年を取りますと心配性になります、
昨日の京阪電車さんのレールの話も心配性のなせるわざでありますが、今日も心配性のお話でございます。ただし今日の話は鉄道フアンに馬鹿にされたりするようなことが決してない、鉄道についての大マジメな心配話です
まずは今日の写真をご覧くださいませ。GGIがふだん乗り降りするJR西日本の駅、そのプラットホームに備えられている「非常ボタン」を撮ったものです。この駅はごく最近、一新されてリッパな橋上駅に姿を変えています
非常ボタンの下には以下のように記されています
《線路に人が落ちたらボタンを押してください》
なんとそっけない書き方でありませう!まるでエレベータや飲み物の自動販売機やお店の水洗トイレなどに書いてある注意書きみたいですね。たとえば
「水を流すときは、ボタンを押してください」
非常ボタンのこのようなそっけない注意書きを目にしますと、まるで「線路に人が落ちる」ことは何でもない日常的な行為みたいな気がしてしまいます。線路に落ちたら大ごとなのに、「線路に人が落ちました、はいボタンを押しませう」ではまるで緊張感がありませぬ。人が落ちてもまるで他人事のような書き方です。無神経そのものです。
トランプ君はキム金の核のボタンに「ミサイルを発射するときはボタンを押してください」なんて書いてあったらどうするのですか!!
ごめんなさい、京阪電車さんは脱線しないのに、またまた脱線していました、話を元に戻します
とにかくJR西日本さん、たるんでいます、しっかりしてください。人の命がほうんとに大切と思うなら、
「人が線路に落ちたのに気づいた方は、迷わず、すぐにこのボタンを押してください」
ぐらいのことは書けないのですか!
それに人が落ちてからでは遅いのです、列車が来ていなくても大怪我をする危険があるからでず。
JR西日本の社長様、
あの尼崎の脱線事故以来、貴社は安全第一を方針として列車・電車の運行を行うと世間に約束しています。ですから、こんな非常ボタンを設置するだけという、効果のほどが定かではない安上りの安全対策ですませてはいけません、人の命はお金なんかよりずっと大切なのです。このことがほんとうに分かっているのであれば、安上がりの安全対策なんか止めて、お金がかかってもちゃんと転落防止柵を設置しなさい。
どんな防止柵がいいのかわからないなら、以下のサイトを見てしっかり勉強してください。駅の建物をリッパにしても安上りの安全対策で済まそうというのでは、貴社があの事故を反省していないこと、安全第一の経営方針はウソッパチであることを証明しているみたなものです。しっかり反省し、速やかに改善策を講じてください。それとも誰かが転落して電車に轢かれるのを待っているのですか?
なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・
グッドナイト・グッドラック!