哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

梅咲けど 一茶(書)

2007-02-21 07:59:52 | 
梅咲けど鶯鳴けど一人かな        小林一茶

 一茶は子供どものころ継母にいじめられ、辛い環境で育って15歳で江戸へ出ている。世間は梅が咲いたとか、ウグイスが鳴いたとかで春の到来を喜んでいるが、自分は一人で生きているんだと自戒している。
 昨年2月大宰府天満宮の「梅の使者」の巫女(みこ)から樹齢20年の紅白の梅2鉢を貰った小泉前首相はこの俳句を詠み上げ、自分の心境を漏らしたという。


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