UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

ボクちゃん、ちょっとお空を飛んでみたかったの・・・

2018-01-17 01:37:53 | 日記
昨日の日記では、ちょっと水を飲みたかっただけの大型旅客機「ペガサス」(天馬)君のお話を紹介しましたが、このお騒がせペガサス君のことを見ていたのでせうか、「ちょっとお空を飛びたかったの」という自動車クンが現れました。

昨日の夕刊に「車、2階に突っ込む」という見出しの小さな記事が載っていました。今日の写真はこの記事を撮ったものです。ぜひとも拡大してご覧くださいませ。

記事によれば、14日の早朝、米国はロサンゼルスの南東にある町サンタアナで、猛スピードで走っていた車が中央分離帯に乗り上げた勢いで、反対側の3車線を飛び越えて、道路沿いの建物の2階に突っ込むという事故があったとのことです。車に乗っていた二人は軽いけが、運転していた人物は薬物を使用していたとのこと

GGI、あのペガサス君のことが頭にありましたので、今度はこの事故を起こした自動車クンに脳内テレパシー電話をかけてみました

「もしもし、新聞で見たのだけれど、自動車クン、いったいどうしちゃったの?怪我はなかった?」

「だいじょうぶです、すこし壊れちゃったけれど元気です。ボクちゃん、よくわからないのだけれど・・・気がついたら空を飛んでいたの・・・」

「気がついたらって、どういうこと?」
「あのねえ、走っている最中に《もうボク、高速道路を走っているばかりの生活に飽き飽きしちゃった、一度、ちょっと空をと飛んでみたいなあ》と運転している男の人に言ったら、その人が・・・」

「その人がどうしたの?」

「その人がねえ、とっても気のいい人だったんだ、すぐに明るい声で《そうか、ああ、いいよ、オレ、今日はとっても気分はハイだから、君が空を飛びたいのなら、一度度飛んでみようか》と言ったの、でも信じられなかったので《おじさん、ほんとうに飛べるの?》って聞いたんだ、そうしたら・・」

「それでどうなったの?」

[そしたら《坊や、オレの力を知らないのか、空を飛ぶぐらいのことはドラッグの力を借りればどうってことはないさ、ドラッグはどんな夢でもかなえてくれる神さまなんだぜええ!》と言ったと思ったら、いきなりハンドルを切って、アクセルを強く踏んだの、そうしたらびっくり、あっというまに中央分離帯を飛び越えてフワリ、ボクちゃんの体が宙に浮いたの、うわぁ~空を飛べた、スゴ~イと思っていたらドーン、向かいの建物に2階に突っ込んでしまっていたの・・・」

「そうだったのかぁ・・・でもなあ、君もヘンなお願いをしたもんだなあ、でもどうしてボクちゃんを空を飛びたいなんて思いついたの?」

「それ、ほんとうのことを言えばGGIさんがワルイのです」

「えっ、オレが悪いって、どういうことや!」

「あのねえ、GGIさんのブログで、ちょっと水を飲みたかった旅客機《ペガサス》君のことを知って、そうか空を飛ぶ馬、天馬というものがいるんだ、すごいなあ、でもそれなら自動車が空を飛んでもいいじゃないか、と思ったんです・・・」

「君なあ、そんなかんたんに人の話を信じたらあかん、あのなあ、だいたい、あのペガサス君、ほうとうのことを言ってるかどうかわからんやろ、滑走路を外れてしまったのは、ただペガサス君がわき見していたからに過ぎんかもしれないやないか。それに君が空を飛べたのだって、ただドラッグ運転手野郎の妄想と暴走がもたらした偶然のおかげに過ぎんやないか」

「GGIさん、ドラッグでも妄想でも暴走でも、そんな細かいことはボクちゃんにはどうでもいいの、とにかくあのペガサス君のおかげでボクちゃんは空を飛べたんだから!」

「勝手にしなさい!」

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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