UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ああ、人生、予定は未定・・・

2023-04-23 18:16:05 | 日記
今日4月23日、日曜日の新聞、朝日歌壇で次のような短歌が掲載されていました

《 する予定 全くなかったケンカして ポカンと空いた春の一日 》

思わず笑ってしまいました。そうだよなあ、人生、まったく予定は未定だよなあ・・・

先週の半ば、深夜、某知人から別の某知人が数日前に突然亡くなったと電話してきました。この別の某知人、私より若干年上ですが、先々週の某日、小さな集まりで会ったばかりでした。
私の隣に座っていて、ふだんはやや寡黙なのですが、その日は言語きわめて明瞭、溌剌、とても元気でありました・・・信じられません・・・

ああ、人生、予定は未定・・・

電話で知らせてくれた知人曰く

「あの日、今日はどうしたのかと思うぐらい、何か張り切っているような感じで、いつもよりずっと元気な様子だったのに・・・」

今日の日曜日、快晴、予定は未定でした。誰とも会う約束や今日中に済ませなければならない用事はありませんでした。窓から新緑に染まったわがガーデンを眺めながら、この突然亡くなってしまった知人のことなどを思ってぼんやりしていましたら電話、

「おい、今日は市議選の投票日や、○○に入れてやってくれ!」

今日はせっかく予定は未定でしたが、しかたがないので電話をしてきた知人のロボットになり投票に行き、へのへのもへのではなく知人に言われたとおりにしました

今日の写真は投票所となっている近くの幼稚園の様子を取ったものです。春の日、そよ風、花散る緑の丘・・・春らしい、予定は未定にふさわしいなのんびりした光景でしたので写真に撮りました。よろしければクリックしてご覧くださいませ、手前にボールを手にした少年の銅像が鎮座しています

帰宅して、再び予定は未定状態になったなあ、やれやれと思っていましたら電話・・・

「おい、明後日だぞ、今度の公判、午前11時、遅れるなよ!君は二人しかいない原告の一人やぞ」

すっかり忘れておりました。たまには、予定は予定通りということもあるのです。裁判所はおおむね予定は予定とおりです。けれども時には何のた前触れもなく予定を変更、突然裁判官が替わったりします。公判の冒頭に裁判長がいきなり「裁判官構成が変わりました」とまるで他人事みたいに一言宣告するだけで予定変更、やはり予定は未定なのです。

頼まれて投票した市議選の候補者、次点で落選していました・・・残念な思いをしていることでありませう、やはり予定は未定なのだと思っていましが、二日後の新聞、最終の投票結果を見ておりましたら、当選しておりました、未定の予定が実現したのです。これで私も知人への義理を果たしたわけです。予定にないことでありました・・・

なみあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・
グッドナイト・グッドラック!
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ハ~イ!みなさん、アンポンタンポポ軍団の出番で~す!

2023-04-18 01:02:08 | 日記
みなさん、はじめまして、ぼくたち、タンポポ軍団です
ここしばらく、ハナニラたちがオッサンの庵のガーデンを全面占拠したなどと張り切っていましたが、ぼくたちタンポポ軍団が姿を現すと、恐れをなして、あっという間に逃げ隠れてしまいました。

ハナニラたちは軍団などと自称していましたがほんとうは軍団なんかではありません。お上品に「私たちは英語ではスプリング・スター・フラワーと言うのよ」などと自慢していましたが、互いにもたれあって白い小さな花びらを風になびかせるしか能がない、ただのノーテンキなお昼寝集団に過ぎませ~ん!

はっきり言って、野鳥のみなさんには悪いけれど、ハナニラ軍団というのは単なる烏合の衆にすぎません。しかし、ぼくたちタンポポはそうではありませ~ん。まっ黄々の元気集団で~す。ハナニラたちは単に互いにもたれあって群れているだけです。しかし、ぼくたちはそうではありません。ぼくたちタンポポはひとりひとり?シャッキと自立しているので~す。

これからしばらく八重葎庵ガーデンにおいてバッコする所存です。咲き終わったらぼくたちは綿帽子となって、このオッサンのデタラメ雑草園から四方八方へと飛び散り、世界平和に貢献するので~す。咲き終わったあとは来年の春まで寝とぼけているしか能のない花ニラとは大違いで~す!!

ふ~ん、タンポポ君よ、大きなこと言っているけれど、君たちいったいどうやって世界平和に貢献するというのかね?

オッサン、とてもグッドクエスチョンです。あのですねえ、ぼくたち、全世界に平和をもたらす国際的な安全保障条約を提案するつもりなのです

ふ~ん・・・えらく張り切っているようだけど、いったいどんな条約なの?

申し上げます。おれたちは永久に親分・子分の関係という日米アンポ条約のようなケチな料簡のものではなく、世界のすべての国が加盟することができる条約です。条約の名は「国際アンポンタンポポ条約」です。略してアンポンタン条約

ふ~ん、君たちにふさわしい、おめでたい名前やなあ

何ということを言うんですか・・・あのですねえ、この条約の下に世界のすべての国がぼくたちタンポポんのように広い心でアンポンタンに日々を過ごすことにより世ぎ界に平和がもらされるというわけです!これが実現すれば、ぼくたちタンポポ軍団は当然ノーベル大平和賞ということになるでありませう!

そうかあ、じますます君たちはアンポンタンやなあ、じゃゃあ君たちはアンポンタンポポ軍団というわけか、きみたち、そんなヘタクソなジョークにもならんたわごとを言ったりして、春の陽気で脳のネジがゆるんでノーテンファイラーになったのとちゃうか?

ジョークなんかではありません、年から年中ノーテンファイラーなのはオッサンのほうです!

そうかあ、要するに君たちは、おつむてんてんオブラードというわけや

それ、なんのこと?

いや、わからんかったらええのや、気にするな、アッハッハ

タンポポ君たち、勝手なことを言っておりますが、よろしければ写真をクリックしてご覧になり、彼ら元気ぶりをご確認くださいませ

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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ぼくたち、全面占拠に成功しました!

2023-04-12 00:57:15 | 日記
ぼくたちは平和の使徒であるハナニラ軍団です
ご報告申し上げます
ぼくたちハナニラ軍団は本日、雑草を蹴散らして八重葎庵のガーデンを全面占拠することに成功いたしました。
ここに高らかに我が軍団の栄えある勝利を宣言いたします。
その証拠写真を掲載いたしますので、お手数ですが、クリックしてご覧になりご確認ください

「かようなしだいで、任務を終えたボクたちは本日をもって解散いたします、オッサン、長らくお世話になりました。ぼくたちの占拠を嫌がらずに放置してくださったことに心から感謝申し上げます」

「そうかあ、まあ感謝されるのはうれしいけれど・・・ところで、解散してこれから君たちどうするつもりや?」

「個人の自由に任せます。大半の仲間はこれから来年の春までは居眠り、つまりひたすら惰眠をむさぼることになるでありませう。でも、中には栄えある平和の使徒として、これからウクライナかロシアあたりに展開しようかなどと考えている者もいることでありませう。とにかく、今後の身の振り方は、どうしようと勝手です!ぼくたちは徹底して自由です」

「そうかあ、徹底して自由ということは要するに気まぐれということだな、それはともかく、来年の春まで元気でな!」

「オッサンもそれまで元気でいてください、どうでもいいアホなブログを書きながら、寄る年波に翻弄されながら、生きていてください!!」

「そやなあ、約束はできんけどなあ・・・じゃあ、君たちも元気でな!さいなら、チャオ、グッドラック、再見、アディオス、アンニョンヒカセヨ、オゥルヴォワ,バヤ・コンディオス!」

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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春宵一刻ハクモクレン・・・

2023-04-09 23:24:25 | 日記
桜の季節がおわるなあと思っておりましたら、わがガーデンの隅っこでハクモクレンさんが咲き始めていました。わがガーデンで一番の美人、控えめなべっぴんさん、ひっそりと咲いています。

実は私はずっとこの花はこぶしの花であると思い込んでいたのですが、あるとき我がガーデンを視察に来た御一行様が口々に申しました

「ヨッサリアン(私の別名です)はもの知らんなあ。花びらをしっかり観察しろ。これはコブシにあらず、ハクモクレン、高貴なる花。しかもハクモクレンとはいってもも、これは珍しいハクモクレンです。というのはハクモクレンの花びらは普通真っ白だけれども、これは真っ白ではない、アイボリーというか若干黄色味を帯びていて、いっそう高貴な雰囲気・・・ヨッサリアンなんかにはもったいない、もったいなさすぎるハクモクレン・・・」

まことにボロクソのご宣託ではありましたが、視察団のひとりがさらに申しました。この人物、ずっと以前、初めてわがガーデンを訪れたときに、一面雑草だらけなのにあきれて「これではまさに百人一首にある《八重葎茂れる宿の寂しきに・・・》がピッタリ」といって、我が庵を「八重葎庵」と命名した人物でもあります。

「ヨッサリアンはまるでダメ、センスが見事の欠落・・・このような木は庭の隅っこなんかに植えるものではにあらず、ハクモクレンはその花言葉にあるように高貴で高潔なる花、だから、庭のまんなかに、あるいはもっと窓の近くに植えるべきです」

「そんなこと言われてもなあ、このハクモクレン、オレが植えたわけじゃない、誰が植えたのかも、いつ植えたのかもはっきりせんしなあ、つぶれかかっていたわが築戦前の旧八重葎庵を十数年前に建て替えたときに、誰かが植えたのかもしれん、ひょっとした勝手に生えてきたのかもしれんしなあ、でも隣家のひとが喜んでいるかもしれないから庭の隅っこでも悪くはないんじゃない?・・・それに、窓の近くに植えておいたらなんかエエこと、あるっていうわけ?」

「ああ、ヨッサリアンは何もわかっていない・・・あのねえ、昔から『春宵一刻値千金』というでしょう。窓の近くに植えておけば、春の宵、窓辺から夕闇に浮かぶハクモクレンの高貴なる姿を眺めながら、その姿を愛でて、おもむろに一献傾ける・・・こんな素敵なことはない、これこそまさに春宵一刻値千金というものです!」

ご説ごもっともと言いたいのですが、あいにく育ちの雑駁な私はそのような趣味を、花鳥風月を愛するようなシュミは・・・・、これ以上この人物と話しておりますともっとボロクソに言われかねませんので、急いで話題を転換

「え~、視察団の御一行様、今日はごくろうさまです。ハクモクレンを肴に一献傾けるのも悪くはないのですが、まだまだ日は高い、のどかなる春の空、ですから、すぐ近くの湖岸にあるわが迎賓館であるところのドイツ料理のレストランに行って、春の湖を眺めながらドイツのビールで乾杯なんかいかがでせうか!」

御一行様、とてもとても素直でありました、すぐにハクモクレンのことなんか忘れてレストランに向かいました・・・

今日の写真はわがハクモクレンを撮ったものです。お手数ですがクリックしてご覧になり、愛でてやっていただければまことに幸いです

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散る桜 残る桜も 散る桜・・・

2023-04-05 14:08:10 | 日記
桜の季節がおわります、次々に花びらが風に散っていきます・・・春の日そよ風、花散る緑の丘・・・

《散る桜 残る桜も 散る桜》

この俳句、ご存知の方もおられることでありませう。私は俳句や和歌や短歌など高尚なものとは縁遠いのですが、この句、桜を詠んだ句は古今数多あるものの、いちばんシンプルでグッドだなあと勝手に思い込んでいます

私はこの句に初めて接したとき、これは先の大戦の末期、死を覚悟した特攻隊の青年が出撃命令を前にして詠んだ句であろうと思ったのですが、まったくの見当はずれ、そうではありませんでした。この句は良寛さんの辞世の句であるとされています

散る桜といえば、私が若かりし頃、今のようにスマホやネットやメールにような便利すぎる手段はありませんでしたから、大学入試の際、合否を知るには大学構内に貼りだされる合格者の名簿を直接見に行くしか方法はありませんでした。このため自分で見に行くのは容易ではない遠くからの受験者たちは、試験が終わって帰路(岐路?)につく前に受験した大学の新聞部の学生たちが金稼ぎにやっている「合格電報」なるものをを頼んでいました。新聞部の学生さんが掲示板を見て依頼者の名前があるか否か確かめて合否を電報で知らせてくれるのです。その際、合格していた受験者に届く電報は「サクラサク」、不合格で掲示板に名前がなかった受験者に届く電報は「サクラチル」・・・つまり、「散る桜」は縁起でもない、青春の座絶のシンボルでもあったのでありました・・・

ところで、散りゆく桜はたとえようもなく素敵なのですが、桜吹雪にでも遭遇しなければ、写真に撮るのは素人には容易でありません。うまく撮れたと思っても画面には白い点々がちょっぴり写っているだけ、風に舞い散っていく感じが捉えられていません。何度試みてもうまくいきませぬ。このため、方針変更、あきらめて「散ってしまった」桜を撮ることにしました。

かようなしだいで、今日の写真は散ってしまった桜を撮ったものです。近くのお寺の裏手にある小さな公園の桜が公園に沿って流れる小さな川に次々に舞い落ち、川面は花びらでいっぱい、よろしければクリックしてご覧になり散ってしまった桜をお楽しみください

行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・でございます

諸行無常・・・

最後に、ついでにと言っては何ですが、私が忘れられない春を詠んだ秀句?

《円周率 春の愁いと なりにけり》

いつであったか朝日歌壇で目にした句です。目まいがするようなどこまでもどこまでも数字が続く無限小数の不思議・・・まるで迷路をさまようようであり、考え出すときりがなく・・・作者の気持ち、わかります

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!
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