UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

即時抗告の期限まであと23時間を切りました・・・・

2014-03-31 01:22:37 | 日記

みなさんご存知のように3月27日の午前に静岡地裁は袴田事件の再審開始を決定するとともに袴田巌氏の刑の執行と拘留を停止し、釈放するよう命じました。その結果、巌氏は即日釈放されました

 検察側は同日、釈放に反対して静岡地裁に抗告しましたが棄却されました、次いで東京高裁にも抗告しましたが、これも退けられました

 そして、新聞報道などによれば、検察は再審開始決定の取り消しを求めて東京高裁に即時抗告する方針であるとされています。

 この抗告が受理されると東京高裁で再審開始決定の是非に関する審理が行われます、この審理で再審開始決定が妥当であると判断されますと検察側は最高裁に抗告することになります、また再審開始決定が取り消されると袴田氏側が最高裁に抗告することになります、どうなるのか定かではないのですが、検察側がいったん静岡地裁の決定に関して即時抗告を行いますと、必然的に最高裁にまで審理が持ち込まれることになるため、最終的な決定が下されるまでに早くても数か月かかるとされています

 検察側による即時抗告の期限は3月31日の24時です、あと23時間を切っています

 谷垣法相は3月28日の記者会見で、個別の案件についてとやかく言うことはできないとしながらも、釈放された巌氏の健康を案じていると述べていました

 もし再審開始決定が取り消されることにでもなれば巌氏は再び死刑確定囚として収監されることになります、そうなれば「健康を案じる」どころの騒ぎではなくなります、谷垣氏よ、お分かりでしょうね

谷垣氏よ、あなたは弁護士資格をお持ちでありますから、日本の刑事訴訟法では高齢の受刑者に関しては検察側の裁量で刑の執行を停止することができるとされていることもご存知のはずです、どうか賢明なる決断をされるよう、一国民としてGGIは強く希望いたします、

写真はたった1000円で買った、もう十年ぐらいはつかっているのじゃないかと思われますGGIのボストンバッグに付けている袴田事件のバッジです、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 明日の夜、グッドナイト・グッドラック!と言うことができますように・・・

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ああ、御気をつけなさい、御気をつけなさい・・・

2014-03-29 01:07:54 | 日記

先日の新聞に、三種の神器のうちの二つ、剣と勾玉(まがたま)が、帝都から新幹線の専用座席に鎮座して名古屋まで行き、そのあと近鉄の専用車両に乗って伊勢神宮へと向かったというニュースが掲載されていました

今夜の写真はその新聞記事です、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 剣クンと勾玉クンは伊勢神宮にあるとされているもう一つの神器、鏡と遭遇して久しぶりに三者会談を行ったようであります

 これらの神器諸氏は物体ではありますが、人間扱いと申しますか、専用座席や専用車両に乗って移動するのでありますから、並みの人間以上の扱いであると申せます

 GGI、やはり我が祖国は神の国なりやなあと思わず大感心というか、この記事に見入ってしまいました

 そして堀田善衛氏がその作品「海鳴りの底から」で引用していた芥川龍之介の短編「神々の微笑」の一節を思い出してしまいました。宣教師オルガンディノに向かって、この国の霊の一人であるという老人が語りかける場面です

「あなたは天主教を弘めに来ていますね・・・それは悪い事ではないかもしれません。しかし泥烏須(デウス)もこの国に来ては、きっと最後は負けてしまひますよ」「泥烏須も(天照大神に)必勝つとは云はわれません。天主教がいくら弘まっても、必勝つとはかぎりません」・・・老人はだんだん小声になって行く。「事によると泥烏須自身も、この国の土人に変わるでせう。御気をつけなさい。御気をつけなさい・・・・」 老人は夕闇のなかへ影が消えるようにして消えていく。

 グッドナイト・グッドラック!

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袴田事件:「拘置の続行は耐え難いほど正義に反する」・・・・

2014-03-28 01:17:54 | 日記

今日(327日)おそい朝食をモソモソと味わっておりましたら、電話が鳴りました、先日、タイの美味ビールをくれた友人からでした、しばらくあれこれ話してから電話を切りましたらちょうどお昼、テレビを付けましたらニュースの時間、「袴田事件、静岡地裁は再審開始を決定」というアナウンサーの声が流れてきました

 よかった!やっと再審開始、ほんとうによかったなあと思いながらテレビを見ておりましら、再審開始を決定しただけではなく、刑(死刑)の執行と拘留を停止し釈放するよう決定したと伝えておりましたので、GGIは喜ぶばかりではなく、とても驚きました、再審開始の決定と同時に死刑執行と拘留を停止し釈放するという例はこれまでなかったからです!GGIは思わず全面的に静岡地裁の裁判官に心からの敬意を表してしまいました

 しかしながら、三日ほど前、某方面より、、「再審開始が決定されても、検察側が決定を不服として即時抗告することが懸念されるため、再審開始が決定された場合は、すぐに即時抗告を行わないよう検察庁にアピールしてほしい」との要請のメールが来ていました。そして午後1時半ごろ、某方面から「再審開始の決定がくだされた、先日の要請のとおりに、すぐに即時抗告に反対するアピールを送られたし」というメールがきました、このため、GGIは静岡地検と東京高検、さらには最高検にメールを送りました

 午後3時ごろ、夕刊が配達されました、夕刊には「裁判長は《捜査機関が重要な証拠を捏造した疑いがある・・・》と判断、《拘置の執行は耐え難いほど正義に反する》と刑の執行停止(釈放)も決めた」と記されています、GGIは「耐え難いほど正義に反する」という強い表現に裁判官の決然たる意思を感じました

 また、静岡地検は「刑の執行停止に対しては即日、不服申し立てをする方針。再審開始の判断については28日以降に行う方針」とも記されていました

 午後4時ごろ、静岡地検が即時抗告を行ったとのメールが某方面からきました、

 午後6時、NHKニュースが、袴田巌氏が釈放されたことを伝えていました、即日釈放されるとは思っていませんでしたので少なからず驚きました、袴田氏は思っていたより元気な足取りでありましたのでほっといたしました、弁護士が「彼はまだ状況が呑み込めていないようだ、でもこんご少しずつ理解するのではないか」と語り、また東京高裁の元裁判官が「死刑制度について考え直すべきときだ」と述べていました

 午後7時過ぎ、夕食を食べようとしていましたら、再審開始と袴田氏の釈放をよろこぶ知人からの電話、、小一時間ほど、あれこれ話しました、すっかり夕食は冷えてしまいました、GGIは知ったかぶりで知人に講釈を垂れました、

「欧米では刑事裁判においては検察側に控訴や上告をする権利を認めないのが主流になっている、なぜかというと検察側は国家の組織と国家の人員と国家のカネをつかって十分な捜査のうえ万全の準備を整えて起訴して敗訴したのであるから、控訴や上告する権利は資格はない、被告側が個人であるため、弁護のための十分な準備や活動を行えるとは限らないので控訴や上告する権利が認められているのだ、だから日本のように、いったん無罪判決が下されたものが有罪となるようなことや、あるいは無期懲役であったものが死刑になるような理不尽なことは欧米の多くの国々では起こり得ない、ましてや再審開始の決定に対して検察が抗告するなどということはありえないのである、日本の刑事司法制度はこのように遅れているのだか、国民のほとんどはこのことを知らないのだ」、長電話を切りましたら、別の知人からも再審開始をよろこぶメールがきていました

 午後9時のNHKニュース、袴田事件が一応トップニュースでありましたが、よく言えば淡々とした伝えかた、ワルく言えばそっけないものでありました、「拘置の続行は耐え難いほど正義に反する」という部分、見事に「耐え難いほど」という重要な部分を脱落させて伝えておりました

 このような冤罪が引き起こされることの重要な原因の一つは事件が起きたり「犯人」が逮捕されたときなどのマスコミの無責任で正確さに著しく欠ける報道ぶりです、警察発表を自らまったく検証することなくそのまま垂れ流すマスコミのアホさ加減が「冤罪」に手を貸しているのです、袴田氏の姉の秀子さんも一昨年の講演会で、マスコミの報道ぶりが、最初から巌氏を犯人と決め付けたいかにムチャクチャなものであったかを話しておられました、でも天下の朝日さんも世界一をめざすNHKさんもこの点に関する言及は、メディアの責任への言及は皆無でありました、まことに見事なものです・・・・

 午後10時半、某方面より「さきほどの検察が即時抗告したと伝えたが、あれは間違いであった、引き続き、即時抗告反対のアピールを検察庁にされよ」とのメールが届きました

 以上のようなしだいではありますが、いったん再審開始が決定されたものの検察側が抗告したために再審開始の決定が結局は取り消されてしまった「名張毒ぶどう酒事件」のような例もありますので、まだ安心はできません、どうかこの再審開始決定がぬか喜びに終わることがないよう、祈りたいと思います

 写真は袴田事件再審開始を歓迎して、やっと咲いてくれました八重葎庵ノーザンガーデンの白梅であります、よろしければクリックしてご覧くださいませ、ただしこの梅ノ木、小さな木でありますので猫クンを洗って干してわけにはいきませぬ!

 グッドナイト・グッドラック!

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明日3月27日、袴田事件第二次再審請求に対する判断・・・

2014-03-26 00:34:33 | 日記

袴田事件というのは1966年に静岡県清水市で起きた殺人強盗放火事件です。犯人として逮捕され、死刑が確定した元ボクサーの袴田巌さんは冤罪を訴えており、いま第二次再審請求の審理が行われています、

 日本弁護士連合会も冤罪であるとして支援しています。また、最近、一審の裁判官であった人物が、無罪であり再審を開始するよう求める上申書を静岡地裁に提出しています

 袴田巌氏は1966年に逮捕されてから現在に至るまで、実に47年もの長きにわたり拘禁されています。1966年といえばGGIがなんとか大学を卒業した翌年にあたります、気の遠くなりそうな長さです、このため、ギネスブックに世界で最も長期間拘禁されている人物として登録されています、しかし、最近は精神に異常をきたしているとも伝えられています。

 GGIらは一昨年、袴田氏のお姉さんを招き、講演会を行いました。袴田事件の第二次再審請求の審理に際して裁判所の勧告により実現して証拠開示により、彼が無実であることを示す多数の証拠が検察により隠されていたことが判明したとされています

 静岡地裁による再審請求に対する判断が明日、327日に下される予定です、再審開始の決定が下されても検察側は特別抗告する可能性がありますが、静岡地裁の判断にご注目ください

 今夜の写真は袴田事件に関する本の表紙です、よろしければクリックしてご覧ください

 グッドナイト・グッドラック!

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品格向上運動・・・

2014-03-24 22:21:10 | 日記

昨日、お墓参りの帰りに西武さんのお店によりました、正面玄関をはいったところで、何かの売り場の前で、女性の店員さんが大きなガラス製のボウルで何かを一心にかきまぜております

 いったい何をしているのでありませうか、いつもながらお手数ですがクリックしてご覧になって、この女性が何をしているのか、お考えくださいませ

 何か生クリームか卵の白身なんかをホイップしているのではないかと思われます、それにしてもなぜ、こんなところで料理なんかをしているのか、理解に苦しみましたので女店員さんにたずねてみました

「君、ここで何の料理をしているの?」

「いえ、お料理しているのではございません、このお店はボディ・ショップですので・・・」

「何?ボディを売っているの?」

「ボディの各パーツのお手入れ・・・」

「えっ、何!この店でボディのパーツが手に入るのか、これはすご~い!それじゃ、もうこの腕、使い古したし、新しいに付け替えるか、この左足の魚の目が痛いから、足首からしただけパーツを取り換えようか、あるいはこの己のボディの中心部は脂肪過多なのでもうちょっと細身のボディにしようか、などと言うわけなの?この細身のボディ、もうすぐ消費税が上がるので、今がお買い時というわけ?」

「御冗談はおよしになってください、ここではボディのお手入れに役立つ品々を売らせていただているのです、ボディに磨きをかけるための、美容のための品々を売っているのですわ」

「わかった、わかった、でも料理でなかったら君はいったい何をかき混ぜているんや?」

「これは石けんの液をかき混ぜているのです、ほらこの石けん、こんなによく泡立つのです、お分かりになりましたか、ひょっとしてお客さまはGGIさまではいらっしゃいませんか?」

「君、なぜオレの名前なんか知っているのや」

「これは失礼いたしました、実はGGIさまの前回のブログを偶然拝見させていただいたのです、あの日記のばっちいイメージにお客様がピッタリですので、きっとGGIさまにちがいないと思ったのです、あの日記はイケマセン、とってもイケマセンわ、美しいあんこ椿をあんなにクソミソに書くなんて、無教養、お下品の極み、最低です、不愉快になりました、あの日記に」

「やっぱりそうかあぁ・・・いやあ・・・実はあの日記のために、お読みなる方々が大激減、苦慮してるんや、なんとか汚名挽回、もう一度品格に満ち満ちたブログにしたいのやけどなあ・・・反省はしてる、でも困ってるんや、何か汚名挽回、品格向上のためのグッドアイディアはないですかねえ」

「ございます、GGIさん、この石けんをお買い下さり、お風呂で試してみてください、GGIさんはお風呂にはいっても、ただじっと湯船に浮遊しているだけで体をお洗いにならないでしょう、それでは垢がたまる一方です、GGIさま、むかしから申しますでしょう、垢付きばかり憂きものはなしって・・・ですからこの石けんでご自身をていねいにお洗いになって、もっとボディに磨きをかけて、垢抜けたお姿になってくださいませ、そうすればGGIさんは洗練された品格のあるブログをお書きになることができるようになりますよ」

「ほんまかあ?君、口から出ませ言っているのとちがうかぁ?」

「あら、とんでもございません、ちょっとGGIさんの悪い癖が移っただけですわ」

 グッドナイト・グッドラック!

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