UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

甘~い甘~い生活、その果てに・・・

2023-07-31 00:25:42 | 日記
むかし、「甘い生活」というイタリア映画がありました。あの「道」という哀しい悲しいだけの映画をつくったフェデリコ・フェリーニ監督による、ローマの上流階級の退廃的な生活を描いた作品(1960)ですが、今日の日記はローマならぬわが庵に出入りするアリ君たちの甘い生活、甘~い生活についての話です。

数日前のお昼過ぎ、知人がやってきて、途中で買ってきたお団子をめぐんでくれました。串刺しのお団子です。甘ったるいタレがたっぷりかかっている「みたらし団子」、四本入り、知人が二本食べました。私は、みたらし団子、甘ったるいタレが口の周りや手にベタベタとまとわりつきますので、はっきり申し上げて苦手です。そこで、まあ夕食後にでも食べてみるかなあと、知人が帰ったあと、団子さんが入っている透明なプラスチックの容器をキッチンのカウンターの上に置いておきました。

そのあと、午後3時半ごろ、別の知人の車で某裁判所に出向きました。ネットでの裁判に出席、思っていたよりも短時間で終了、「では、8月は裁判官の休暇シーズンですから、次回は9月の某日にします」とのご宣託で閉廷、そのまままっすぐわが庵に帰還、そろそろ夕飯の支度をしなくてはと、なんとなくキッチンのカウンターに目をやりましたら、何やら様子がヘンです、異様です。異変が起きていました・・・

カウンターの上に置いて置いておいたみたらしだ団子さんの様子がヘンなのです。お団子さんがはいっている透明なプラスチック容器に小さな黒いものが無数にうごめいているのです・・・

これはいったいどうしたことだと近寄って子細に観察しましたら、どうやらこの小さな黒いものは蟻さんのようであります。身長5ミリほどの小さな蟻さんたち・・・黒山の人だかりなどと申しますが、この無数の蟻さんたちの集まり、まさに黒山の人だかりと言いたくなるような有様、いったい何匹いるのでしょう・・・

そういえばこの夏は、どういうわけかこの小さな小さな蟻さんが台所の周辺に出没するようになっていました。しょっちゅう何匹か蟻さんたちが餌を求めてカウンターの上をチョロチョロ這いまわります。小さな蟻さん、羽蟻の一種でしょうか、それにしても、こんなにたくさん、こんなに大挙して出てくるとは・・・いったいこれまでどこにいたのでせう、どこから湧いて出たのでありませう・・・まさに自然の驚異であります!・・・

みたらし団子のタレが発する甘き香りに誘われて出てきた最初のアリ君が、アリ君専用のSNSを使って仲間に知らせてまわったのでありませう。「お~い、みんなあ~、甘~いみたらし団子があるぞお~、砂糖たっぷりの甘ったるいタレがかかっているぞぉ~!久しぶりの大ご馳走だぞお~!みんなあ、甘い甘い生活がまってるぞ~」。この声につられてアリ君たちがどこからか大挙して参上とあいなったのでありませう。

ところが世の中、そう甘くはありませぬ。アリ君たち お団子さんに近づいたのはいいのでですが、甘ったるい糖分たっぷりのネバネバのタレに足を踏み入れた途端、タレに足を取られて身動きできなくなります。七転八倒、ジタバタすればするほどタレがまとわりついて・・・その後の蟻君たちの運命はわざわざ申し上げなくてもおわかりでありませう。甘~い生活のあとに待ち受けていたのは、まさに蟻地獄・・・

今日は、甘~い生活には落とし穴があるという、たいへんためになるお話でした。みなさんも注意いたしませう

今日の写真は甘き生活に溺れる蟻君たちの姿を撮ったものです。できればクリックしてご覧になってくださいませ。

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忘れないうちに:画家ボテロ氏の異色の作品について・・・

2023-07-23 23:25:49 | 日記
暑い日が続けますので何か涼しくなる話をと思うのですが、残念ながら今日の日記はあまり気持ちのいい内容のものではありません。去る5月31日の日記に広島の原爆資料館を見学したときのショッキングな思い出を記しましたが、今日の日記の内容も同様にいささか不快感を催しかねない内容のもののでありますので、この猛暑に輪をかけるような、そのような話は結構と思われる方は遠慮なく読み飛ばしてください。

今日はある画家の作品についての話です。2022年11月2日の日記に、コロンビア出身のフェルナンド・ボテロ氏(1932~)という画家の展覧会を京都に見に行ったと書きました。ボテロ氏はふっくらした、ふくよかな、つまり丸々と太った人物像を描くことで世界的に知られている人物であり、私も以前から大ファンでありましたので、展覧会を見た後、会場で売っていた彼の画集を買って帰りました。

画集を手に取って、掲載されている作品をひととおり眺めてから長い解説文を読んでいましたら、あるページの右下の隅っこに縦横数センチの小さな写真が掲載されているのに気づきました。三枚の絵が示されています。いずれの絵にも太った裸の男性が描かれているのですが、男性たちは手足を縛られています。逆さづりされている人物もおり、異様な感じがする絵です・・・これはどういうことだろう、これは一体どういう作品なのだろうと思ったのですが、この写真の下に「フェルナンド・ボテロ《アルグレイブ44》(3点組)2005年、油彩、カンヴァス、各190×104、カリフォルニア州バークレー美術館」と簡単に記されているだけです。解説のための本文にも何の説明も記されていません。この作品は一体何なのだろう・・・

[アブグレイブ」って何だ、どういう意味なんだあ・・しばらく眺めていて、この言葉、これまでどこかで目にしたことがあるなあと記憶が戻ってきました。そうだ、あのことだ・・・「アブグレイブ」というのは、イラク戦争の頃のあの悪名高き収容所の名前だ・・・はっきり、思い出しました。みなさんの中にもこの名前に記憶がある方がおられることでしょう。イラク戦争中に米軍が捕虜の虐待を行っていたことで知られる、イラクにあった強制収容所の名称です。

テロ容疑などで拘束した捕虜のイラク人男性たちを丸裸にして、首輪をつけて、米軍の女性兵士が引っ張りまわしている様子を撮った写真が、2004年に関係者により暴露されました。このために米軍が捕虜を虐待し拷問を加えていたことが世界に知れわたりました。

画集に掲載されていたこの小さな写真とその簡単な説明だけではよく事情が分かりません。そこで、ネットさんの助けを借りましたら、AFPが2007年8月29日付けで、「アブグレイブ収容所の虐待がテーマのボテロ絵画作品、米大学へ寄贈へ」と題した記事を掲載していました。記事には「パリの美術館で、『アブグレイブ』収容所でのイラク人収容者をテーマにした自身の作品の前に立つコロンビアの画家フェルナンド・ボテロ氏(2005年4月14日撮影)」という説明が付された写真も掲載されていました。今日の写真はこのAFPの写真を無断で借用したものです(AFPさん、ゴメンナサイ)。この写真、パスされても結構ですが、よろしければクリックしてご覧になってくださいませ。

以下はこの記事の概要です。

「かつてイラクのアブグレイブ収容所で行われていた米軍兵士によるイラク人捕虜に対する虐待に想を得たフェルナンド・ボテロの一連の作品が、カリフォルニア大学に寄贈されることが(2007年8月)27日に明らかになった。今回カリフォルニア大学に寄贈される作品は絵画25点と素描22点であり、「アブグレイブ」での虐待の様子を撮影した写真や被害者の証言に触発され、拷問、性的辱めの様子を描いたもの。吠える犬をけしかけられたり、裸にされ独房に折り重なるイラク人収容者を描いた一連の作品は、極端にふくよかにデフォルメされた人物像を得意とする同氏の作品とは一線を画するものとなっている」

「寄贈総額は1000万ドル(約11億円)から1500万ドル(約17億円)にも上がる。寄贈作品は大学内の美術館が保管する」と記事にはありますが、上記のボテロの画集で紹介されていた写真の説明によれば現在はカリフォルニア大学バークレー校の美術館に保管されているようです。

ボテロ氏はこの「アブグレイブ・コレクション」を売る気はないようであり、ドイツのある美術館が、改装に伴いこの一連の作品を購入したいと申し出ましたが、同氏はこれを断り、「当事国の米国かイラクのバグダッドが保管すべきだ」と述べたそうです。

カリフォルニア大学への寄贈を前に、「アブグレイブ・コレクション」は2005年から欧州各地を巡回しており、この記事が書かれた時点ではイタリアのミラノで展示中でしたが、米国内の美術館の多くは公開を見送ったとのこと・・・「もちろん」と言っては語弊があるかもしれませんが、残念ながら日本では公開されていません。

私はあのふくよかな陽気な人物像を描くことで世界的に知られ人気を博しているボテロ氏が、「アブグレイブ・コレクション」にような、異様ともいえる作品を描くとは思ってもみませんでした。上記の画集の説明によれば、一連の作品は2005年に製作されたことになっています。アブグレイブ収容所での拷問が発覚したのは2004年のことですから、ボテロ氏はこの虐待事件のことを知ってすぐに絵筆を取ったのではないかと思われます。
世界広しと言えども、アブグレイブの拷問をテーマに作品を描いた画家は、ボテロ氏ただひとりでありませう・・・

ボテロ氏が「アブグレイブ・コレクション」なる一連の作品を描いた動機については上記のAFPの記事にはなにも記されていませんが、とにかく何があっても、いま描いておかねばという強い気持ちにかられたのではないでしょうか・・・ボテロ氏の動機がいかなるものあれ、彼がこの一連の作品を描き、巡回展で広く公開し、売り物とはせずに米国の大学に寄贈したことには大きな意義があるのではないでしょうか・・・

かようなしだいで、私は本物の知性と勇気を併せ持ったボテロ氏に心から敬意を表します。
ビバ・ボテロ!

(ボテロ氏の「アブグレイブ・コレクション」について日本のメディアはほとんど報じていないようですが、日経が2005年4月に『べリタ通信』からの引用の形で「ゲルニカとしてのアブグレイブ、コロンビアのあの巨匠ボテロが50作品」と題した10行ほどの写真入りの簡単な記事を掲載しています)

ボテロ氏の作品はネット上でたくさん紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧になってください!!

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たまには国会でまともな法律が成立することもあるという話、あるいは認知症について・・・

2023-07-19 00:12:47 | 日記
去る6月の国会では、どうかと思われる内容の法律が成立してしまいました。その一つは「LGBTQ理解増進法」。まず名称がヨクアリマセン。これはあくまでも「理解増進」のための法律であり、「差別はあってはならない」としているものの、差別を禁止する法律ではありませぬ。ですから、差別しても罰則はなくヘッチャラというわけ・・・二年前の超党派合意から内容は大幅に後退、某野党などの入れ知恵で「すべの国民が安心して生活できるよう配慮する」という文言がわざわざ付け加えられてしまいましたから、性的少数派は圧倒的に多数である性的多数派が「安心して生活できる」ようにしろ、迷惑をかけるな、つまり多数派の言うことを聞けというわけ、これでは「理解」の「増進」は、たいして期待できないでありませう

もう一つ、入管難民法改正法という法律も成立してしまいました。二年前にも同じ内容のものが提案されたのですが、当時、スリランカ人の若い女性が入管施設に強制的に収容された末に命を落とすという痛ましい事件があったために採決が見送られたという経緯があります。この再び提案され成立した法律により、これまでは何度も難民申請をすることができたのですが、今後は二度だけ、二度目の難民申請が認められなかったらそれでお終い、ジエンド・・・、本国へ強制送還されることになります。送還先の国の人権状況が悪ければ、強制送還された国で不当に逮捕されたり、拷問されたり、虐待されたりする危険があるのですが、どうされようとも「日本の知ったことか」といリッパな法律でです。日本の難民認定率は世界的に極端に低いのですが、この新法により日本は世界有数の難民忌避国家として一段を名を馳せることになるでありせう

というわけで、先の国会で問題がある新法が成立したのですが、実はまっとうな新たな法律も成立していたというのが今日の本題です。私は知らなかったのですが、去る6月14日に、認知症に関する初めての法律「共生社会の実現を推進するための認知症基本」が成立していたのです。今日7月18日の朝日新聞夕刊にその解説記事のようなものが掲載されていたのを目にして、認知症有力予備軍の一人である私は初めてこの新しい法律のことを知りました。

この記事によれば、「日本認知症本人ワーキンググループ」代表の、看護婦さんとして働いていた46歳のときにアルツハイマー型認知症と診断されたという藤田さんという女性は、基本法における重要な点の一つは「基本理念(第3条)で認知症の人も基本的人権を持っていることを明示したこと」であると話しています。また、第8条では、「国民の責務」として認知症の正しい知識、認知症の人に関する正しい理解を深める」ことが定められています。法律の内容の実現は決して容易ではないのですが、この法律、志は正しいというべきでありませう・・・

かようなしだいで、たまには国会がまともな法律を作ったりすることがあるのだと、正直申し上げて、少なからず感心いたしました。

認知症と言えば、私の母も晩年、80代後半になってからは、多少ぼけたというのでしょうか、ときおり同じことを何度も繰り返し口にすることがありました。このような事態に慣れていない人はあわてます、対応に「苦慮」いたします

ある時、久しぶりにやってきたまだまだ働き盛りの元気のいい甥に向かって母が言いました
「ケンちゃん、久しぶりね、あなた、あたま禿げたわねえ」
「ムッ・・・」
5分ほどたってまた申しました
「ケンちゃん、あたま、禿げたわねえ」
「ムムッ・・・」
もう5分ほとどたってまた申しました
「ケンちゃん、あたま、禿げたわねえ」
「ムムムッ・・・」
窮地に陥ったわが従弟、そこで意を決したように口を開きました
「おばさんは100歳!妖怪!」
この言葉を聞いて母は
「まあ!ホッホッホッ」と涼やかに明るく笑いました
従弟の負け!まことにワッハッハでありました。私は傍らで、ケンちゃんなるわが従弟の困惑ぶりをもっぱら楽しんだのでありました!

今日の写真は本文と関係ありませぬ。クリックして写真をしばらくご覧になりますと「モクモク」という音が聞こえてまいります。入道雲が湧いてくる音です。

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超低レベルの自民党議員たちに負けてしまった自民党議員さんの経験談・・・

2023-07-10 22:07:40 | 日記
今日は、今から二十年ほどまえに夫婦別姓問題に取り組んだ自民党の女性議員さんが自民党の超低レベルの議員たちにあえなく敗退してしまったという話です。

去る6月7日の朝日に掲載されていた《夫婦別姓「理屈」なき反対派の壁》と題された記事のほぼ丸写しです(この記事はネットでも見られますが、朝日さんはケチなので有料記事としていますので、冒頭の部分だけしか読むことができません。ヨクナイことです)。奮闘して敗退してしまったご本人にはまことにお気の毒なのですが、自民党議員さんたちの、あきれるばかりの支離滅裂の超低レベルぶりにあきれ果て、思わず笑ってしまいました。

敗退した女性議員さんは弁護士でもあり、現在は大学の先生もしておられます、1998年に当選、一期だけ参議院議員を務めたことがある佐々木知子さんという方です。議員に当選したら「法律の専門家として理論的に支えてほしい」と他の議員から誘われて夫婦別姓問題に取り組んだそうです。別姓問題については特別な問題意識があったわけではないけれど、家族制度がなくなった以上(注:明治憲法の下に制定された家族制度は戦後廃止されています)、名前は個人のものだから、夫婦同姓にこだわる必要なんか何一つないはずと考えていたそうですが・・・

しかし、待っていたのは・・・

「部会で説明を始めると、ものすごいヤジが飛んできました。動員をかけて大騒ぎするのです。部会の前は『ああ、またアレが始めるのか』と本当に気が重くなりました。事務所には千通以上のファックスが届きました。『国体が維持できなくなる』『家族解体につながる』『左翼』『非国民』。反対する団体に待ち伏せされたこともあります。驚きましたね」

あまりにも反対派が強硬なので、別姓にする際は家裁の許可が必要など「例外的」に夫婦別姓を認める案をまとめ、譲歩に譲歩を重ねたものの駄目だったそうです。絶対に法案を提出させないという姿勢はかたくなそのもの、「結局、自民党の中でつぶされてしまいました」

「最大のハードルは、反対は『理屈じゃない』ところです。国体だとか、左翼だとか、日本の醇風美俗だとか、理論がないから話し合いにならない。ただただ、取りつく島がないのです。別姓に反対している団体の支援を受けている議員は、個人の思いはともかく、賛成できないのでしょう」

「国体」云々や「左翼」云々は単るる罵詈雑言、悪口の類に過ぎません。昨今の言い方をすればヘイトスピーチというところです。「醇風美俗」という言葉、戦前に用いられていた言葉であり、今や死語中の死語にすぎません・・・これらの議員の皆さん、実に語彙が貧弱ですね、あきれるばかりです

孤軍奮闘した元議員の佐々木さんは以下のように述べています。

「あの体験を思うと、20年経った今も夫婦別姓が実現していないことに、驚きはしません。でも、長すぎる。この間にも、困っている人はたくさんいます。夫婦別姓程度もずっと実現できない日本に、絶望しているのではないでしょうか」

自民党の国会議員のなかには、箸にも棒にもかからない、高給をはべり下品なヤジを飛ばすしか能のない、どうしようもなく低レベルの議員が少なからずいることは分かっていたのですが、この記事にあるように、ここまでヒドイとは思っていませんでした。事実は小説より奇なり、などと申しますが、奇なりどころの騒ぎではありませんね。でも、岸田首相に限らず、これまで自民党幹部のみなさんは、このようなヒドイ状態であることを知っていながら、いろいろな場面でこれらの超低レベル議員たちを活用して国会で多数派をしめて政権の座を維持しきたのであり、今後も維持していくのでありませう。

これが我が「民主主義国家」日本の政権与党の内実であるとは・・・なんとも申し上げようがありませぬ、ただただ慨嘆するしかないと申しますか・・・蒸し暑い日が続いているというのに寒気がいたします・・・

今日の写真は本文とは関係ありませぬ。近くの湖岸の風景を撮ったものです。対岸に見える曇り空の下で怪しげに白く輝いているピラミッドはUFOの基地です。よろしければクリックしてご覧くださいませ

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今日は一度で二度おいしいアーモンドグリコのような快挙話で~す・・

2023-07-04 23:07:12 | 日記
5月27日の日記に、ちょっと思いついた川柳をほんの五分ほどで仕上げて朝日新聞の川柳欄に投稿したらあっさり入選してしまったと書きました。拍子抜けするぐらい簡単に入選してしまいましたので笑いが止まらず、わたしの句が掲載されている川柳欄をコピーして、川柳欄に掲載される句は七つですので、「これは定員7人の全国区に当選したみたいなものや!」と強調して自慢たらしく知人たちにばらまきました。

少し自慢しすぎたかなあ、この年で大人気ないことやなあとちょっぴり反省して雨の日々を過ごしておりましたら、7月2日になって、もっともっと自慢しなければならないことが我が身に起きてしいました!

いったい何が起きたのでありませうか・・・

7月2日、朝日新聞の朝刊を眺めておりましたら、「令和落首考―2023年上半期」と題された選者の山丘春朗さんの一文が記された記事が目に入りました。今年前半の川柳欄の入選作についての選者の感想であり、選者の印象に残った入選作である川柳が三十ばかり紹介されていました。

どれどれ、選者の目にかなった句はどのようなものなのかなあと思いながら、後学のためにと目を通していましたところ、何ということでありませうか、何と先日入選を果たした私の句が紹介されているではありませんか!!これは単に入選したどころの騒ぎではありませぬ。選者氏が私の川柳をこの記事で引用したということ、これは、私の句は、単に入選しただけではなく、今年前半の入選作のなかの更なる優秀作であるということを意味しているです!

こんなことがあっていいのでありませうかと言いたいところですが、あってもいいのです!断然あってもいいのです。しかし、このようなことが起きるとはユメにも思っておおりませんでした!これが自慢せずにいられるでありませうか!まさに大自慢するに値する話であります。まさに「一度で二度おいしいアーモンドグリコ」のような快挙であります!

そこで、自慢の手始めに、昨夜電話してきた、俳句や連句に凝っていたことある知人にこの話をしましたら「それはすごい!八十にして川柳に目覚めてしまったというわけかあ・・・」とあきれておりました。明日からは知人たちに次々に自慢して回る所存でございます。

この記事を撮った今日の写真は見にくいので、思いっきり拡大してご覧になってください。記事の中央あたりに線を引いておいた句があります。それが私どもの自慢の駄句でございます。

つまり、

「良い核と悪い核ありG7」

という句でございます。ご覧いただければまことに望外の喜びでございます。

しかしながら、世の中、どうでもいい他人の自慢話ほど迷惑で退屈なものはございません。ですからこの日記をわざわざお読みくださった殊勝な方には心から感謝申し上げます

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