしながら、いまや街道は虫喰い状態、古い民家が辛うじて残存しているに過ぎず、街道の趣にいささか欠けておりますので、わざわざ街道歩きをなさるみなさんを気の毒に思ったりいたします。

古い民家、激減しているのですが、もちろんまったくなくなってしまったわけではありません。

今日の写真は、まだ残っているとある民家を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

この民家の前を通るたびに、GGIはなかなかいい民家だなあ、調和がとれていて、バランスもよいし、造りもしっかりしていてまだまだ持ちそうだし、無粋なアルミサッシなどは使っていないし、と感心してしまいます。いつ建てられたのかわかりませんが、ひょっとしたら築戦前かもしれませぬ。まだまだしっかりしていそうに見えるのは手入れが良いせいでありませう

この民家、玄関口に古ぼけた表札が二枚、一枚は日本人の名前が記されていますが、もう一枚の表札は墨で黒々と「ネイサン・○○○」とカタカナ、縦書きで記されています。外国人の名前です。

この外国人、名前からしますと英語圏の人と思われますが、おそらくこの民家、なかなかいいなあと気に入ってずいぶん以前から住み続けているのでありませう。なかなか選球眼がいいなあとGGIは感心してしまいます。

わが旧八重葎庵、築戦前のものであり、湖が庭先に広がるという素晴らしき立地条件でありました。廊下がたくさんあり、中庭もあり、夏は湖からの涼風が家の中を吹きぬけていくという結構なものでありましたが、冬ははるかシベリアで発生した北風が吹き抜けるという、安普請の標本のような民家でありました。新八重葎庵もなかなかシンプルで機能的でありワルクはないのですが、毎年夏が近づき来ますと、各種の小動物が出入り自由の、旧八重葎庵もワルクはなかったなあなどと思ったりいたします・・・・

グッドナイト・グッドラック!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする