透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

― 火の見櫓講座開催のお知らせ

2019-11-20 | A あれこれ

 火の見櫓講座開催のお知らせです。








静岡県 富士宮市にて


茨城県 筑西市にて

講座ではパワーポイントを使って美しい火の見櫓や珍しい火の見櫓の紹介、火の見櫓観賞のポイントなどをお話させていただく予定です。穂高に立っている火の見櫓の観察も予定しています。

皆さんの参加をお待ちしております。



 開催日時:12月1日(日) 午前9時30分から

 会場:碌山公園研成ホール 安曇野市穂高 碌山美術館向かい

 参加費用:2,500円(700円) 当日テキストとして使う「あ、火の見櫓!」の本代を含みます。既に本をお持ちの方は参加費700円です。本をご持参ください。

 問合せ・参加の申し込み先:ココブラ運営事務局 (株)JOHO 電話 0263-35-9800



 


「芥川賞の謎を解く」を読む

2019-11-20 | A 読書日記



 **(前略)いままでかなりの数の図書館で講演をしてきたのですが、こんなに充実したイベントを、こんなにたくさん行っているところは初めてです。(後略)**という金原瑞人さんの文章が塩尻で開催されている「本の寺子屋」のリーフレットに掲載されている。金原さんは昨年「本の寺子屋」で講演をしていて、私も聴いた。

今年度の「本の寺子屋」は5月19日に三田誠広さんの「本を読むこと/本を書くこと」で始まった。今月17日は今年度12回目、鵜飼哲夫さん(読売新聞編集委員)の「新聞書評と読書」と題した講演だった。

鵜飼さんは小泉今日子さんに読売新聞に書評を書く読書委員(他紙では書評委員とも)になって欲しくて神楽坂で久世光彦さんらと一緒に彼女と飲んで、飲んで、断られ続け・・・、小泉さん(って、なんか変、キョンキョン)が席を外したときの久世さんのアドバイスが効いてやっとOKしてもらった、といったエピソードや安部公房との電話でのやり取りの様子などのエピソードを交えながら新聞書評について語っておられた。なかなか面白い講演だった。

今月24日には歌人の穂村 弘さんの講演会が開催される。この日は都合がつかず参加できないが、今年度最後、来年3月8日の堀井正子さんの講演会には是非参加したいと思っている。SBCラジオで聴く彼女のソフトな声がとても好きだ(過去ログ)。

鵜飼さんの著書『芥川賞の謎を解く 全選評完全読破』文春新書を講演終了後に会場で買い求めた。



「全選評完全読破」というサブタイトルやこんな帯を目にして、買わないなんて選択肢はない。**大江健三郎は田中康夫「なんクリ」をどう読んだか?** どう読んだのだろう。