■ 日常の中の非日常なひと時であった朝カフェ読書が今ではすっかり日常の一部となった。
今朝(14日)もスタバの開店直後にカウンターへ。カウンター内のふたりの女性店員とは顔なじみ。「新聞見ました。ラジオも聞きましたよ」と声をかけられ、おじさんはうれしかった。 新聞(MGプレス)の写真を見て「あれ、あの人だ!」と気がついたとのこと。
いつもの席でいつものコーヒーを飲みながら『「わかる」とはどういうことか』山鳥 重/ちくま新書を読む。
**草の形はそれぞれ独特で個性いっぱいです。ですが、草を知らない人、草に興味のない人が見ると、草は見えてはいますが、それぞれの草がそれぞれ違う形をしていることに気がつきません(それぞれ区別できません)。少し注意を集めてしばらく眺めていると、それぞれの形が違うことが見えてきます。**(29頁)
ぼくも本に同じことを書いている。以下にその箇所を引く。**火の見櫓巡りをするようになってから、どれも同じようなものだと思っていた火の見櫓が実はみんな違っているということが分かるようになりました。火の見櫓に関する知識を得て火の見櫓が見えるようになったのです。**(3頁)
読み始めた本のサブタイトルは「認識の脳科学」。この手の本は実に興味深く、今までに類書を何冊か読んでいる。今週末は、いや、今週末も何かと忙しいが、この本を読みたい。