UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ナンキンハゼ君はついに関電の送電線に到達した?・・・・

2016-09-10 02:26:03 | 日記

わが八重葎庵ガーデン、一番の大木ナンキンハゼ、成長がとても早く、枝がどんどん上へと伸びていってしまいます。

何年か前、庭の手入れに来てくれたシルバー人材センターのオジサンが、「このままでは送電線にひっかかってしまいますよ、上の方の枝を切っておきませう」とのたまわれましたので、それ以来、毎年冬には剪定してもらい上のほうの枝を斬りおとしてもらっていました

けれども、一昨年の冬、GGIは一大決心をいたしました。いつまでも原発にこだわっている関電さんをこらしめるために、ナンキンハゼ君に関電の送電線に到達するまで思いっきり伸びてもらい、送電妨害を行うことにしたのです

かようなしだいで一昨年の冬と昨年の冬は、庭の手入れの際、ナンキンハゼの枝は選定してもらわないで、そのまま放置しておきました。

その結果、昨年の夏は、あともう一息というところまでナンキンハゼの枝は伸びていったのですが、未だ関電の送電線にまでは到達いたしませんでした。

そして今年の夏、新電力の会社と契約してやっと関電とも縁が切れたことでもあるし、ナンキンハゼ君よ、どうかもうひとがんばりして関電の電線まで届いておくれと、連日願をかけておりました

そうしましたら、何と夏の終わりになって、ナンキンハゼ君の枝は見事に関電の送電線にまで達しているではありませんか!

今日の写真はついに送電線にまで達したナンキンハゼ君の姿を撮ったものです。とうかクリックしてご確認くださいませ

ようやくGGIの願いがかなったのであります。GGI、わが人生において願いがかなうという経験は稀でありますので、しばらくはたいへんご満悦でありました

しかしながら、しばらくして、密かなる疑念が生じました。写真では送電線に届いているように見えても、果たして実際に届いているのだろうか、実際に届いていると限らないのではないか、そのような可能性も否定できないのではないかということに気づいてしまったのです。

そこで送電線の下へ行き、ナンキンハゼ君と電線クンの位置関係の検証を行いました。その結果、以下の事実が判明いたしました

電柱はわがガーデンと道路の境目に位置しており、かつ電線は電柱から道路側にさらに半メートルほど外側に取り付けられている、一方、ナンキンハゼ君は道路とガーデンの境目から庭の内側約1メートルに位置している、ということが判明いたしました

つまりナンキンハゼの中心位置と電線が張られている位置とは約1メートル半隔たっているのです。つまり写真を撮った位置から見ますと、ナンキンハゼは電線より約1メートル半手前に存在しているのです。しかもGGIはナンキンハゼ君を下から見上げる形で写真を撮ったのです

遠近法で考えるならば、いやわざわざ遠近法を持ち出さなくても、同じ高さのものであれば、手前にある方が高くみえるのは当然の理であります。しかも、下の方から見上げているのであれば、手前にあるものの方がいっそう高くみえるのは当然の理であります

と、何やらゴチャゴチャ書きましたが、要するに、写真ではナンキンハゼ君は送電線にあたかも届いているかのように見えても、それはより手前に存在しているナンキンハゼ君を下から見上げて写真を撮ったために電線に達しているように見えたけであり、実際には送電線には届いていなかったのであります!

まことに残念無念、関電さんに天誅をくだそうと思っていたのに、などと悔しい思いをしておりましたら、昨日の新聞(毎日9月8日、デジタル版)に、さらにGGIを落胆させるような、まことにケシカラヌ記事が出ておりました

《原発コスト:新電力も負担、政府調整 料金に上乗せ》

なんということでありませう。このままでは原発を抱える電力会社、原発に関連したコスト(廃炉や福島原発事故の賠償費用など)を上乗せしなければならないために、より料金の安い電力に対抗するのが一段と難しくなる。これは好ましからざることであるから、原発を保有する電力会社がこれからもやっていけるようにするために、原発コストを新電力にも負担させよう、新電力の料金に原発コストを上乗せさせようと、政府が考えているという記事です。

もうメチャクチャですね。原発を維持するためには、国は既存の電力会社に有利になるようなことは何でもする、というわけです。

こんなことでは、まだ9月ですけれども、世も末であります

グッドナイト・グッドラック!

コメント
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